二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

落雷被害

2012年07月30日 | Blog & Photo
群馬県・・・昔の国名でいえば上州ということになるけれど、この地方は夏場、雷の発生が多いことで知られている。わたしが子どものころは、週に3~4回は雷雨があったような記憶がある(^^;)その雷、年々発生数が減少し、いまではめったに発生しない。ところが、7月28日(土)に、高崎・前橋地方は、かなり激しい雷雨に襲われた。日曜日、会社に出社してみると、パソくんが、ネットにつながらない(~o~)え? えーと・・・どうしたの?固定電話をかけようと思ったら、ツーというあの音も聞こえない。 iPhonで電話の故障を呼び出したら、なんとiPhonの故障にしか対応していないことが、はじめてわかった。NTTの光回線の故障はどこへ連絡したらいいんだろう?というわけで、災害時(・・・たいしたことはないが)の不便を痛感させられた(T_T)近くの公衆電話から、113へTELしたら、光回線は0120 000 113へかけなおすようにいわれ、そこへ電話したら、回線が混み合っているため、あとでおかけなおし下さいというメッセージが流れるだけ。 . . . 本文を読む
コメント

ブラームスの4個の宝石

2012年07月29日 | 音楽(クラシック関連)
《ブラームスには、表面のあの謹直そうな容貌のかげに秘められた、濃厚な官能的なものへの憧れがある》(吉田秀和)2012年5月22日に、音楽批評の世界に巨大な足跡を残した吉田秀和さんが、98歳のご高齢で逝去された。わたしのように、この人のことばによって、音楽の聴き方を教えられたファンは、日本中にかなり大勢いるに違いない。NHK「クローズアップ現代」でも取り上げられていたのを、見た方もおられるだろう。この2、3日、あまりの猛暑のため、外出をひかえて、エアコンの効いた部屋で、ブラームスの4個の宝石ばかり聴いてすごした。昨日、群馬県館林市では、最高気温38.4℃を記録。こちら前橋でも陽炎がたっているように、風景がゆらめいて見えた。ブラームスの4個の宝石とは、交響曲1番から、4番までをさす。この4曲こそ、世界にあまた存在する楽団の至宝であり、ドル箱であるということは、数日まえに日記でも書いた。 . . . 本文を読む
コメント

3,548位

2012年07月28日 | Blog & Photo
連日連夜、うだるような暑さ。いまが夏の頂点なんでしょうが、35℃36℃の暑さがこうつづくと「暑さ疲れ」してきますね。昨日など、木陰にクルマを止めて、エアコンをかけ、1時間ばかりうたた寝。それでもたまった疲れは、靄みたいにたちこめていて、冷えたビールをぐいと呷ったくらいでは、逃げていかないものです。わが家は鉄骨系のプレハブ住宅なので、夜間になってもなかなか熱がひかず、一晩中エアコン、または扇風機のお世話に。これがまた、気怠さを助長しているようです^^;高校野球など見ていると、選手、応援団、たいへんだろうなあと、そっちばかり気になります。よく冷やしたスイカやアイスをたべても、いっときのこと。木陰のありがたさを痛感しています。 . . . 本文を読む
コメント

カメラ、夏のお手入れ

2012年07月27日 | Blog & Photo
このところ連日、35℃前後という猛暑日がつづいているけれど、カメラ愛好家、フォトグラファーの皆様、機材のメンテしてますか?こういう湿気の多い高温は、機材にとってもきびしい環境なのです。カメラを外につれ出し、長時間使用する。あるいは、うっかり炎天下、クルマの中に入れっぱなし。そして機材にふれてみると「アチチ~」なんてね^^; 機材の適用温度は、ほとんどの場合、上限40℃に設定してあるけれど、黒いボディ、レンズは、ときにこの上限を超えてしまうことがあります。 猛暑日は、長時間、直射日光にさらさないよう心がけてはいるんですが、わたしもついうっかり・・・なんてことがあります。 . . . 本文を読む
コメント

ツバメシジミに再会

2012年07月26日 | Blog & Photo
パッと見て、このチョウの名がわかる人は、ある程度昆虫、またはチョウに関心があるにちがいない。シジミチョウの仲間で、いちばん広範囲に棲息している普通種は、ヤマトシジミとベニシジミだろう。チョウの写真を、だれにも教えてもらわずに自己流で撮りはじめたころ、そこいらで出会えるはずのシジミチョウに、なかなか出会えず苦労したころのことを思い出した。トップにあげたのがツバメシジミ。尾のところにオレンジ色の斑紋があり、可愛らしい尾状突起をひらひらさせている。こちらはご存じ、地味なヤマトシジミと、派手なベニシジミ。田園地帯や人家周辺、山間部など、フィールドにひろく分布している。またこれは、モンキチョウ。2kmほど離れた公園(あまり管理がいき届かない草だらけの公園)をのぞいたら、なかりの数が、吸蜜や求愛行動をしていた。 . . . 本文を読む
コメント

