Kオジサンの新・山歩きの記

山歩き&ウオーキングのサイト

山が好き 花が好き 自然が好き!!

鈴鹿山地の西端の山  陣尾山(ヒヨノ)(687.4m)・杉坂山(653m)・アミダ峰(645m)・向山(670m)

2016-12-07 23:35:25 | 水曜会

水曜会で、ジオンさんから山のお誘いを受けました。久し振りに水曜会の山行に参加しました。水曜会ではマイナーな山に登ることが時々あります。今回は彦根の南東部。多賀町の山を周回するものでした。
今回のコースは、滅多に人が入らないような山で、登山道が無く、地図とコンパス、それにGPSを使用しての山行でした。連絡を受けて事前に地図を用意したりしましたが、地図とメガネを車の中に忘れ、連れて行って貰ったと言う形のものでした。
勿論、一人ではいけない山でしたし、今頃のシーズンしか行けないのではと思える山でした。連れて行って貰ったのですが、進むコースを探しながら進んでいく。珍しい形の木を発見したりしました。山遊び的な山行だったのですが、面白かったです。

 

乱丸さん提供のGPS軌跡図です。杉集落から北に進み、逆時計回りで周回しました。
杉集落 ― 向山 ―  №184鉄塔 ― アミダ峰 ― 杉峠 ―  杉坂山  ― 
鉄塔下(昼食)  ― 陣尾山山頂(ヒヨノ)  ― 杉集落





集合場所の調宮神社から見上げた山。
この後、あの山に登るのだと言うよう気分で撮影しました。




杉集落に来て、登る仕度をしています。




登る前です。
地図で、これから登るコースを確認しています。




登山口の標識も、何も無い所です。
そんな所から山に分け入ります。




入ってきて、この後、進む方向を見定めています。





この斜面を登って行きます。
直登に進むので無く、ななめに進んでいきます。




nokoさん提供の画像。
斜面を這うように必死になって登って来るKオジサン。





尾根に取り付きました。
ここに来て、甘い匂いがしました。
nokoさんがカツラの匂いだと教えてくれました。
メイプルのような甘い香りが漂っていました。




尾根を登って行きます。




珍しいものを見つけました。
ツチグリと言うのだそうです。
饅頭のような所を押すと、ホコリのようなものが飛散しました。胞子が飛ぶのだそうです。




Uの字の形をした珍しい木。
木の向こう側から、おフザケのパフォーマンスが有りましたが、画像を掲げずにおきます。




向山に来ました。
このプレートが無かったら、この場所がピークだとは判らない場所です。
向山で、鈴鹿300山と書かれています。




次に向かうコースを地図で確認しています。




自然の恵み。
ナメコを発見です。
高さ的に、取り易い高さでして、少しゲットしました。



尾根を進みます。
左は天然林で、右側は人工林です。

時々、「ドーン」と言う雷鳴のような音が聞こえます。そして、また時間を置いて「ドーン」と。
湖西、饗庭野の陸上自衛隊の野外訓練です。
何10キロも離れていますが、砲声が風に運ばれて来ます。
湖北の己高山に登った時に、砲声を耳にした事が有りますが、このような湖東まで届くのだと判りました。
どのような大砲で撃っているのだろう。
防音用の大きなヘッドフォンを付けて訓練している姿を想像します。



今日のKオジサンの後ろ姿。




展望の良い所に来ました。




展望の良いところからの眺望です。
左側が琵琶湖で、白いポール状に見えるのは、フジテックのエレベーター試験塔です。





高圧線の鉄塔の下に来ました。




鉄塔を下から見上げます。
鉄塔には№184と、番号が付して有ります。




平らな場所を進みます。
平坦なので、どの方向に向かって良いのか判り難いところです。



アミダ峰のピークです。
この辺り、大きな杉と杉の古株が散在しています。



杉の古株の下。
お地蔵サンが有りましたが、風雨で顔が削られてしまっています。それだけ古いお地蔵サンなのでしょうか。





こちらは杉の大木です。





再び、平坦な所を歩きます。




林道を歩きますが、道が薄くなり、林道に見えないような状態になってしまっています。




林道が終点となり、そこで終わっていました。
そこから下り、アスファルトの道路へ出ました。
この先に杉坂峠の御神木が有ります。




杉坂峠の御神木の由来が書かれています。
石碑には多賀神木と刻まれています。
多賀大社と関係があるのでしようか。




御神木は少し下りた場所に有ります。




杉坂から杉坂山を目指します。




急な上り坂です。

 




