ウオーク同好会の11月例会です。11月例会は谷汲山華厳寺の紅葉を愛でる目的で出かけました。華厳寺へ向かうのに樽見鉄道で向かうこととなっていました。
華厳寺はこの地方でも、紅葉の名所で有名な所です。
それに私たちの乗車で、地方鉄道の収益向上に少しでも結びつけばと思います。
(09:04)
大垣駅の6番線と7番線ホームは樽見鉄道のホームとなっています。
9時11分発の樽見行きがホームで待っています。
(09:12)
樽見鉄道の樽見行きは9時11分発で、東海道線の豊橋行き新快速も9時11分発です。
ゆっくり走る樽見行き。
右側は軽快に走って行く豊橋行き。
アッと言う間に駆け抜けていきました。
前方の橋は揖斐川橋梁です。
鉄橋の先に冠雪した御嶽山が見えました。
鮎をかたどった吊革です。
樽見鉄道の沿線には根尾川が流れ何箇所か鮎の簗場が有ります。
そんなことから樽見鉄道は「鮎」のイメージに結び付けています。
大垣駅から谷汲口駅までの乗車券です。
木製枕木とPC枕木が混在しています。
(09:21)
十九条駅と美江寺駅の間を走っています。
線路の両側は柿畑になっています。
先の方に見える山々。
列車はアノ山の方へ向かって行きます。
柿の木に沢山の柿が実っています。
この辺りは富有柿の本場です。
ですからこれらは富有柿なのでしょう。
列車は岐阜県道53号線を乗り越えるようにして進みます。
この場所には踏切が有りましたが、最近立体交差になりました。
(09:28)
北方真桑駅まで来ました。
反対方向から上り列車が待機しています。
CCNetの広告ラッピングの列車です。
広告で収益を上げようと言う取り組だと思います。
モレラ岐阜駅に停車しています。
柿畑の先に工事現場が見えます。
東海環状自動車道の工事が進んでいます。
モレラ岐阜駅で下車して行く人のフリー切符です。
お願いして撮らせて貰いました。
スクラッチカードの形になっていて、利用日を削り取るスタイルになっています。
キップの持ち主は扱い方が判っていないようでして、下車する時になって削っていました。
1日フリー乗車券は1,600円となっています。
(09:38)
列車は本巣駅まで来ました。
反対側の上り列車。
これはプラレール号です。
列車は本巣駅を発車しました。
コンクリートの構築物が見えます。
かつて樽見線だった時に蒸気機関車に給水するための給水塔ではなかろうか。
無用の長物で邪魔物なのか、文化財的な観点から見るべき物だろうか。
蒸気機関車が走っていた時代のことを知らないと、アノ物が給水塔だとは判らないでしょう。
右は織部駅のプラットホームです。
線路わきにPC枕木が置かれています。少しづつ交換に取組んでいくのでしょう。
列車は根尾谷に入ってきました。
樽見線と並行して流れる根尾川です。
線路の横を流れる根尾川。
根尾川は揖斐川に合流しますが、大きな川です。
前方の橋は第一根尾川橋梁です。
トラス橋ですが、橋全体を塗り替えるのが困難なのでしょう。
赤錆た橋梁が有りました。
(09:49)
列車は谷汲口駅に着きます。
駅前にバスが来ています。
駅前に来ていたバス。
列車とバスが接続していて、時刻表では列車が9時48分着で、バスが9時53分に発車します。
接続するようになっています。
(10:16)
谷汲の駐車場の一角にバス停が有り、そこで下車しました。
谷汲さんの参道を歩き始めました。
華厳寺に向っています。
参道の両側からモミジの枝がせり出し、トンネルのようになっています。
今が盛りとなっているモミジです。
山門を通過します。
(10:29)
山門を抜けてきました。
もみじをアップで。
日が当たり、美しさが増しています。
本堂の前まで来ました。
本堂は工事中です。
(10:41)
本堂の裏手にある子安堂です。
子安堂の両側に沢山の涎掛けが納めて有ります。
子どもが健康に育って欲しいと言う親の願い。
涎掛けが取れた時期に納めるものなのだろうか。
(10:44)
華厳寺を後にします。
参道を歩いて来て、有ったのが三桝屋と言う店です。
皆さん、ここでういろうを買いました。
値段が600円となっていますが、私には量が多いのです。
私はこんなに大きくなくても良いので、少なくして売って貰えないかと言ったのですが、全部600円でやっている。応じられないと言う言葉が返ってきました。
何か、売ってやる。という殿様商売のように感じました。
(11:03)
少し早いお昼の時間ですが、店に入りました。
万寿屋と言う店です。
注文したのはおでん定食です。
栗ご飯が付いていました。
(11:46)
参道の店です。ザルに盛った柿が並んでいます。
今の時期だけ開いている店なのでしょう。
500円と300円になっています。この違いは柿の大きさなのでしょう。
(11:56)
こちら、前の店から少し南へ来た所の店です。
ここも店頭に柿が並んでいます。
盛ったのやザルの柿。
一山が100円でした。
先程のとは大きさが違うから安いのでしょう。
バス停まで戻ってきました。
壁にバスの時刻表が貼って有りました。
谷汲は辺鄙な場所です。
それだからか、来客に便利なように樽見鉄道や養老鉄道との接続を良くしています。
私たちが乗車するバスは12時12分発です。
谷汲口で樽見鉄道に接続しています。
(12:07)
谷汲口駅に向かうバスが来ました。
12時12分に発車するバスです。
(12:20)
バスは時刻通りに谷汲駅に着きました。
谷汲口駅の横に静態保存されていたオハフ502客車です。
車体にはオハフ502と表示していますが、解説板に形式的にはオハフ33形客車で、昭和22年に製造されたと書かれていました。
平成2年に展示保存をしたと有りました。
傷んだ塗装の車体です。
もう、撤去すべき時期が来ているのではなかろうか。
(12:25)
定刻に大垣行きの列車が来ました。
この列車。
朝、本巣駅ですれ違ったプラレール号。ラッピング列車です。
この列車、プラレール号の車内です。
車内にプラレールが描かれています。
(12:36)
列車は本巣駅に着きました。12:35~12:38で3分停車となっています。
若い二人の女性が降りました。
そして本巣駅の駅舎に向いました。
朝、大垣駅から谷汲口駅へ向かう列車で二人を見かけました。
二人は一日フリー切符を持っていました。
駅舎へ向かったのは鉄印を求めに行ったのでした。
二人がプラレール号へ戻ってくると列車は動き出しました。
朝、顔を合わせた二人。終点の樽見まで行き戻って来たのでしょう。
(13:17)
大垣駅へ戻ってきました。
26分発の豊橋行き快速が待っています。
この列車、大垣が始発駅です。
最後に
仲間と参道を歩きました。
谷汲さんの紅葉に間に合い、紅葉を愛でることが出来ました。
樽見線の旅。
初冬の時期で、富有柿が沢山実っている風景。
樽見鉄道は40キロレールだと教えて貰いました。
ゆっくり走る列車でしたが、よく揺れました。
初冬の時期でしたが、鉄道の旅を楽しむことが出来ました。
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