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虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

つひに行く道

2007年01月22日 | 日記・雑記
つひに行く道とはかねて聞きしかど
 昨日今日とは思はざりしを

 古今集と伊勢物語に出てくる在原業平の歌ですが。
 今日は感傷的です。

 とても尊敬していた方の突然の訃報がありました。
 定年退職されたばかりでした。昨年暮れに脳腫瘍が見つかってから本当にあっという間でした。還暦を迎えたばかりの若さでした。
 若いころは青年海外協力隊でアフリカで過ごし、海外をたくさん見ていらした方でした。定年とはいえ、時間の余裕の使い方にぜんぜん困るような方ではなく、これからしたいことがたくさんおありでしたでしょうし、私ももっとお話ができると思っていたところでした。これからもっと碁をうってもらえると思っていた中学生も呆然としています。

 日ごろ、昨日今日と同じような明日が続くと錯覚しがちなのですが、こういうときにそうではないことを思い知らされてしまいます。
 本当に毎日を大事に生きなくては。やりたいことは先延ばしにしないで、なんとかできるようにしていこうと思うのでありました。

2007年01月15日 | 日記・雑記
これも発掘品。
陶製の夏の枕だそうです。
「報国」というからには戦前ものでしょうか?
堅いんですがこれで安眠できたのでしょうか?
それにしてもボタン(のような)花と報国と五芒星と華やかです。

時間取れなくてあまりにも映画にいけないのでいらいらしてきました。
今週はなんとしても行ってこようと思います。
DVDではUAと浅野忠信の「水の女」など見ておりますが、どうも私の感覚にフィットしてないようでした。湿度の高さはやたらと感じました。お風呂屋さん内部が「こういうのかな?」と不思議なものを見るようでした。

スキー場に雪はありました

2007年01月07日 | 日記・雑記
 長野のスキー場に行って来ました。
 各地のスキー場の雪不足が伝えられておりましたが雪はありました。
 軒下のツララも盛大でした。
 6日以外はピーカン晴れで太陽光線と空気が痛かったです。
 たまには日常から離れなければ、と長めに家を離れてみようと思ったのですが、いえ、お裁縫とかいろいろ恋しくて。それに私の身体がアウトドアスポーツは引退したいと訴えているような気がします。…やったほうが良いんだろうけど…

 数日分のメールの数にはギャー!!
 これから片付けなくては。

涙の年末(イセエビの呪い)

2006年12月25日 | 日記・雑記
年末のくそ忙しい時に、寝込んでおりました。
お腹に症状が来たので
すわ、ノロウィルスか?!と思ったのですが
さほどひどくならずに、でもやっぱり苦しかったです。

個人的にはイセエビの呪いじゃないかと思ってます。
当分は鮮魚売り場にも行きたくありません。

24日はやっとこ回復して
BSの「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」を
ベッドで見ておりました。
劇場鑑賞6回、DVDSEE版も持っていても
放送されるとやっぱり見ます。
クリストファー・リー、イアン・マッケラン以下の
おじさま、おじいさま方の声はやっぱりもともとの英語が素敵ですねえ。

怖い海老

2006年12月21日 | 日記・雑記
昨日は忘年会でした。
寿司屋で、刺身の大盛りがど~んと。
そして…

刺身のつまについているカイワレをとろうとするとなにやら抵抗感が…

きゃああああああ

生き作りのイセエビが肢を動かしながらしっかりとカイワレを抱え込んでいるではありませんかっ!!

食べられつつある皿の上のものと目が合ってしまいました。

もともと冷たい食べ物は苦手なので刺身も余り好物ではありませんが

…うなされそうです。

怖い蛸

2006年12月19日 | 日記・雑記
目が痛いので映画をちょっとお休みして
詩を読んでいます。

今年は「パイレーツ・オブ・カリビアン」で
大蛸のお化けが出てきましたが
怖かったですか?
東映特撮シリーズなどでも大蛸というのは定番の怪物としてちょくちょく登場しますが、定番になるだけあって新鮮味は薄いかもしれません。

私が一番怖いなと思う蛸は
萩原朔太郎の散文詩「死なない蛸」
水族館の忘れられた水槽で飢えた末に自分を食べ、消滅し-

それでも蛸は死ななかった。彼が消えてしまった後ですらも、尚且つ、永遠にそこに生きていた。古ぼけた、空っぽの、忘れられた水族館の槽の中で。永遠に-おそらくは幾世紀の間を通じて-ある物すごい不満をもった、人の目に見えない動物が生きて居た。

これが、その詩の結びですが、どうでしょう。
すごくナンセンスで怖くないですか?

