虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

「真田丸の水攻めシーンを再現したい!」

2019-02-04 12:35:43 | 通常レッスン

小2のAくんとBくんのレッスンで。(年中の弟くんも参加)

「真田丸の水攻めシーンがやりたい!」と意気込むAくん。

アイパッドで水攻めシーンの映像を見直して、どういう風に作るか話しあいました。

「水を止めているところは木じゃないとダメだよ。ひもを切ると、パアーッと水が出てくる

ようにしなくちゃ!」とAくん。

Aくんの構想は大きく膨らむものの、水を扱えるもので教室にあるのは

スーパーボールすくいに使っているプラスチックの衣装箱くらい。

牛乳パックの空き容器も切れています。

水が流れる通路をどうしたものかと思案したあげく、厚紙をサランラップで覆うことにしました。

Aくん、Bくん、弟くんの3人は、水で流れる敵軍を表現するために、

ラップにプラスチック人形(50体100円です)を貼りつけていました。

 

それにしても、水を木でせきとめておいて、一気に放出するなんて

できるのでしょうか?

「絶対、ひもを切ったら、バシャーッて水が流れるんじゃないといやだ。そうじゃなきゃ、真田丸の水攻めじゃない。それと、

水を止めているのは、木だから!」と

Aくんが力説するので、「ひもを切ること」と「木でせきとめていること」の2点さえ守れば、

後はまあいいか……と、簡単な作りにすることにしました。

木の扉を貼りつけたペットボトルの口にひもを縛り、ひもを天井にあるフックに通しました。

ペットボトルの底は水用通路に貼ってあります。

エレベーターを吊り上げる要領でひもを引っぱり、ペットボトルが立つ位置で

ひもの先を木製のドールハウスに結びつけました。

ペットボトルに水を注いで準備完了。

はさみを切った瞬間、水が入ったペットボトルが倒れ、木の扉を押しのけて

水が流れ出しました。

プラ人形たちが流れて、迫力のシーンができあがりました。

Aくん、Bくん,弟くんが、めいめい、水攻めシーンの指揮を取り、

3回、録画しました。

算数タイムにピグマリオンの算数脳トライアル2~3年生の問題を解きました。

逆思考の必要なかなり凝った問題です。

ふたりとも、とても難しい概念を理解していて感心しました。

 


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