生活への影響長期化か

新聞の見出しみたいなタイトルになったが、被災地ではないのに、こちら北関東でも、生活への影響が、長期化しそうな様相になってきた。
ガソリン不足のため、今日はスタンドが軒並み休業。
コンビニ、スーパーの棚はガラガラで、なにを買ってきたらいいのか、わからない。
さっきはmixi日記を書いている途中、突然停電。
これでは仕事に身が入らないし、生活にもさきゆき不安の暗雲がたちこめている。

福島の原発事故の復旧が長期化すれば、この夏はもっと深刻な電力不足に陥るだろう。
はてさて、どうなるか、まったく予想がつかない。
確定申告がおわり、まだ繁忙期ながら、今日はのんびり休もうと、森山大道さんの本など買い込んであった。
夜の街がおどろくほど昏く、はやばや店じまいしている商店が眼につく。
被災地ではないのに、経済活動への影響は無視できない様相を呈してきていて、物資の買いだめに走る人びとがふえている。

愛犬ムクと死別してからとだえていた自宅周辺を、今日はカメラ１台をもって散歩してきた。「これがこの世の風景なんだろうか？」
なにか不思議と現実感が稀薄で、美しく哀しく、人影が少なく、ただ空だけが、やたらに青かった。



わが家の西方にある無縁墓地。
享保年間の年号が読みとれる。



菩提寺（高野山真言宗）のそばにあったスイセン。



わが家の光景。北側から。



今日の空。