涙の年末

2006年12月18日 | 日記・雑記
昨年の暮れも警察沙汰とかなかなか大変な状態でありましたが
今年は給湯器とエアコンと車が壊れました。(自宅のだけじゃないし)
ガスカランを増設しました。
車は今晩10時に購入申し込みしました。
なかなか本題に入らない営業さんで時間かかりました。
早く家に帰りたくないのかなあ。
最近また眼の使いすぎですぐ涙目になります。
涙ぽろぽろ流しながら交渉してると本当に情けない。

つ~か~れ~た~。

最近映画を素直に見てないような気がします。
やっぱり楽しまなければ損ではないか、
斜に構えて見るのはやめようと心がけているのに
眼が痛かったり、疲れてたりするので
辛い目評価になってしまう様にも思います。

でも「プロデューサーズ」は何時見ても楽しい!
これが私の今年のベストかな。

お知らせなど

2006年12月11日 | 日記・雑記
 お知らせです。
 私もついにスパムTBに負けまして、トラックバックを保留・承認後に公開することにしました。WEBの片隅でなるべくひっそりと書きたい様に書いていこうと思っている私のようなもののところにまで"hardcore"なんてTBを送りつけるなんて…皆様も困っていらっしゃるのでしょうねえ。

 なんだか忙しい上に、書くより見たいので、感想書いていない映画はたまる一方です。でもぼちぼち苦にならないペースでやっていこうと思います。

 廉価版DVDで「チキチキマシン・猛レース2」を買いました。ヤマダ電機に2しかなかったのですが、いくつまで出ているのでしょうか?
 実はこれ、テレビの再放送みたいなのを見た覚えはあるんだけど、内容をはっきり覚えていませんでした。ちょっと見て笑っちゃいました。何のためのレースとか言うんじゃなくて、ほんとにレースのためのレースしてるんですね。勝つために一生懸命じゃないですか。癖になりそうです。
 それからハリウッド進出前のジェット・リーと日本進出前の金城武の競演という「冒険王」というのも買いました。ジャケットの坊主頭でないリーは今ひとつぴんときませんが、まずは見なくては。
 ジェット・リーといえば昨日「ダニー・ザ・ドッグ」を見ましたが。う~ん、モーガン・フリーマンまで引っ張り出してるんですが、なんかなあ、ちょっとずれてるような…

劇作家 木下順二氏 訃報

2006年11月30日 | 日記・雑記
「夕鶴」劇作家 木下順二さん死去(産経新聞) - goo ニュース

 本日は実相寺昭雄監督の訃報もありました。

 木下順二氏は、教科書で「夕づる」を読んだくらいですから、もう遠いとこにいる先生という感覚の存在だったのですが、その、遠い遠いところから私も尊敬申し上げておりました。
 学生時代「子午線の祀り」を見る機会がありました。
 スポットライトの中で、平家物語の文章そのままに壇ノ浦の悲劇を目の当たりにするようでした。そして影身の内侍の指す先に宇宙の果てを感じました。
 戯曲というのはほとんどがそうですが、「子午線の祀り」は特に、演じられたものを見なくては、と思います。せめて音読。黙読するようなものではありません。どうか一人でも多くの方に舞台を見るチャンスがありますように!

最近のこと

2006年11月28日 | 日記・雑記
 11月に入ってから書いてない日が多くなりました。
 このところ、ずっとお仕事が夜の時間に食い込んでます。
 仮締めも済みそうなのに、設備の故障とか突発的な出費とか立会い事項が立て続けに起きてます。ええ、どうせ決算もやり直しですから。
 私は普段朝6時起床、夜8時以降は映画と寝床というお子様時間(もしかしたら引退後時間かな?)で生活しているので、見積もりのファックスを待っていたら夜の10時なんてのが続くと元気が消耗してしまいます。
 今も「クラッシュ」を書きかけて、眠くて死にそうになりました。明日に回します。でも今日は「Dr.WHO」を見なくては…

化学調味料

2006年11月23日 | 日記・雑記
寒くなりまして、車のタイヤをスタッドレスに取り替えたりしてます。
それで久々に物置を覗いて、古物おきっぱなしの魔窟もちょっとだけ手をつけたりしたら、ひええ、またしてもとんでもないものが!

味の素の缶! たぶん30年位前の。

それにしてもこの大きさは何?

おそらくはご贈答品だけど一般家庭にこんな大量に化学調味料を贈る時代があったのか?!!

