古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

東京都大田区・浅間神社古墳

2019-04-27 05:16:51 | Weblog
東京都大田区田園調布1丁目の台地上にあります。
東急・多摩川駅の目の前です。

全長60m、 後円部径32m・高さ6~7m、 前方部先端幅30m・高さ4m  二段構築の前方後円墳です。
浅間神社境内にあり、後円部墳丘上には浅間神社の社殿がたっています。
そのため墳丘は削平を受けています。


             (階段を上ったところが後円部)











墳丘の周りには周濠があります。
墳丘には葺石が施されていたようです。
円筒埴輪や朝顔形埴輪・男子埴輪・女子埴輪・馬形埴輪・猪形埴輪・小鹿形埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。

多摩川北岸台地上の、大田区田園調布から世田谷区尾山台・等々力・野毛にかけて分布している大小54基ほどからなる荏原古墳群を構成していて、その群れの東端にあります。

古墳時代中期・5世紀末から6世紀初めころにかけての築造と推定されています。

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