二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

高梨豊「面目躍如」その他のこと

2019年06月28日 | 写真集、画集など
BOOK OFFにどなたか大量に本を放出した方がいる。 今日は森山大道さんの写真集「凶区」はじめ○9冊、金額で○万5千円も買ってしまった(^^;)アセ  その中でわたし的に最大の目玉がこれ、高梨豊さんの「面目躍如」「ライカな眼」。 とくに前者は20年ばかり昔、神田古書店街で8千円くらいしたなあ。 そんな写真集が田舎のBOOK OFFで手に入るとはねぇ。 えっ、高梨豊知らないって!?  フィルム . . . 本文を読む
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蘇るロバート・キャパの光芒

2018年02月08日 | 写真集、画集など
(岩波文庫版、ロバート・キャパ写真集。定価1400円+税) 税務署、市役所へ納税相談にいった帰り、書店に立ち寄って、岩波文庫シリーズとして刊行されたロバート・キャパの小さな写真集を手にいれた。 オビ広告にも書かれているように、岩波文庫初の写真集! 約300ページ。 それをパラパラと眺めながら、不覚にも、目頭が熱くなった、これまで何度も視ているはずなのに。 それはなぜか・・・ということをかんが . . . 本文を読む
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アルブレヒト・デューラーのリアリズム ~「ネーデルランド旅日記」(岩波文庫 前川 誠郎訳)の方へ

2018年02月04日 | 写真集、画集など
(本屋の散歩で発見し、しばし立ち読み。そのまま買ってかえった岩波文庫) アルブレヒト・デューラー著「ネーデルランド旅日記」がどんなものなのか、岩波文庫の内容紹介にはつぎのような記事がある。 《1520年夏、五十歳の画家は途切れた年金の支給を新皇帝カルロス五世に請願すべく、妻と侍女を伴い遠くネーデルラント(今のベルギー地方)への長旅に出る。その時綿密に付けた出納簿である本日記にはエラスムスやルッ . . . 本文を読む
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「4月25日橋」内藤さゆり写真集(桃青社2009年刊)をめぐって

2017年11月21日 | 写真集、画集など
(たまたまBOOK OFFで見かけお安く手に入れることができた) 以前から何となく気になっていた写真集を手に入れた。 「4月25日橋」とはおかしなタイトルだなあ・・・と思っていた。ところが店頭で立ち読みしていたら、あとがきでリスボンはテージョ川に架かる「しがつにじゅうごにちばし」という、橋の名と書かれてあった。 表紙はこの橋のある風景が使われている。 河口付近にある大きな赤い吊り橋。1974 . . . 本文を読む
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「私情写真論」荒木経惟(月曜社刊)

2017年06月21日 | 写真集、画集など
「アサヒカメラ」6月号は荒木経惟の特集号だった。手に入れようかどうか迷ったが、結局見送った。 荒木さんが、最良・最愛の妻陽子さんを亡くしたのは1990年。 「東京猫町」や「エロトス」の刊行が1993年だけど、このころから荒木さんがつまらなくなって、伴走するのをやめた。 「なんだ、まだくり返している」と、そんな印象がある。新境地をきり開いてくれるものと、漠然と期待していた。 しか~し、陽子さんが死 . . . 本文を読む
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「なにも願わない手を合わせる」藤原新也(東京書籍)平成15年刊

2017年04月02日 | 写真集、画集など
堀田善衛さんの「ゴヤ」第2巻に突入。予想以上の出来ばえ。 成人男子向け、評伝の傑作といっていいだろう。 夢中になるあまり、さきへさきへとページを繰って、その手が止まらず、 睡眠不足になりそう。 辛辣かつビターなこの味わいは、なんとなく爽快でもある。辛口度10点満点として、8-9の激辛レベルといっていい。 ところで買いそびれたままだった藤原さんの「なにも願わない手を合わせる」(写真)を中古書店で発 . . . 本文を読む
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ゴヤへの旅、その準備

2017年03月18日 | 写真集、画集など
上州大古本まつりで、思いがけず堀田善衛のゴヤ4部作のうち、第1巻をのぞく3巻をハードカバーで手に入れたため、ゴヤへの関心が再燃した。 はじめてゴヤに接したのは1971年、上野西洋美術館で開催されたゴヤ展を視たとき。そのあと、1997年だったか8年に友人二人とスペインへでかけ、プラド美術館でゴヤと再会をはたした。 このときはトレドでエル・グレコの「オルガス伯の埋葬」と出会い忘れることのできない旅と . . . 本文を読む
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梅佳代と川島小鳥の写真集

2017年03月08日 | 写真集、画集など
(「じいちゃんさま」と「未来ちゃん」。どちらもBOOK OFFで購入) 写真集が好きなので、年間7~8冊は買って愉しんでいる。価格が高いし、マニアというほどではないから、そうそう手許にやってくるわけではない。 見るというより、わたし的なスタンスとしては「写真集を読む」という表現がぴったり♪ ■「じいちゃんさま」(リトルモア2008年刊) 梅佳代さんは、これまで写真集を何冊か買ってある。その . . . 本文を読む
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二冊のパリ写真集

2017年01月15日 | 写真集、画集など
今日はすっかり寝坊し、目覚めたら9時半過ぎ(ノ_・。)  外を眺めたらうっすら雪化粧・・・こりゃいかん! いかんぞ!!  遅刻はともかく、ソーラーパネルに着雪すると、発電能力セロの危険があるから、雪下ろししなくて・・・と思いつつ雑用にまぎれぐずぐずしているあいだに融けてくれた、ヤレヤレ( ´。`) 雪下ろし用の道具は用意があるけど、それで事が足りるか否か?  まだいっぺんも使ったことがないから。 . . . 本文を読む
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森山大道インタビュー

2016年12月19日 | 写真集、画集など
「絶対平面都市」は、これまで雑誌に掲載された森山さんへの8本のインタビューをまとめた本。 荒木経惟さん、藤原新也さんとともに、森山さんほどたくさんのエピゴーネンにかこまれている写真家はいない。 インタビュアーはことばを慎重に選んで、理解の触手をのばそうとする。それに対して疑問を投げかけ、韜晦し、拒絶し、論点を変えようとする。 「おれをそんな簡単に理解しようと思うなよ、おれ自身にもよくわかってない . . . 本文を読む
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