靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

早朝のヴィジョン創り

2010-06-13 23:19:48 | 出来事や雑感や (子育て)
子供達がまだ寝ている週末早朝、夫と2人でミーティング。

今日どうしたいか、から来週はどうしていたいか、来月は、来年は、5年後は、10年後は。。。

子供達、夫婦、家族、コミュニティー、そして自身。。。

物質的にも、精神的にも。


夫はこういう話が昔から大好きで、結婚前からどんな夫婦家族家庭を創っていきたいか、というヴィジョンをノートに何度も描くよう頼まれた。どういう家に住み、家の中にはどういったものがあるか、などまでも。10年以上たってそのノートをみてみると、当時創ったヴィジョンの内、物質的な目にみえるものはほとんど現実になっている。五人子供というのはかなりの想定外だったけれど。(笑) 精神的な部分は互いにまだまだスタート地点。

ここ2年程、新しいヴィジョンが必要だ、と口癖のように言っていた夫。細切れ時間にちょこちょこと一緒に創り始めていたのだけれど、子供達に遮られることなく集中できる時間を、ということで、1ヶ月程前から週末早朝ミーティングを始めたのだった。



まずは詳細にヴィジョンを描き、どうしたらそうなるか、と具体的現実的計画や対策。

ヴィジョンだけ描いて観念的に念ずるだけでなく、
具体的現実的計画や対策だけ話して実行しようとするだけでもなく。

両者がセットになるよう。



話せば話すほど現実的にやるべきこと山積み状態。

山積みのやるべきこと、に日々埋もれ、ヴィジョンを見失っていく、すると、疲れ不平不満も倍増していくように感じる。

いつでも目に入るよう、ヴィジョンを書き出して壁に貼ったりしておくといいのだろうな。

そして、一つ一つのヴィジョンが現実となるたび、祝って感謝するのも大事なのだろう。

そして子供の代、孫の代、ひ孫の代、にはどうなっているか、と、自分達が死んでしまった後のヴィジョンも。ネイティブアメリカンの諺「今此処で踏み出す一歩が後7世代にも影響する」を思い出しながら。



と言ってはみるものの、最近は一世代どころか、来月の訪問団(前の日記「夏の訪問団」に詳細)のための具体的現実的計画対策実行で互いにいっぱいいっぱいな状態だ。(笑) ヴィジョンを時々思い出しては自らを奮い立たせる毎日。

今日は訪問団が暮らすスペース確保のための服の整理、彼らのキャンプ釣り用品調達、長男の友人誕生日会送り迎え、グローサリーショッピング、日々の家事育児で一日過ぎていった。現実的に何かを積み重ねていくというのは時間と労力がかかるものだとつくづく感じる。




長男の友人宅で誕生会。かなり急な坂を上り続けてたどり着く山の上の家からはターナゲンアームが一望できる。

熊が庭にも現れるらしくベアスプレーが玄関に。

こんな舟形のプレイハウスも。