猛暑襲来!!
参ったな、35度を超えたらどこもかしこも熱々で身の置き場がない(´Д`;)
クルマには遮光シート、小学生は冷水が入ったお気に入りのボトル。
省エネを心がけてはいるけど、やむなくエアコンのスイッチはONにしている。 . . . 本文を読む
中村光夫「私小説名作選 上」で、太宰治「富嶽百景」をしばらくぶりに読み返したが、半分ほど忘れていた。
2度目に読み返したのは30代のはじめだったかも♪
「晩年」の諸作と「津軽」が好き。
中でも本作は極上の逸品。
「私小説名作選 上」は田山花袋のはじめて読む「少女病」からスタートするが、これは残念ながら習作レベルである。
徳田秋声、近松秋江、志賀直哉、嘉村礒多など堂々たる私小説作家の代表作に伍し . . . 本文を読む
新品だとたった3冊で6,000円超え(´Д`)
血迷ったわけじゃないけど、講談社学芸文庫はお高いですなあ。
「群像短篇名作選」2,300円、「戦後文学を読む」2,000円、「明治深刻悲惨小説」1,800円。もちろんこれに消費税が加わる。表紙は金文字でピッカピカ♬
岩波と新潮にはかなわないからねぇ、破れかぶれ?
年表だの解説だのがびっしり付属している。
昔の単行本なみか、それ以上なので、お値 . . . 本文を読む
■小谷野敦「私小説のすすめ」平凡社新書2009年刊
以前にも読んでいるから“再読”となる。
《このいわば「志の低さ」に辟易する人も多いだろう。わたしは、どちらかといえば、この後者》
著者には失礼ながら、2010年1月6日のBlog「二草庵摘録」にこう感想を書いている。
https://blog.goo.ne.jp/nikonhp/e/d6760d02256e271d34a15ea2f35902 . . . 本文を読む
関川夏央の「おじさんはなぜ時代小説が好きか」(集英社文庫)の中に興味深い引用があった。
志賀直哉「小僧の神様」のストーリーにおいて、中沢新一が“成熟した貨幣経済のうちで「純粋贈与」は可能か”と問いかけているという。
「小僧の神様」はわずか24枚ほどの短篇だが、昔から傑作として名高い♬
「それは不可能」というのが、中沢さんの結論だそうです。
近代文学を読むにしても「それはいつ書かれたのか」という問 . . . 本文を読む
割とよく通る交通量の多い交差点。
赤い上っぱりを着た女性がいてくれたら・・・と思ったことがあった。そうしたら、この日おあつらえ向きに、ドンピシャリ( ´◡` )
リフォームの文字に懸け替えられたんだね。まさに“紅一点”のごとく!
こんなところでスナップしたがっているのはわたしだけか(;^ω^)
写真は1×2にトリミングしました。 . . . 本文を読む
車谷長吉の「武蔵丸」と、織田作之助の「聴雨」は近ごろ“大あたり”だった。
拾ってきたカブトムシのことを書いた「武蔵丸」より、坂田三吉のことを描いた「聴雨」の方が上ですね↑
フ~ムフム。はてさて大量に抱え込んだ本を、数百冊売らねばならないなあ。6DKでもいる場所がなくなってしまう。
5-600冊売れば多少は風通しがよくなる・・・かな!?
単行本の類は思い切って捨てることだなあ、やれやれ(´Д . . . 本文を読む
完璧な“流し撮り”にはほど遠いなあ^ωヽ*
たまたまこうなった。男の子以外はブレてしまったので、そのように見えなくはない・・・というレベルだな。
背景は年中出かける高崎のBOOK OFF。 . . . 本文を読む
昨日サルスベリの幹で交尾していたキマダラカメムシ(・・・たぶん)。
よく家の中にも入り込んで、出るに出られず干からびているのがこいつだろう。
違うかな(´?ω?)
サクラ、カキ、サルスベリなど、多くの樹木につき街路樹にも多いようだ。
台湾~東南アジア原産の帰化種とのこと。
毛虫じゃなくてよかったぜ。 . . . 本文を読む
高橋さんは長吉の隣りに「高橋順子 海へ」という生前墓を造ってもらい朱書してあるそうである。
「夫・車谷長吉」は生半可な本ではない。
読者としてわたしは、すっかり心を掻きまわされてしまった!
「終の住処」の一章もすばらしい♬
ドキュメンタリーの傑作である。なお本書で2018年講談社エッセイ賞を受賞しているそうである。
夫の墓には入りませんという女性がふえているなかにあって、高橋さんの妻としての . . . 本文を読む