虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

自分のアイデア 問題解決法(3歳3カ月の子のレッスンから)

2012-10-05 22:02:53 | 初めてお越しの方

困った事態にぶつかったとき、少し待っていると、

「いいこと思いついた!」と自分なりの解決法をしめすようになった3歳3ヶ月の◎ちゃん。

ブロックのかごの形のパーツで「ブランコが作りたい」というので、毛糸を取ってあげようとすると、

パーティーごっこでプレゼントをしばっていたリボンをほどいて、

「これでブランコできるよ。リボンで!」とうれしそうに言いました。

 

「自分で思いついた」「自分のアイデア」がうれしくて

たまらない様子。

 

リボンをかごの隙間に通しています。

バランスが悪かったので、少し調節してあげて、

こんなに立派なブランコができました。

お山や滑り台も作って公園のできあがり。

 

◎ちゃんには半年ほど前に弟ができました。

お世話したり、かわいがったりする

優しいお姉ちゃんを演じてがんばっていますが、

まだ3つですから甘えたい気もちを抑え込んでストレスも抱えているようです。

 

ハムスターたちを公園で遊ばせるときには、

小さい赤ちゃんハムスターばかり優先してかわいがって、

大きなハムスターには「大きいんだから遊んじゃだめ。ブランコ乗っちゃだめ」と

強い口調で叱っていました。

 

いつも自分自身に向かって、

「もうお姉ちゃんだから、がまんしなさい」と心のなかで叱って

甘えたい気持ちをがまんしているのかもしれません。

 

 

小さなグラスにビー玉をひとつずつ入れて、

お人形たちをテーブルのそばに集めていました。

人形が倒れるので、

積み木で椅子を作ると喜んでいました。


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