小2のAくんとBくんのレッスンで。(年中の弟くんも参加)
「真田丸の水攻めシーンがやりたい!」と意気込むAくん。
アイパッドで水攻めシーンの映像を見直して、どういう風に作るか話しあいました。
「水を止めているところは木じゃないとダメだよ。ひもを切ると、パアーッと水が出てくる
ようにしなくちゃ!」とAくん。
Aくんの構想は大きく膨らむものの、水を扱えるもので教室にあるのは
スーパーボールすくいに使っているプラスチックの衣装箱くらい。
牛乳パックの空き容器も切れています。
水が流れる通路をどうしたものかと思案したあげく、厚紙をサランラップで覆うことにしました。
Aくん、Bくん、弟くんの3人は、水で流れる敵軍を表現するために、
ラップにプラスチック人形(50体100円です)を貼りつけていました。
それにしても、水を木でせきとめておいて、一気に放出するなんて
できるのでしょうか?
「絶対、ひもを切ったら、バシャーッて水が流れるんじゃないといやだ。そうじゃなきゃ、真田丸の水攻めじゃない。それと、
水を止めているのは、木だから!」と
Aくんが力説するので、「ひもを切ること」と「木でせきとめていること」の2点さえ守れば、
後はまあいいか……と、簡単な作りにすることにしました。
木の扉を貼りつけたペットボトルの口にひもを縛り、ひもを天井にあるフックに通しました。
ペットボトルの底は水用通路に貼ってあります。
エレベーターを吊り上げる要領でひもを引っぱり、ペットボトルが立つ位置で
ひもの先を木製のドールハウスに結びつけました。
ペットボトルに水を注いで準備完了。
はさみを切った瞬間、水が入ったペットボトルが倒れ、木の扉を押しのけて
水が流れ出しました。
プラ人形たちが流れて、迫力のシーンができあがりました。
Aくん、Bくん,弟くんが、めいめい、水攻めシーンの指揮を取り、
3回、録画しました。
算数タイムにピグマリオンの算数脳トライアル2~3年生の問題を解きました。
逆思考の必要なかなり凝った問題です。
ふたりとも、とても難しい概念を理解していて感心しました。