二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

桐生・足利への小さな旅 2014

2014年05月07日 | Blog & Photo
皆さん、GWはどうお過ごしになったのだろう。
わたしは郷土や郷土の周辺で、カメラを数台もって街撮り三昧に明け暮れた。
5月3日群馬県桐生市
5月4日栃木県足利市
5月5日群馬県前橋市
5月6日埼玉県本庄市、深谷市

GW中、後半の4日間がお休み。
例年の行事とはいえ、高速道路や有名な観光地は行楽客で大渋滞。
渋滞や人ごみに巻き込まれるのがいやなので、この数年はGW中の遠出はしないことにしている。

桐生、足利はmixiに「友人まで公開」の日記をすでにアップしてある。
ここでは全体に公開として、その他のフォトそれぞれ3枚を追加し、コメントを書いておこう。
この2日間、デジタルカメラのほかに、ローライフレックスでブローニー120(カラーネガ)を5本、ニコンF3で35ミリ×24を1本撮影している(*゜∀゜*)
ただし、今日現像に回したばかり。

■桐生市
1.「映り込みの快楽」
Topに上げたフォト。
町中を歩いていると、ガラス窓にいろいろなものが映り込んでいることに気がつく。
どこまでが外界で、どこからが窓の中の情景なのか、写真を見ただけでは判然としない場合がある。
境界が溶け合って、曖昧になる。
そこにおもしろさがひそんでいる。「ん? なんだこれは・・・」


2.「花にうもれたわたし」
これも映り込みの快楽。ハッキリとした区分はしないほうがいい。
混沌としている。そこに「わたし」という存在がある。熱くもないし、冷たくもない。
風にのって飛んでいくタンポポの綿毛のように、この場所に、わたしの像がひっかかっているのだ。ナルシズムではなく、存在論。


3.「ケンタッキーのロナウド」
鶏肉が苦手なので、ケンタッキーに入店したことはないが、お土産にいただいたので、フライドチキンは食べたことがある。
サッカーにはほとんど関心がないから、サッカー選手の名は、まったくといっていいくらい、知らない。だけど、ロナウドの名前だけはなんとなく知っている。ブラジルチームの選手だったかしら、違うか´Д`


■足利市


1.「街角の花」
街角の花シリーズは、大げさにいうと、わたしのライフワーク。
疲れきってぼんやり、足をひきずるように歩いていると、そこに花がある。
ストリートのすぐ脇、手でさわって、あるいは鼻を近づけて、美しいものの色香を愉しむ。
花を撮るのに、なんの遠慮もいらない。野鳥と違って、花は逃げないから、こんなに撮りやすい被写体はほかにないといっていいだろう。


2.「路上の子どもたち」
子どもたちは「そこ」にいる。
しかし、昔、暢気だった時代と比べると、子どもにレンズを向けるのは勇気がいる。
「えー、なんでうちの子を撮るんですか」
・・・という眼で、親が眼を光らせたりするからだ。
子どもは天使。なぜ天使の撮影が、こうもややこしくなったのだろう(´д`;; 悲しい現実。


3.「この日の機材」
さきの日記にもピックアップしたけれど、これは「カメラの肖像」シリーズ、最近のお気に入り。
後ろは鑁阿寺の屋台。
昨年のGWに比較すると、人出が少ないように感じられた。


ローライフレックス3.5Fは、2.8Fよりは軽い。1~2時間程度ならなんてことない。だけど、それ以上となると、首や足裏への負担が、無視できなくなる。ふだん運動不足だし、もう若くはないからやむをえないが、いささかお疲れモード突入とあいなった~~ヽナハハ
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