上りですが、少し緩やかになりました。
それでも、先の方は、また急な上りになりそうです。




左は杉坂山に着いたところです。
右は杉の木にプレートが貼られていました。




杉坂山から、わずかな時間で、高圧鉄塔の下に出ました。
展望の良い場所です。
ここで、ランチにする事となりました。




左は霊仙山。その右に鍋尻山と高室山が見えます。
右は霊仙山をズームしました。



皆さんが持ち寄った食材です。




左は食材をチョイスしたものです。右は乱丸さんのうどんです。
この他にサンドイッチが有りました。おなかが一杯になりました。




食事中の皆さん。
鉄塔の下で、風の当たらない場所で、穏やかな陽気の中。ゆったりと昼食が味わえました。




この後、向かう陣尾山山頂(ヒヨノ) です。
一旦下って、再び登らなければなりません。



ランチタイムを終え、出発です。




鉄塔下の広場から一旦下り、再び登り返します。
キツイ上りです。




後ろを振り返りました。





陣尾山(ヒヨノ)に着きました。
ここには三角点が有りますが、プレートなどの表示が一切有りません。




山頂でこの後、進むコースを確認しています。




ジオンさん提供の画像です。
ゼンマイなのかシダなのか。そのような草が繁っていますが、枯れています。
青々とした状態では歩けないかも知れません。




下山して行きます。
左は天然林。右は人工林です。
筆境なのでしょう。




珍しいO字形をした木が有りました。
木から顔を出し、パフォーマンスが有りました。




岩にビッシリと苔が繁っています。





下ってきて、薄くなった林道に出ました。




アスファルト道路に出ました。





寄って相談しています。
何を話しているのでしょう。




杉集落に戻ってきました。




杉集落に有る祠。
内部を見させて貰いましたが、綺麗に清掃されています。
杉集落は廃村のように思えましたが、誰かが時々来ては掃除をしているのでしょう。




ここは多賀町大字杉。
杉集落には5戸から6戸ほどの家屋が有りました。
家々に電線が繋がっています。
夏期だけ居住用にしているのだろうか、今は誰も居ないようにも感じました。



杉集落の駐車した場所から見上げました。
先ほど周回したときに見かけた高圧鉄塔なのか、否か判りません。
それでも、周回の時に見かけた鉄塔や昼食時の鉄塔の幹線には間違い有りません。





山で採って来たナメコ。
味噌汁にでも入れてくれたらと思って採って来ましたが、サトイモやダイコンの煮物に入れてくれました。
歯触りが良く、味も美味しかったです。
まさに天然の味だと感じました。





水曜会の仲間と一緒に山歩きが出来ました。
山の印象は前半と後半で違いました。前半の向山から杉坂峠までは、勿論、山登りのコースなのですが、平坦な場所が多く、ゆっくりと歩いたと言う感じがしました。後半は杉坂山や陣尾山に登りました。急な登りと下りの繰り返しと言う印象でした。
杉坂峠を境にして、南側と北側。何となく、雰囲気が違うように感じました。
地図とGPSを使って辿った山でした。
ルートファイティング的な要素が有り、おもしろい山でした。
水曜会のメンバーとして呼んで貰える幸せ。野山を歩ける体力を保持している自身。実は脊椎狭窄症で、時々シビレが来ます。でも、今日はみんなと一緒に歩く事が出来ました。そのような事を幸せに感じています。
今回、一緒した人。
ジオンさん。
http://www.ogaki-tv.ne.jp/~koike/index.html
乱丸・nokoさん。
http://ranmaru100.web.fc2.com/
山たまごさん。
http://www.geocities.jp/tokaigakko/
あさひさん。
http://blog.goo.ne.jp/seikiti-y
福ちゃん。
そして、Kオジサン。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一宮友歩会・第65回ウォーク... | トップ | 各務原の里山  八木三山 ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごい (モタ)
2016-12-18 10:07:50
道なき道を行くすごい山ですね。
鈴鹿の奥の深さを感じられます。
返信する
カタカナの山 (Kオジサン)
2016-12-18 20:51:38
登山道の無い山を地図とGPS使って、連れて行って貰いました。
山に詳しい人と一緒でないと行けないような山でしたが、おもしろかったです。

コメントありがとう御座いました。
返信する

コメントを投稿

水曜会」カテゴリの最新記事