片隅の小さな世界とツユクサブルー

2012年07月25日 | Blog & Photo
わたしが住み暮らしているのは、群馬県高崎市郊外、やや都市化がすすみつつある農村地帯。片隅の小さな世界である。ここから、あるいは前橋市にある、吹けば飛ぶような不動産の事務所から、世界を見つめている。 いくつかのトラブルが重なったため、今日のわたしはちょっと厭世的。以前に比べたらいくらか打たれ強くなったとはいえ、昨夜あたりから“プチ鬱”のもやもやに胸の半分くらいを占領されている。こういうときにいちばん効果的なのは、わたしの場合、音楽。CDラックを物色し、アダージョ・カラヤンを引っ張り出して、いまCDラジカセでそれを聴いている。 このCDはベストセラーになり、vol.2が発売になっているので、大抵のクラシックファンなら「ああ、あれか」というだろうが、わたしの手許にあるのはvol.1で、つぎのような曲が収録されている。 . . . 本文を読む
コメント

風景写真の新たなステージ

2012年07月24日 | Blog & Photo
わたしがいう「風景写真」は、こういった内容のものを指す。分類するのはなかなかむずかしいけれど、自然の風景というより、ソシアルランドスケープとしての風景。日本語に訳せば、そのまま社会的な風景・・・となる。吉村和敏さんはこれまでたくさん写真集を刊行し、写真展を開催している。いわゆるポストカード的な、カラーの美しい風景。吉村和敏のキーワードでグーグルの画像検索をすると、世界の美しい湖や、海岸や、建築物や、夜明けの地平線を閲覧することができる。どれもこれもため息が出てしまうような美しさ。わたしとて、それに文句があるわけではもちろんない(^^;)だけど・・・なにかが違うと感じて、書店で立ち読み(立ち見)することはあっても、欲しい――手許に置いておきたい、と思ったことはない。まさに世界遺産級の眺めばかり。 . . . 本文を読む
コメント

自費出版という方法

2012年07月22日 | Blog & Photo
2週間ほどまえに突然宅配されてきた、自費出版としてはたいへん造本・装幀にこだわった“豪華本”。秋山さんはわたしの中学校の同級生で、小学校の教員をながらく勤め、現在埼玉県で校長の職にあるが、まもなく60歳、定年をむかえる。このところ10年余り、年賀状のやりとりはあったものの、ろくにおつきあいしないまま、いたずらに歳月が流れてきた。 わたしが住宅の営業マン時代に住宅を建築してもらったことがあり、またわたし自身の新築祝いに版画(シルクスクリーンというのか)をいただいたりして、はかりしれないほどお世話になってきた、貴重なすぐれた友人の一人である。 . . . 本文を読む
コメント

夏! 軽井沢

2012年07月20日 | Blog & Photo
夏の軽井沢はおしゃれで、異国情緒すらただよう、高級リゾート地。 東京暮らしのお金持ち、人気タレント、有名作家などが、いまでも夏になるとここへやってくる。 夏休みがはじまると、若いアベック、家族づれが、軽井沢銀座界隈にくり出し、大混雑する。 昨日は夏休みまえの平日とあって、人出は少なかった(=_=) 「はたして今日は、どんな写真が撮れるだろう」 出かけるまえのワクワク感がたまらない。時間切れとなり、帰るときになって、なんだかいつも軽い失望感に襲われる。わたしばかりでなく、皆さん経験がきっとあるだろう。トップにあげたのと、つぎの一枚が、この日のわたし的なベストショット! . . . 本文を読む
コメント

暑中お見舞い申し上げます 2012

2012年07月19日 | Blog & Photo
またこの季節の到来!皆様、暑中お見舞い申し上げます。昨年と同様、日本各地で記録的猛暑がつづいておりますが、お元気でしょうか? うっかり油断し、救急車で搬送されることがないよう、ご自愛のほどお祈りいたします。さてこの暑中見舞いはがき、背景はわが家の裏の畑。 “夏”の文字の右に見えるのが、今年も父が植えたミニトマトで~す。 どういうわけか、今年になって、ヨーグルトとトマトの大ファンになってしまって、毎日、・・・というか毎晩欠かさず食べています。これが昨日、夕刻に収穫したわが家のトマト。ミニトマトは湯むきし、冷蔵庫で冷やして食べます。めずらしく中玉トマトも成っているので、今年は買わずにひと夏がすごせそう(^_^)/~ . . . 本文を読む
コメント