京都府城陽市久世下大谷の東から西へ延びる丘陵尾根上にあります。
道路よりは一段高い「8号墳古墳公園」内に、良好な状態で保存されています。
列石を置いて古墳の形を表現しています。
全長33m、 後方部一辺長12m・高さ2m、 前方部先端幅13m・高さ1m の前方後方墳です。
墳丘の周りには周濠があります。
墳丘には葺き石が施されていたとみられています。
後方部にある埋葬施設は未調査ですが、盗掘坑に粘土の塊が確認されていて、粘土槨で埋葬されていたものと思われます。
後方部が高く前方部が低い特徴から、古墳時代前期の築造と推定されています。
上大谷古墳群を構成しています。
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