二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

鉄板ハウス「つくしんぼ」

2024年01月31日 | シャッフル/photos
鉄板ハウス「つくしんぼ」だってさ♬  寄ってみようかどうか、このところ迷っている。 お好み焼きともんじゃ、両方やっているんだねぇ。 閉店した様子はない(失礼)けど、看板は一部壊れているし、平日に客のクルマが止まっているの見たことない。 じいさんばあさんが顔をだすのか、自分もそうだけど(笑)。 . . . 本文を読む
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むかし好きだった時代小説の池波正太郎

2024年01月31日 | 小説(国内)
ちょっとした気まぐれから、池波正太郎への関心が蘇ってきた(*´ω`)  「鬼平犯科帳」が11-2冊、「剣客商売」と「仕掛人・藤枝梅安」はそれぞれ数冊。今回はまずは梅安から。 その昔、台東区役所の資料館へ出かけたこともあった。文字が大きくなった新版を、気がついたら20冊ばかり買い直していたよん。 どういうわけか、日本のハードボイルドというと、まず、時代小説の池波正太郎を思い出す。 文庫本で、現在5 . . . 本文を読む
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影が躍る

2024年01月29日 | シャッフル/photos
おお、影が躍っている。 小学生だろう。髪の毛が風にうねって、それが車体に美しい影となって映っているんだね(^^♪  小学校時代の、漠然としたワンシーンを思い出す。 こんな写真プレゼントしてくれてありがとう。 . . . 本文を読む
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仕事にかけた男たちのクールな神話 ~ギャビン・ライアル「深夜プラス1」のいま

2024年01月26日 | ミステリ・冒険小説等(海外)
■ギャビン・ライアル「深夜プラス1」鈴木恵訳(ハヤカワNV文庫 2016年刊 新訳トールサイズ)原本は1965年 冒頭からこんなことをいっては申し訳ないが、かつて冒険小説の最高峰の1冊として取り沙汰されていた「深夜プラス1」。 だが、今回の読書では、わたし的評価では、残念なことに冒険小説のオールタイム・ベストの30から陥落しそうである。 本編を有名にしたのは、よく知られているようにコメディアン . . . 本文を読む
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プレリュードとフーガ、そして雨 ~ヒギンズ「死にゆく者への祈り」を読む

2024年01月19日 | ミステリ・冒険小説等(海外)
   (左はトールサイズの、右は旧版の表紙) ■ジャック・ヒギンズ「死にゆく者への祈り」井坂清訳(ハヤカワNV文庫 1982年)活字が大きく読みやすい<トールサイズ> 原本は1973年 小説全体にバッハのオルガン「プレリュードとフーガ ニ長調」などが鳴り響く♬  そしていつまでもやまない雨。この作品は、情念がメラメラと燃えているような一篇である。 なぜか、読み了えるまで、ずいぶん時間を要し . . . 本文を読む
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新訳の「深夜プラス1」

2024年01月15日 | シャッフル/books
ムハハ、知らなかったなあ。「深夜プラス1」は菊池光訳だと思い込んでいやした(;^ω^)  2016年に鈴木恵さんという人の新訳がハヤカワ・ミステリ文庫から刊行されていたんですね。 よそのジャンルに気をとられていたから、うっかりしていた。 文字が大きくなったのは大歓迎だけど。 . . . 本文を読む
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メグレという男とその周辺 ~シムノン「メグレとマジェスティック・ホテルの地階」を読む

2024年01月11日 | ミステリ・冒険小説等(海外)
■ジョルジュ・シムノン「メグレとマジェスティック・ホテルの地階」高野優訳(ハヤカワ・ミステリ文庫新訳 2023年刊)原本は1942年 作品的な出来不出来だけいえば、たいしたミステリではない。 パズルでよくある小説のように、最後に“名探偵メグレ”がこんがらがった謎を、名推理によって解きほぐしてくれる。「あれれ、そうくるんですか?」 わたしはちょっと虚を衝かれましたよ(´Д`) でも、この「メグ . . . 本文を読む
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時効がせまっている男たちを追いつめる ~シムノン「サン=フォリアン教会の首吊り男」を読む

2024年01月06日 | ミステリ・冒険小説等(海外)
■ジョルジュ・シムノン「サン=フォリアン教会の首吊り男」伊禮規与美訳 新訳(ハヤカワ・ミステリ文庫 2023年刊)原本は1931年 小説家デビュー初期の3冊の中の一篇らしいけれど、ミステリとしてはちょっと変則的なストーリー展開となっている。犯罪が起こったのはおよそ10年前、このころのフランスでは殺人が10年で時効になるようだ。「首吊りの男の絵」(第6章)をめぐるエピソードにふれているあたり、往 . . . 本文を読む
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篠山紀信逝去

2024年01月05日 | 写真集、画集など
「明星」「プレイボーイ」など、激写で名をはせた篠山紀信さんが、83歳で亡くなった。 数日前、朝日文庫の「決闘写真論」を手に入れたばかり(*´ω`)  「アサヒカメラ」に連載されていたのを憶えている。とくに「家」「寺」「平日」の回が鮮烈。 中平卓馬アッジェ論、W・エバンス論も刺激的でドカーンとやられた。 フィルムカメラ時代の英傑といえるお二人。 節目かな、時代の(´・ω・)? . . . 本文を読む
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内藤陳さんがいたころ(^^♪

2024年01月04日 | エッセイ(国内)
内藤陳さんが、ゴールデン街で「深夜+1」をやっていたころ、友人と出かけたことあった。お遭いできなかったけど、馳星周さんもいなかった。 令和のこの時代、「冒険・スパイ小説」ってどうなんだろう(´?ω?)  「読まずに死ねるか!」が昭和60年。名著だったなあ。 「ジャック・ヒギンズを知らない? 死んで欲しいと思う」など、決めゼリフがカッコよかった。 陳さんはその後、日本冒険小説協会の会長になってい . . . 本文を読む
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