わたしは濫読者なので、いろいろな本を並行して読んでいる。
その中心に今月後半は司馬さんが座っている。
対談集を5冊読み、現在は陳舜臣さんとの連続対談「中国を考える」である。刊行されたのは1978年だが、いま読んでも非常におもしろい♪
スリリングな洞察力に満ちている。
司馬さんにとって、最高のペアといえるのが、この陳さん。日本というのが、1500余年に渡って中国の「周辺国家」として歩んできたこと . . . 本文を読む
通勤途上、ビルのボヤ騒ぎ。あっというまに、6-7台の消防車が集まってきて、近隣は渋滞。
3年ほどまえに、わたしの入居者が、アパートの一室で亡くなったことを思い出した(ノД`)
火事場というのは、文字通り修羅場、恐ろしいものだ。
焼死ではなく、一酸化炭素中毒死だったからまだキレイだったけど。 . . . 本文を読む
やろうとしたことと
やってしまったことのあいだに
大きな 大きな落差があってね
そこを滝が流れ下っている。
グァオグァオ という地鳴りがあたり一面の空間と
そこを満たしている香ばしい空気を
疵だらけにする。
たとえば右目で少し太ったセクシーな女を見
左目で買ったばかりの唐詩選見る。
しばらく女の腰のあたりのS字カーブに見とれ
漢字それ自体の美しさに見とれる。
日常生活のいたるところに
大きな滝 . . . 本文を読む
たくさんの本やカメラ2台抱えて自宅階段を上がろうとしたとき、オリのOM-D5をガタンと踏み板に落とした。ボディに疵・・・と心配して調べたけどどうやらセーフ♪
ところがPCに取り込もうとしてSDカードの画像が消えているのに気づいた。あちゃ、またやってしまった。
ハクチョウ、ジョビ子、カワラヒワなどアルバムに残しておきたいものが10枚くらいあったのにぃ~(T_T)
約1時間が蒸発してしまったよう . . . 本文を読む
こういう光景を見ると、ほんとうに胸が痛む。
「申し訳ない」「ごめんね」とあやまって済む問題ではない。
フィールドを歩いていると、いたるところゴミがあふれている。わたし自身はもちろん、日本人で無罪な人はだれもいないのではないか?
母なる自然にツバを吐くようなマネをしていたら、いずれ手ひどいしっぺ返しを受けるだろう。それはもうはじまっている(-_-)
この地球が鳴らす警鐘が聞こえる。
撮ったとき . . . 本文を読む
お天気はいいのに、非常に冷え込みが厳しい一日。
駐車場に停車したクルマの窓から、ひょいと外を見ると、スズメたちの軍団がきていた。日溜りだからだろう。
でも、見るからに寒そうだな(´A`。
この子たちには、暖房はおろか、家もない。風邪をひいたら医者にかかれるのかしら?
体を寄せ合って、おしくらまんじゅう! ・・・すればいいのに。
ガキンチョだったころ、おいらたちは寒いときはおしくらまんじゅうで体 . . . 本文を読む
子規と漱石、漢詩の世界などをいっとき棚に上げて、この数週間、司馬遼太郎の対話選集と向き合ってきた。文春文庫から10冊に分かれて刊行されている。
1.「この国のはじまりについて」
2.「日本語の本質」
3.「歴史を動かす力」
4.「近代化の相克」
5.「日本文明のかたち」
6.「戦争と国土」
7.「人間について」
8.「宗教と日本人」
9.「アジアの中の日本」
10.「民族と歴史を超えるもの」
第 . . . 本文を読む
近隣にある、小さな墓地。
それに付属したミニガーデンで、真紅のバラが咲いている。
2-3週間前に撮ったのも、このバラだと思われる。
「冬薔薇」なのだろう。少しくらい雪をかぶっても、めげたり枯れたりしない。
通勤途上、別経路を通って、このバラを観察し「ああ、あ・・・今日も咲いているぞ」と勇気をもらったりしているのだ。 . . . 本文を読む
昨日も時間があったので、会社からクルマで20分ほどのM霊園へ出かけた。
いつもの谷間にカメラマン、バードウォッチャー合わせて3-4人。昨年のにぎわいと比較すると、閑散たるもの、野鳥の姿を見ることができないからだ。
谷間の周辺をうろついたけど、ホオジロとジョウビタキが撮れただけ(=_=)
そこにこの子たちがやってきた。「食べ物ちょうだい♪」
・・・とわたしの頭上で騒いでいる。
エナガも現われたけ . . . 本文を読む
夢のような時代が到来している。なんのことかというと、野鳥撮影の機材のリノベーションのこと。
わたしはいまから18-19年前にも、野鳥に魅せられ、バカでかい機材をクルマに積んで追いかけをしていた、そして3年あまりで、ろくな収穫がないまま撤退(-_-)
アカゲラ、アオゲラを撮影したくて、遠くまで出かけた。
そのころは、重たい三脚も必須。
失敗ばかりして、フィルム代を無駄遣いしてきた(^^;)
と . . . 本文を読む