虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

知的な好奇心の種になる体験   (国立民族学博物館に行ってきました) 2

2013-03-30 21:38:33 | その他

 

民族学博物館の魅力のひとつは写真を撮ってもいいところです。すごい迫力ですね。

前回の記事とは別の小学1年生の女の子。

お母さんが予想しなかったほど、展示品のひとつひとつに夢中になっていたものですから、

「また来年にでもここに来ようか?」と声をかけたところ、

「来年なんていや!またすぐに来たい!」という返事が返ってきてびっくりしたそうです。

 

 

 

 こんど年長さんの男の子は、家族で出かけたモンゴル恐竜化石展で

モンゴルのゲルの中に入る体験をしたそうです。

民博で、ゲルを見つけて大感激。

「これ、入ったことあるよ」と満面の笑みを浮かべていました。

この子は食べることが大好きなのだそうで、

ヨーロッパの展示場でのさまざまな小麦粉を使った食べ物やチーズ用の型などに

夢中でした。

子どもそれぞれ、興味を持つものが違って面白いです。

.

小3の女の子は、マンガ雑誌の編集会議に出た後で、どんな付録を作ろうか

と考え続けていました。

さまざまな民族の宝飾品のひとつひとつを覗きこんでは、

「こういうの付録にしよう」と言って、写真を撮っていました。

日本の各県の方言でももたろうの話を聞くことができる機械。

青森から来た女の子に青森の方言をチェックしてもらったところ、

その子の住んでいる地域のしゃべり方とは少し異なるらしくて、

北海道の方言の方が近いという話でした。

 

こういう展示物は、ただ機械のボタンを順番に押していくだけでは

「あ~面白かった」で終わってしまうのですが、

お友だちや自分の住んでいる場所について調べると、

興味が深まります。

 

 

子どもたちの目が釘付けになっていた

ちょっと毒々しい色の宗教的な飾り物。

 

 


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