民族学博物館の魅力のひとつは写真を撮ってもいいところです。すごい迫力ですね。
前回の記事とは別の小学1年生の女の子。
お母さんが予想しなかったほど、展示品のひとつひとつに夢中になっていたものですから、
「また来年にでもここに来ようか?」と声をかけたところ、
「来年なんていや!またすぐに来たい!」という返事が返ってきてびっくりしたそうです。
こんど年長さんの男の子は、家族で出かけたモンゴル恐竜化石展で
モンゴルのゲルの中に入る体験をしたそうです。
民博で、ゲルを見つけて大感激。
「これ、入ったことあるよ」と満面の笑みを浮かべていました。
この子は食べることが大好きなのだそうで、
ヨーロッパの展示場でのさまざまな小麦粉を使った食べ物やチーズ用の型などに
夢中でした。
子どもそれぞれ、興味を持つものが違って面白いです。
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小3の女の子は、マンガ雑誌の編集会議に出た後で、どんな付録を作ろうか
と考え続けていました。
さまざまな民族の宝飾品のひとつひとつを覗きこんでは、
「こういうの付録にしよう」と言って、写真を撮っていました。
日本の各県の方言でももたろうの話を聞くことができる機械。
青森から来た女の子に青森の方言をチェックしてもらったところ、
その子の住んでいる地域のしゃべり方とは少し異なるらしくて、
北海道の方言の方が近いという話でした。
こういう展示物は、ただ機械のボタンを順番に押していくだけでは
「あ~面白かった」で終わってしまうのですが、
お友だちや自分の住んでいる場所について調べると、
興味が深まります。
子どもたちの目が釘付けになっていた
ちょっと毒々しい色の宗教的な飾り物。