二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

別名センナリホオズキ

2021年06月30日 | シャッフル/photos
気になるので調べたら、オオセンナリという名である。 《江戸時代の末期に日本に入ってきた植物で観賞用に栽培され、別名「センナリホオズキ」とも呼ばれています。》とのこと。 これが何とも不思議な風情(^^♪  まるでガラスで作ったような半透明の花弁、そして独特な鞘。 好きになりそうだにゃ(*´v`) . . . 本文を読む
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ニゲラのタネ

2021年06月29日 | シャッフル/photos
ニゲラという植物は花が風変りで、色の種類が多く、おもしろいけれど、タネになっても、棘のあるヘルメットをかぶった宇宙人みたいです´・ω・  これ何ですかと訊くと、ニゲラのタネですと、土いじりをしていた上品なおばさまが教えてくれた。 指で剥くと黒っぽいタネが飛び出した。 へええ、はじめて見ましたよ, ニゲラのタネ(゚ω、゚) . . . 本文を読む
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原彬久「吉田茂 -尊皇の政治家-」岩波新書(2005年刊)を読む

2021年06月26日 | エッセイ(国内)
原彬久と表記し、あきひさではなく、よしひさと読ませる。 この方の著作を手にするのははじめてである。 Amazonでの評価は平均で星2つ半、あまり芳しいとはいえないのだが、最初に結論をいえば、わたし的には、評伝の秀作といった感想を抱いた。 目次はつぎのようにならんでいる。 第一章 人生草創 -維新の激流に生(な)るー 第二章 帝国主義を抱いて -外交官の軌跡― 第三章 体制の淵から -反軍部の旗幟 . . . 本文を読む
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つるの先端

2021年06月24日 | シャッフル/photos
わが家の裏に生えている、つる性植物の先端。 ぐんぐんのびてきて、他の植物の枝に絡みつく。何でもないようだが、放置するとどんどん、容赦なく絡みついて、枯らすことはないまでも本家本元を日陰者にしてしまう(ノω・、)  このあいだも引っ張ったら、2m以上ずるずると剥がれてきた。 可愛いようだが、始末が悪いのだ。 . . . 本文を読む
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孔雀のオリの前で

2021年06月23日 | シャッフル/photos
しばらく写真的には眠りこけていた( -ω-)  だけど先日、何か月ぶりかでふと「撮りたい!」という意欲が。 曇っていたがそれがありがたかった♪   1時間と少しで36枚1本を撮影。 明らかに失敗しているものをのぞき、2本分を現像データ化してもらった。 この一枚は孔雀のオリの前の人たち。 TRIP35とロモネガの画像であ~る(´Д`) 強烈な光と、うす暗い陰が混在する、フィルムにとってもレンズに . . . 本文を読む
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オリンパスTRIP35を思い出す

2021年06月21日 | シャッフル/photos
こんなカメラを持っていたことを思い出し、チェックしてみたら使えそうなので、ロモカラー100を装填し近場で撮影してみた。 ピントはゾーンフォーカス、EEフィルムカメラ。 これのすぐれているところは何といっても電池いらずなところ。 セレン受光素子は立派に現役。オリンパスTRIP35忘れていてごめん♪ 素通しのファインダーなので、デジカメと併用していると、よくピント合わせをうっかりしてシャッターを切っ . . . 本文を読む
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読書という悪習について

2021年06月18日 | エッセイ(国内)
■青柳正規「皇帝たちの都ローマ 都市に刻まれた権力者像」中公新書(1992年刊)レビュー 塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでしまったいまとなっては、意義がうすれてしまった。第一、略年譜もないし、内容にぴったりとした地図も、必要最小限度。 しかも、人物にではなく、建築物に照準が合わせてある。 ところどころすぐれた省察があるものの、最後まで読み通すのがいささか苦痛だった。 1992年とい . . . 本文を読む
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この紅色の花は?

2021年06月16日 | シャッフル/photos
左はキバナコスモスの一種、右はスカシユリの蕾だろう。 しかし、真ん中にある、この紅色の花はなんだろう(´・ω・)?  現場ではベニバナかな・・・と思ったのだけど、ベニバナは黄色以外はないようだ♪  さっきから調べているけど、わからんなあ。 どなたかご存じですか?  なお後ろに見えているのは利根川。 たったいまふと思いついたのだけど、アザミの仲間かしらね。 . . . 本文を読む
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鹿島茂「子供より古書が大事と思いたい」文春文庫(1999年刊)がおもしろい♪

2021年06月13日 | エッセイ(国内)
鹿島茂さんの本はこれまで5-6冊読んでいる。 イギリス文学なら丸谷才一さん、フランス文学なら鹿島さん。そのお二人を情報源として頼りにし、意識するようになったのはいつからだろう。 挿絵入りの本というものが世の中には存在する。その真の魅力を教えてくれたのが鹿島さんであった・・・と思う。 いつか数えたら「濹東綺譚(ぼくときたん)」の岩波文庫は5冊も手許にある。なぜかというと、BOOK OFFの100円 . . . 本文を読む
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岩波文庫リクエスト復刊 「リイルアダン短篇集(上)」

2021年06月10日 | シャッフル/books
本日はいつも以上にマニアックな話題。 岩波文庫リクエスト復刊の一冊´・ω・ 1952年発行、1988年復刊の辰野隆選「リイルアダン短篇集(上)」が100円+税の棚に置いてあった。 リイルアダンってだれ?  知らんなあ、そんな作家。 しばらく考えたが、どうもヴィリエ・ド・リラダンのことらしい♪ 帰って調べたら、やっぱりそうだった。 持ってはいないけど、リラダンといえば「未来のイヴ (創元ライブラリ . . . 本文を読む
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