お坊さんの書いたものを読むのは好きですが…

2006年11月17日 | 日記・雑記
 11月にはいると私のような弱小事務その他何でも引き受け屋でも忙しくなります。というのに今週は昨年知り合った奥様に誘われて「とても良い話が聞ける」講演会というものに行きました。
 行ってびっくり。なんと宗教法人の集会でした。
 ある公会堂で、きれいにスーツを着た女性が演壇で人生訓話みたいなものを話しています。見渡すと参加者は女性ばかり。男性は1人か2人。
 話の内容というのが
「幸福になるためには人に期待してはダメで、自らの考え方、心の持ち方からである。自分の心のあり方が、人間関係や身体に反映する」
「家庭では夫に7割、子どもに3割の関心を向けるべき。夫婦の円満が子どもを良く育てる。夫に感謝を」
 確かに奥様向けの話だなあ…と感心して、なんでアタシが聞くのかなとは思いましてん。やはり私って、人もなげに好きなことだけして生きているので、意識改革が必要そうに見えるのでしょうか。

 聴いていると、宗教というよりもお悩み事相談とか、苦労してるのは私だけじゃないのねと共感したい方が集まってるみたいで、そこでは金額どうしようと悩むお坊さんへのお布施ではなくて、月々定額のお金を納めるようなのだが、ちょっと話していたらそのお金のことを「月謝」という風に口にする年配の奥様もいらっしゃるのです。
 これって、檀家制度が本当に機能していた時代のお寺さんとか、アメリカの心理カウンセラーみたいなものではないかと思ったのです。今、既存宗教はこういう人に眼を向けているのかな?

 私は映画とか本とかゲームとか手仕事とか、好きなことしてると幸せなのでこういうものに参加する必要性を感じておりません。どうかもう誘ってくださいませんように、と願っています。

バレーにガントレットに

2006年11月09日 | 日記・雑記
テレビに時間とられてなかなかPCに近づけません。
最近NHKBSでイーストウッドの映画をやたら放送するみたい。
今日のBS映画劇場の「ガントレット」去年からBSで何回見てるだろう。
でもやっぱり何度でも見る。
「ダーティー・ハリー」と違ってお荷物的なところは同じでも、この主人公は恐れられてはいない。
それに銃撃がこれでもかこれでもかと続くし、人死にはけっこうでるけど、なんと主人公は人に向けて一発も銃を撃ってはいない。ただその中心にいるだけ。

昨夜から、ハリウッド版エヴァの話題で家中が盛り上がっている。
「ROTRのコンビ再び!で映画作るのか!」
「え~、ゲンドウはヒューゴー・ウィーヴィングじゃなかったのか?」
「キアヌ・リーヴスは何の役?」
「ミサトの彼氏とか」
「あれはもっと変な奴がいい!」
いえほんと、年代超えて大騒ぎ。
(家中でエヴァンゲリオン読んでていいのか)

 キアヌ・リーヴスといえば、私は坂田靖子の「伊平次とわらわ」の伊平次になんとなく彼の容貌をあててしまう。勘がいいけどちょっと抜けてて、物事の受容範囲の広い、でもスッキリして清潔感のあるいい男…ただの好みです。

明日はいい加減映画の感想書こう。

連休中など

2006年11月06日 | 日記・雑記
・お出かけ
 木曜夜から長野県松原湖高原に行って来ました。
 紅葉は盛りを過ぎた頃で落ち葉の季節の真っ盛りでした。
 昼はお天気ならそこそこ温かいのですが、朝は0度近くまで気温が下がり、さすがに高原です。

 唐松林の中、風が吹くとそれほど強くなくても、もう1日で全部落としてやると云う勢いで唐松の針が雨のように降ってきます。気持ちの良い戸外で飲もうとコーヒーカップを持ち出すと、30秒しないうちに、松の針がこんもりとコーヒーの上に積み重なります。
 自然というのは、清々しくても一筋縄ではいきません。

・映画
 最近映画見るだけになってますが、
「40歳の童貞男」
「アイス・エイジ2」
「クラッシュ」
はちゃんと感想書きたいと思います。
「大魔神」は見ながら寝てしまいました。
「マッハGoGoGo」は、実写化されるそうなので一本見てみましたが、理解できないところも多く、もう少し数をまとめて見られるかどうかリサーチしなくては。

・円谷プロの作品の系譜
「怪奇大作戦」を見て、これに続くのはなんだろうと考えていましたが分かりませんでした。
「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」それに「ガス人間」などの東宝映画の一群は異形の宿命の悲しみみたいなものを強く感じます。この雰囲気を持ったものが見つけられません。

腎臓腫瘍・腫瘍マーカー反応・潜血反応だって

2006年10月14日 | 日記・雑記
 2日ぶりにこの記事を書いている私用のPCを立ち上げました。
 前に精密検査をしましたが、なんと要再検査がまたまた3項目も!
 いや、どうせまた経過観察だろうけど、やんなっちゃいます。来年は検査の前に精進潔斎・斎戒沐浴などしてすっきり検査をパスしたいですねえ。

 ちょっとまとまった時間ができましたので山田風太郎の「焼け跡」「闇市」の戦後日記をまとめて読んでいました。「不戦日記」「虫けら日記」以外はまだ文庫化されていないと思います。ハードカバーで重いのですが、今の北朝鮮のことも思わせるようなところもあります。さっさと文庫化してもっと読まれるといいのに、と思わずにいられません。