兵庫県姫路市兼田の仁寿山から西南方向に延びる梅が岡にあります。
姫路バイパス北側、河合家墓所前から100mほど南へ進んだ尾根の突端です。
全長約30m、 後円部径?m・高さ?m、 前方部幅?m・高さ?m の前方後円墳です。
円筒埴輪や形象埴輪が採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていたようです。
須恵器や鉄剣なども出土しています。
主体部は、横穴式石室ではなく粘土槨の可能性もあるそうです。
本格的な調査は行われていなく、また資料もほとんどなく築造時期を含め詳細は不明です。
「河合家墓所」
姫路藩酒井家の家老で尊王運動で活躍し、財政立て直しに大きな功績があった「河合寸翁」をはじめ、祖父・定恒や塀山など一族の墓です。
墓所は土塀に囲まれ三段に分かれていて、上段中央に寸翁夫婦、中段に定恒夫婦の墓があります。