虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

小学校受験「重ね図形」「注意力」「立体キューブの数」の問題を楽しく解く方法

2011-11-21 16:45:49 | IQ 小学校受験

小学校受験の「重ね図形」は幼児にとって
理解しにくい問題です。


正方形の紙の真ん中にたてに折り線が書いてあります。
右と左に模様が描いてあります。

矢印の方に紙を折って重ねると
どんな模様になるか推測します。

写真では4歳の☆ちゃんに問題にチャレンジしてもらっています。

黄色い折り紙に、折って重ねる問題をマジックで描いて、
わかりやすいようにしています。

それでも、はじめてでまだ難しい様子ですから、
お母さんに問題を出す「先生」の役をしてもらいました。

大喜びでいくつも問題を出しています。
問題を出すうちに、重なるとどう変化するのか
気づいてきた様子です。
上手に解き方をアドバイスしています。

小学校受験「注意力」の問題には、

色々なしるしがお手本通りに並んでいる図を
見つける

というのがあります。

こうした問題を解くために、物の並び方への注意力をアップさせる
遊びを紹介します。

100円ショップのおもちゃでもカードでも構いませんから
かわいいものを2セットそろえておきます。
写真では絵の描いてあるキューブ積み木を使っています。
(シールで手作りすることもできますね)

見本を作って、見本通り作る遊びをします。

いきなり子どもに問題を出すと、勉強嫌いになるので、
お人形やお父さんに問題を出して、
子どもは「先生」やアドバイスをする役にしてあげると、
しまいに自分にも問題を出して欲しいと
言うようになります。

見本通り作れたら、
よく似ているけれど違う部分のある並べ方を2つ作って、
ちがう部分を探す遊びでも注意力が養えます。

こうした遊びに慣れてくると、
子どもはプリントやワークも自分からしたがるようになります。

 

立体積み木を重ねてある絵を見て
数を当てる問題があります。

平面を頭の中で立体になおして考えることは
幼児にはとても難しい作業です。

プリントやワークをする前に
まず立体積み木でたっぷり遊ぶ期間が必要です。

写真では4歳の☆ちゃんが、

積んである積み木の見本通りに
積む問題をお母さんに出しています。

お母さんが上手に作れていないので、
☆ちゃんはきちんとなおしてあげていました。

見本通り積めたら、
今度は積み木の数を問います。

見えない部分にも積み木があることに気づいていきます。


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