二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

猫のテンちゃん、待望のツーショット

2012年06月02日 | Blog & Photo

死の淵から生還したテンちゃんに恋人ができた(^_^)/~
それがこの左側のメス猫で、今年4月ごろ、隣地に分家している妹の家にもらわれてきた。名前はわからないのでA子とでもしておこうか(笑)。
この新人のメス猫をめぐって、近隣のオス猫どうしが、4月はじめから大乱闘を演じてきたのだ。

オギャ~、ギャギャ、ガオ、ガオン! ニャーゴ! 
・・・と、夜になると縄張り争いする猫どもが、安眠をさまたげて困っていた。
ところが、大けがをしたテンちゃん、そのケンカ仲間から脱落し、生死の境をさまよった。



この時期が、いちばん症状が重く、3、4日飲まず食わず。外傷はないけれど、高所から転落したらしくまったく歩くことができなかった。父親がスポイトで牛乳を飲ませる。わたしがチーズのカケラを、のどの奥に押し込む。
あれほど好きだったキャッツフードを食べるようになるまで、3週間くらい、そうしてけがと闘っていた。自分から前脚だけで這うようにして動きはじめたのは連休過ぎ。トイレへいくのが、テンちゃんのリハビリだった(=_=)

しかし、そのころも、重度の歩行障害がのこり、長生きするのはむずかしいだろうと、わたしは心配していた。ところが、その症状も徐々に改善され、昔のように、猛ダッシュして走れるようになってきた。
見ていると、歩き方がまだ変。ときどきよろけている。動物病院へはつれていかなかったから、テンちゃんは、まあ自力でここまで回復したことになる。
やれやれ。よかったねぇ、テンちゃん!

水路をはさんで隣どうしのため、よくA子がわが家に姿を見せる。テンちゃんは大喜びで、A子の後ろを、忠実についてまわる。A子の気まぐれに、とことんつきあうっていうあたりは、大したものだと感心する。メス猫はA子のほかにも、熟年(?)を迎えているらしい茶トラがいる。猫の世界は、半乱交だから、特定の雄と雌が夫婦関係をむすぶわけではない。
だけど見ていると、テンちゃんはA子にぞっこんなのである。生意気で自尊心の強い彼女に「うるさいわねえ、あんた」と追っ払われたりしながら、彼女のいくところ、どこへでもついていく。



この子を通じて、自分の子孫をのこせるかどうか?
死の淵からよみがえり、なにやら満足そうにA子の隣でツーショットしているのは、飼い主としては、多少の感慨ありである。
夕べは夜9時過ぎて、ドアの外でニャアニャア鳴いているので、わが家へ入れて、一晩泊まらせてやった。
ふだんは夜遊びをしているか、母屋暮らし。甘えてベッドにあがろうとするから、パソコン部屋へ閉じこめ、わたしのロッキングチェアのクッションでスヤスヤ(~o~)
「ニャア、ニャア!」
「うるせえなあ。何時だ!? ん、まだ6時だ」
首っ玉をつかんでぶらさげ、玄関ドアをあけてやると、喜々として庭へ飛び出していった。
たぶん・・・「おしっこ」だったのだろう(笑)。

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