各務原歩こう会の1月例会に参加しました。今回は近くの山です。百々ヶ峰に登ることになっていて、ながら川ふれあいの森の駐車場へ現地集合となっていました。
集合時間は9時でして、15分ほど前に着きましたが、既にミンナが集まっていて私が一番遅かったです。今回のリーダーは庄チャンです。前日の雪が響いたのか、参加者が少なく12名の参加者です。
今シーズン、初めての雪で、雪を踏み締めての山歩きとなりました。
ながら川ふれあいの森駐車場(9:12) ― キャンプ場トイレ(9:17~9:21) ―
三田洞展望広場(9:52~10:03) ― 管理車道(10:16) ― 西峰(10:32~10:38) ―
反射板(10:43~10:53) ― 西峰(10:59) ― 百々ヶ峰東峰(11:36~12:14) ―
管理車道横トイレ(12:26~12:36) ― 権現山(12:41~12:43) ―
展望あずま屋(13:21~13:28) ― ふれあいの森駐車場(14:16)
今日、歩くコースの地図です。当初は逆コースで歩く事になっていました。東海自然歩道の階段を登るとなると、キツイので、逆に歩くようにして貰いました。
ながら川ふれあいの森の駐車場です。
あの鉄塔方向の右が百々ヶ峰東峰山頂となります。
山に向かう前に準備運動をします。
登り初めです。
朝日が射しています。
雪の有る階段を登ります。
ここからが本格的なスタートとなります。
キャンプ場のトイレを使った後、管理道路を歩き始めました。
今日のKオジサンの後姿です。
今日はトップを歩くのでなく、後ろから着いて行きます。
遊歩道のようなコースを登って行きます。
木の柵が現れて来ました。
後ろからの登山者。
何時も、登っているようなお二人です。
私たちは団体で進むのが遅いので、道を譲り先に行って貰います、
途中で見かけた木札。
ウリカエデと描いて有ります。
幹の表皮が瓜の柄のようなので、ウリカエデと呼ばれるのだそうです。ウリカエデの由来に付いては、H先生から以前に聞きました。
所々の枝に札が下がっています。
右はピンボケでした。
三田洞展望広場
三田洞展望広場に到着です。
眺望の良い場所ですので、ここで休憩します。
人に慣れたヤマガラ。
エサが貰えると思い、寄ってきました。
パンを差し出しエサを与えます。
この時、寄って来たのはヤマガラとシジュウカラです。H先生に、シジュウカラは胸に黒いネクタイを締めているのが特徴だと教えて貰いました。ヤマガラとシジュウカラは仲間なのだそうです。漢字を調べましたら、山雀と四十雀と書くのでした。
杭の上にパンを置きました。
飛んで来て、パンを啄ばみます。
展望台からの眺望
岐阜市の北部。岩野田や山県市方面が見えます。
遠くの山々。
舟伏山の姿が見えます。
展望台から見える山々を紹介しています。
管理道路を横切り、登山道を進みます。
登山道で、犬を連れた親と娘とすれ違い。
可愛い犬を目にして、ミンナはアレアレと言った表情で迎えます。
この時は、何とも思いませんでしたが、このブログを書いていて、後の部分に動物の足跡の箇所があります。
改めて思ったことは、やはり自然の世界。
自然とどのように接するか。
自然環境の破壊となるかも知れません。人間も動物なのですが、自然界に動物を持ち込む事は慎むべきなのではと思いました。
ヤマコウバシ。
この植物。枯れた葉が付いていますが、春に新しい出ると古い葉が落ちるのだそうです。この事もH先生から聞きました。
ヤマコウバシを撮影するH先生。
管理道路。このポイントで、レの字にターンします。右はポイントに設置してあった、ながら川ふれあいの森のルート案内図の一部分です。
登山道を登って行きます。右は後方を振り返りました。後方から単独の女性が、後を付いてきました。何か、喋りながら歩いています。独語なのかと思ったのですが、携帯で喋っていたのです。大きな声で話しながら歩いていました。
登山道から見えた山県市街。
日陰の登山道には、これだけ深さの雪が有ります。
稜線に上がりました。
キツネなのかタヌキなのか。
動物の足跡が残っています。
西峰の三角点の場所まで来ました。
ここで、小休止です。
西峰から反射板に向かう途中、このような指示標識が有りました。過去に百々ヶ峰へ登った事が有りますが、このような指示標識が有ることを知りませんでした。松頼団地や西山団地に行けることを知りました。
反射板の下まで来ました。
反射板の南側です。
正面に金華山が見えますが、葉が繫ると眺望が利きません。
カメラのレンズを交換してみました。
望遠レンズでズームしました。
岐阜城がアップで望めます。
西濃方面の眺望です。
伊吹山をアップで。
山頂の右側はクリアーな状態ですが、左横には雲が見えます。恐らく、凄い風が吹いているのでしょう。
南側。
鵜飼大橋方面です。
反射板を後にして東峰に向かいます。
頭の上を樹が覆っていますが、上に雪が無いので、雫が落ちてきません。雪が残っていたら、解けて頭にポタリと落ちてきます。
