二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「世界システム論講義」その他の本

2018年02月22日 | エッセイ・評論(海外)
あいかわらず寒さにめげて、本ばかり読んでいる。借りるということをしなくなったから、手に入れなければお話しにならない。というわけで、ヒマがあると、新刊書店や古書店、BOOK OFFで過ごす時間が長~くなっている(^^;) はてさて、最近読んだ本の中から、備忘録的に3点選んで感想をしるしておこう。 ■「資本主義という謎 『成長なき時代をどう生きるか』」水野和夫・大沢真幸(NHK出版新書)2013年 . . . 本文を読む
コメント

「エセー」の訳者サイン本

2017年07月07日 | エッセイ・評論(海外)
友人に頼んであった「モンテーニュ」(中公バックス「世界の名著」24)が、Amazonからやってきた。 ところがトビラを開いてびっくり♪  なんと著者=訳者荒木昭太郎さんのサイン本であった。古書の場合、たまにはあるが、そうめったにないこと。 「フランソワーズ・ランボー様 1980年」  友人はアルチュール・ランボーじゃなくてよかったじゃないか・・・といって笑った。そりゃそうだ(~o~)ガハハ  . . . 本文を読む
コメント

晩年の思想 ~モンテーニュの場合

2017年06月29日 | エッセイ・評論(海外)
わたしがモンテーニュのどんなところに感心しているのか、その一端を少し書いておこう。 《われわれは大変な愚か者である。だからわれわれは「あの男は一生を無為に過ごした」とか、「私は、今日は何もしなかった」とか言うのである。「何をいうのだ、きみは生きたではないか。それがきみの仕事のなかで根本の仕事であるばかりか、一番輝かしい仕事なのだ」・・・ われわれの偉大な、名誉ある傑作は、賢明に生きることである。 . . . 本文を読む
コメント

今年最初の一冊「銃・病原菌・鉄」

2011年01月02日 | エッセイ・評論(海外)
昨日は菩提寺へ、恒例の挨拶に出かけたほか、家で寝正月をしていた。とはいえ、妹二人が近隣に住んでいるため、甥や姪がやってきて、久々に孫の顔を見る父母が相好をくずしっぱなし。 EOS KissX4を12月半ばに買ったところなので、85歳の老カメラマンが張り切った(笑)。わたしも数枚撮ったなかから、一枚だけ「画像貯蔵庫」に置いている。 作品という意識のまったくない、純粋な記録(のつもり・・・)。 そし . . . 本文を読む
コメント

「ノア・ノア」ゴーギャン 前川堅市訳(岩波文庫)

2010年08月13日 | エッセイ・評論(海外)
ポール・ゴーギャンといえば、ポスト印象派の有力画家として、わが国でもたいへんよく知られている。中学生のころ、はじめて買った画集が、ゴッホ。そのころから、ゴーギャンの名とその作品は意識の薄暗がりにずっとひそんでいた。印象派では、ゴッホを筆頭に、モネやルノワールが好きになり、上野の西洋美術館まで、所蔵品を見にいった。大規模なルノワール展が、池袋の西武美術館であったときも見学に出かけ、買ってきた複製画を . . . 本文を読む
コメント (2)

ホーキング未来を語る   スティーヴン・ホーキング

2010年01月07日 | エッセイ・評論(海外)
「私は、『ホーキング、宇宙を語る』が、これほどの成功をおさめるとは予想していませんでした。しかし、それを書いた後で、もっと理解しやすい異なったタイプの本を書く可能性が残されていることに気づきました。そこで、本書では長い文章を書くかわりに、イラストや図版を多くし、その説明を丁寧に詳しくするようにしました。私は読者の皆さんと、これまでなされた数々の発見と描きだされた宇宙の姿への驚嘆を共に味わいたいと考 . . . 本文を読む
コメント

アフリカの日々   イサク・ディネセン

2010年01月06日 | エッセイ・評論(海外)
書店の立ち読みで一冊の本を「発見」した。 それがこの「アフリカの日々」。 わたしにとっては、まったく未知のデンマーク女性作家であった。 河出書房新社のこの池澤夏樹個人編集による「世界文学全集」は、ハードカバーで造本がしっかりしているせいか、どちらかといえば高価な本だし、大きく重たい巻が多く、カタログは眺めたことがあったが、これまで敬遠していた。 はじめに気になったのは並載されている「やし酒 . . . 本文を読む
コメント