古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

群馬県前橋市・桂萱(かいがや)大塚古墳

2018-05-26 05:50:42 | Weblog
群馬県前橋市東片貝町1460ほか にあります。
片貝神社の裏です。
「片貝神社古墳」とか「桂萱村9号墳」と呼ばれることもあります。















全長57m、 後円部径?m・高さ7m、 前方部先端幅25m・高さ2.5m  の前方後円墳です。
後円部墳頂には、「月山大神」や「湯殿山大神」「出羽大神」などど記した石碑が立っていて、削平を受けています。







墳丘の周りには盾形をした周濠があります。
墳丘には河原石による葺石が施されていたようです。
円筒埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。
後円部中央にある埋葬施設は、両袖型横穴式石室で南西方向に開口しています。
後円部に上る階段脇の石垣の中に、小さく排水口のようにして開口しているとのことでしたが、残念ながら見逃してしまいました。



古墳時代後期・6世紀後半頃の築造と推定されています。

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