左に進むと管理道路で真っ直ぐ進むと展望台に向かうポイントです。
前方が明るくなり、山頂だ!と思いましたが、山頂では有りませんでした。
山頂に到着です。
竹製の手作りの山頂の標識です。
これと同じような物を如来ヶ岳で見た事が有ります。
太い竹を、黙々と制作する姿が想像できます。
左は東峰の木に下がっていました。右は西峰の三角点に下がっていました。
誰もが山頂だと判る地点です。このような場所に自己満足のゴミを放置しないで貰いたい。
百々ヶ峰東峰の展望台。
南側の眺望が開けます。
展望台から見える金華山の岐阜城。
金華山の下は長良川です。
金華山の向こうは木曽川で、その向こうが多度山方面です。
名古屋方面の眺望です。
横のベルト状なのは木曽川です。国道22号線の橋が見え、その右側は東海道線の木曽川鉄橋です。
右手奥に見えるのは川越火力発電所の2本の煙突です。
川越火力発電所の煙突が判るくらいですから、ナガシマのジェットコースターが見えても良さそうです。でも、空気の透視度が悪くて見えません。
横のラインで光るのが伊勢湾です。
船が浮かんでいるのが確認できます。
展望台から降りて、眼を北の方向に転じました。
山頂が雲に隠れていますが、雪の御嶽山が見えます。雲が掛かっていなかったら噴煙が見えることと思います。
山頂でランチタイムを過ごし、下山にかかります。
管理道路の横。トイレの有る場所まで下りてきました。ここで小休止です。
H先生が木の解説です。
トウコマツナギ(唐駒繋)と言う低木です。
コマツナギの名のように、馬の手綱を繋ぐことから来た名なのだそうです。トウが付くように、コマツナギより丈が高くなる木なのだそうです。
花の時期に、見てみたいと思います。
権現山に向かって階段道を登ります。
左は階段道に咲いていたスミレです。右は権現山から降りていく階段に咲いていました。
まだ、寒い時期です。小さい秋見つけたという唄が有ります。スミレを発見して「小さい春見つけた」と言う気分になりました。
権現山に到達しました。
この権現山から進む道は、東海自然歩道となっているコースです。
雪の有る道を下って行きます。
階段の道ですが、階段の高さが大きく歩き難いコースです。
展望台に向かいます。
日当たりが良く、雪が残っていません。
展望あずま屋が見えてきました。
私たちが着いて、出発して行った男性です。
もう、出発するつもりだったのか、喧騒な人たちが着たので腰を上げたのか。
追い立ててしまったのなら、申し訳なかったです。
私は、男性があずま屋に居たのは見ましたが、列の後ろに居て、席を離れたタイミングは見ていなかったのです。
男性の後姿を見送りましたが、今まで歩いて来た山々が望めます。
展望台あずま屋を出発します。
下り坂を歩きます。
この辺りは日当たりが良く雪が有りません。
管理道路のポイントへ下りてきました。
ここから右手に進めば駐車場です。
冬の陽を浴びながら、管理道路を歩きます。
ふれあいの森の駐車場に戻り、整理体操をします。
三田洞神仏温泉
現地解散となった後、三田洞神仏温泉に寄りました。
左は全景。右は入口です。
日帰り温泉となっていて、自動販売機で入浴券を求めます。
岐阜市民と市外の人で差を付けています。私は市外の60歳以上ですので、410円の券を買いました。岐阜市民の高齢者を優遇しているから、この値段で仕方が無いのですが、市外のモノが利用する場合。ボディーソープもシャンプーも完備していない風呂で510円は高いと思いました。
感想
今シーズン初めての雪。新雪の山を歩くことが出来ました。前日の早朝に降った雪でして、私たちが歩く時には樹上の雪は解けていました。お陰で、歩いていて雫が垂れて来る。そのような状態にはなりませんでした。
三田洞展望広場では可愛らしいヤマガラやシジュウカラの姿を愛でる事が出来ました。このように自然と触れ合えるのも、山行の魅力です。可愛いスミレを目にすることも出来ました。まだまだ寒い時期に咲いた花です。寒さに負けず、頑張っているなと感じました。
コース的には馬蹄形に歩きましたが、何箇所かの展望台で眺望にも恵まれました。遠く、御嶽山を眺める事が出来ましたが、山頂辺りに雲が掛かっていて噴煙は確認できませんでした。南側では伊勢湾が肉眼でも見えました。船を見ることが出来たのはラッキーでした。横、一線の光る帯です。この様なことは天候に恵まれる。視力が良いなどの条件がありますが、そんな条件を越えて目に出来る事はラッキーだと、思います。
今日は見えた。今日は見えなかった。そのような色々の自然。それも山の面白さだと思います。
改めて知ったことは、百々ヶ峰に色々のコースが有ると言う事です。西峰から反射板に向かう時、支持標識を目にしました。次は違うコースを辿ってみたいと思いました。
シーズン最初の雪で、初雪でした。そんな山を楽しむことが出来ました。リーダーに感謝します。