古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

愛知県豊橋市・市杵嶋神社古墳

2017-02-25 08:20:18 | Weblog
愛知県豊橋市牟呂町市場45の市杵嶋神社境内にあります。
柳生川のすぐそば、海に突き出した岬に築かれています。











全長60m、 後方部一辺長32m・高さ5m、 前方部先端幅?m・高さ1.5m  の前方後方墳です。

墳丘の周りには周濠があります。
墳丘には葺石が施されていたようです。
後方部墳丘上には市杵嶋神社の本殿が建っていて、墳丘は大きく削平されています。

主体部の調査は行われていません。
くびれ部より土師器の底部穿孔土器と呼ばれる壺や台付甕6点、二重口縁壺4点などが出土しています。
このことから、この古墳の築造時期は古墳時代発生期・3世紀末頃と推定されています。
三河地方最古の古墳です。


「市杵嶋神社」
 聖務天皇の神亀元年(724年)の創建。
 祭神は、市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)。


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