愛知県名古屋市・守山瓢箪山古墳

愛知県名古屋市守山区守山東山、小幡原台地の南部にあります。
守山白山古墳の東、約1Ｋｍのところです。
守山小学校の西隣です。

全長63ｍ、　後円部径36ｍ・高さ5ｍ、　前方部幅58ｍ・高さ6ｍ　　二段構築の前方後円墳です。
北西方向を向いています。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(後　円　部）




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（前　方　部）

昭和27年に行われた測量調査で、墳丘の周りには幅10～12ｍの盾形をした周濠が廻っていることがわかりました。
今は埋め戻されて一部は公園になっています。

墳丘には河原石による葺石が施されていたとみられています。
須恵器質の大型円筒埴輪や水鳥形埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。
内部主体も残っていますが、詳細は不明です。

墳形（後円部より前方部が発達している）や出土した埴輪などから、古墳時代後期・6世紀前半頃の築造と推定されています。

守山古墳群を構成しています。

昭和60年、名古屋市の史跡に指定されています。