靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

ホリスティックな歯医者

2010-06-03 23:57:35 | 出来事や雑感や (子育て)
午後から長男長女次女の歯医者。

一昨年から通いだしたこの歯医者は「ホリスティック」なアプローチをとっている。

ギリシャ語の「ホロス(全体)」を語源として「ホリスティック」。歯や歯茎を、分断された箇所としてみていくのでなく、身体「全体」のなかでとらえていこうというもの。「全体」のなかで様々に異なる器官は孤立して成り立っているわけなく、互いに繋がり影響しあっている、と。


こちらにきて歯医者4箇所目なのだけれど、以前の歯医者と実際に違うと感じる点は、

・定期的なチェックアップですること:
血圧、Ph・ビタミンC・亜鉛レベルをみたり、口の癌検査、あごの関節などもみたりする。

・薬をあまり勧めない:
塩でゆすぐ、とか、治療の後の痛み止めもハーブの錠剤だったり。子供への笑気ガスもなるべく用いない。以前の歯医者では、フッ素入り口洗浄剤毎日用いるように、はあたりまえ、子供たちに毎日フッ素の錠剤を飲むように、妊婦で治療ができなかったとき出産までの一ヶ月間毎日抗生物質を飲むように、などなどのことを勧められたこともあった。

・なるべく安全な質のつめものを用いる:水銀入りは用いず、アマルガムなどの除去技術も高いらしい。

薬やつめものも、もちろん科学的には問題ないとされているものなので、用いたらすぐにどうこうというものでもなく、色々な意見があるのだけれど。

今のところ、私個人的には気に入っている。


子供達、虫歯見つかる。「子供達だけにまかせず、親が手伝ってあげて下さい」と。朝晩歯磨き、夜はフロスも、と一応自分達ではしているのだけれど。間食が多いのも原因のようだ。お菓子を食べているわけでなく、主にフルーツなのだけれど、チョコチョコ食べ、子供達も私も。

しかし、欠かさずこまめに歯を磨く長女に虫歯があり、時々忘れる長男にはない。2人とも同じようなもの同じように食べているのに。これで長男は「歯磨きが虫歯を防ぐ」、ということにどうも納得いかなくなったようだ。

長女チェックアップ。


ホテルのような通路。こちらの病院系って何ともゴージャスな感じのするところが多い。

写真撮り忘れたけれど、待合室一角では、クッキー、クラッカー、ジュースなど食べ飲み放題。チェックアップ後、あま~いチョコチップクッキーに舌鼓。(笑)