マイミクkyocoronさんのアルバムタイトルにあやかって、
三毛ネコの「とるに足らない(?)日常」を、自問自答形式でレポートしておこう。
Q:住んでいるのはどちらですか?
A:群馬県高崎市郊外です。利根川まで2キロくらいで、広々とした田園地帯。昔は桑畑が拡がる養蚕地帯でした。お天気がよければ、上毛三山や、浅間山がよく見えます。谷川岳や日光の連山も。
Q:自宅は農家なんですか?
A:そうですね。いまは自宅で食べるだけしか米は作っていません。品種は父の好みで「ヒトメボレ(ひとめぼれ)」。数年前までは、農協を通じて売っていたんですが。野菜は買うことはほとんどありません。季節の野菜をつくり、それを食べて暮らしているんですね。
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ぼくは長いあいだ読んでいた 分厚い本をとじる。
一昨日はダンテの「神曲」だったし
昨日は「現代語訳古事記」だった。
どんな本を読んでいても 退屈と興奮が交互にやってくる。
四、五日まえには 金子さんの「鮫」のほとりに立って
汗ばんだ膚から熱を奪っていく風のようなことばにゆられながら
一ページごとに 絶句していたけれど。
本の中にひそむ正体不明の盗賊たち。
たえず 読者のこころを狙っているやつら。
読みおえたあとで ぼくはいつだって
自分のこころを修復しなくちゃならない。
――なぜかはわからないけれど。
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昨年秋から、写真ばかり撮っていて、ろくすっぽ本を読まなかった。
とはいえ、まったく活字の世界からはなれていた・・・というのではない。
クルマの中にも、ベッドの枕辺にも、リビングにも、たくさんの本が置いてあり、書棚におさまりきらない書物が、あちこちに平積みになっている。
それらは「いつかは読もう」と思って、わたしが買いもとめた書物なのであるが、読んだのはおよそ1/10くらいだろう。いったい何冊の書物とともに同居しているか(笑)。
われながらあきれて、とてもじゃないが、その数を数えてみる気など起こらない。
詩を書きはじめたころから、「そろそろ活字モードへ移行したいなあ」という漠然たる欲望を、こころの片隅に感じてはいた。
森山大道さんの写真集を“読む”ことも、広義の読書に入るのだから、そういう意味では、読書をあまり「厳密に」定義する必要はないだろう。
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いま現在、mixiのトップページに「あしあと機能改修実施のお知らせ」が表示されている。
この<改修>によって、mixiはそのおもしろさが半減してしまった。
むろん、そう考えていない方々もおられるだろうが、とりあえずいま、三毛ネコsyugenはそう考えている。
はっきりいって「凋落の第一歩」にならなければいいが・・・。
毎日日記をアップしているようなヘビーユーザーほど、がっかりしているに違いない。
わたしのお友達では、さすらいの筋肉マンさん、えいもんさん、彦星さんなどが、これに該当する。
モチベーションが下がらなければいいが――と、わがことのように心配である(^^;)
しかし、これを機に退会し、他のSNSへ乗り換えるユーザーも出るだろう。
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マイミクケンちゃんの日記で、村上春樹さんの演説を聞いた。
非常にまっとうな意見だし、タイムリーな社会的な発言なので、
あとで原文をダウンロードし、詳しく読んでみるつもりである。
まあ、日本人の「最大公約数」的な部分があるとはいえ、この発言自体が、イベントの聴衆へ向けたものなので、そのことを考慮しなければならないだろう。
非現実的な夢想家。
わたしは村上さんのよき読者ではない・・・というか、短編作品を2つ、3つしか読んではいないけれど、このあたりには、村上さんのシニスムがにじんでいておもしろい。
小説家や詩人には政治的な、あるいは社会的な発言をする人がとても少ない。
それはそれでいいのだとわたしは思う。
とんちんかんな、つまらない発言をするヒマがあったら、よい作品を作り上げて、それを読者に提供し、よろこんでもらうほうがまっとうである。
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どんな町にだって 時のよどみがある。
いろんなものが浮きつ 沈みつしながら
ごろんごろんところがったり
まるまる一ヶ月以上じっと動かなかったり
甘いため息のようなものをもらしたり
妙齢の美女の腰にすり寄るような風情をしめしたりしている。
腐臭がだよっているが 不快というのではない。
豊満な乳房なのに セクシーというのではない。
遠く あるいは近く輝いているのに まぶしいというのではない。
犯行はおこなわれたのに 犯人というものはいない。
かつて工場群がひしめいていたはずなのに その痕跡はない。
ぼくは歩いているのに ゆくべきところはどこにもない。
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仕事で出かけたついでに、昨日、ある霊園の周辺を歩いてみたら、めずらしいゾウムシを発見した。
初見か二度目か・・・忘れっぽいので、断言はさけておこう(^^;)
ネットで検索したところ、マダラアシゾウムシと判明。
これだけ特徴がはっきりしていれば、同定は容易である。
一枚目はストロボなし、二枚目は、本来の「色」を再現するため、内蔵外ロボを発光させたカット。
広角で周辺環境を取り入れると、こんな感じ・・・。
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お昼近くなって、高崎にある「N湖小湿原」へ出かけた。
地図上に「N湖小湿原」という場所があるわけではなく、これは三毛ネコのsyugenの命名による。
乾燥がすすみ、湿原そのものは、半ば死にかけている。
4年ばかり以前に発見して、毎年数回通っている。
ことしはこれが2回目。ようやく「生態写真」のエンジンが始動しはじめた(^_^)/~
規模は小中学校の校庭ほど。たまに草刈りがおこなわれる程度で、ほとんど放置されているので、小動物や昆虫にはうってつけの環境。わたしにいわせれば、棲息密度の高い観察&撮影ポイントなのである。
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マイミクのモイリリさんに、わたしがいちばん尊敬するかぜくささんのホームページを紹介するため、久しぶりに「私の回り道」を訪問した。
あれほどにぎわっていた画像掲示板は廃止されたままだけれど、
彼女はむろん健在。写真のアップなど、ちゃんとつづいているので、一安心。
詩人であり、ナチュラリストであり、画家であり、写真家であるかぜくささん♪
たった一度の出会いは、びっくりするような偶然の出来事として、わたしの記憶にしっかり刻みこまれている。
私の回り道
http://nono22.sakura.ne.jp/
どうです? 比類のないすてきなホムペでしょ。
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わたしはチョウの写真が撮りたくて、はじめてのデジ一、ニコンD70を買って、チョウの撮影をはじめた。
それが2005年の初夏のこと。
http://www.geocities.jp/syugen2005/this-summer-butterflys-1.htm
いま振り返ると、いかにも素人臭い初心者の弁なので、冷や汗ものだが、ここにあるホソオチョウや、アオバセセリなどは、その後まったくといっていいほど姿を見かけていない。
半径約50kmと区切って、周辺を走りまわり、撮影ポイントを10カ所ほど選んで、春先からそこへ足繁く通いつめる。
まるで恋人に逢いにいくように・・・。
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