群馬県伊勢崎市・古城稲荷山古墳

群馬県伊勢崎市稲荷町古城甲848の台地縁辺にあります。
「古城古墳」とか「宮郷村1号墳」と呼ばれることもあります。

全長55.2ｍ、　後円部径35.2ｍ・高さ4ｍ、　前方部先端幅？ｍ・高さ？ｍ　　の前方後円墳です。
墳丘は墓地になっていてかなり削平を受けています。

墳丘の周りには周濠があります。
円筒埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていたようです。
埋葬施設は川原石と凝灰岩で造られた横穴式石室です。
石室は全長6.97ｍ・幅0.85ｍ・高さ0.88ｍあるそうです。
倭製珠文鏡、ガラス製小玉、銀製中空丸玉などが出土しています。

資料が少なくはっきりしていませんが、古墳時代後期の築造と推定されています。