年中の★くんと☆くんのレッスンの様子です。
最近、「船にはまっている」という★くんと
大型フェリーを作って遊びました。
☆くんは宇宙と学校の怪談ブーム。
37歳になったら、宇宙まで続くエスカレーターを作るそうです。
今はペットボトルと紙コップで
宇宙衛星作り。
ブロックの扱いに慣れている★くんは、少しだけ作り方のコツを教えると
自分のアイデアも混ぜながらどんどん作っていました。
↑の写真は、「ひもを引っ張ると車を乗り込ませるための扉が上がる仕組み
です。
作り方は、簡単です。
写真のようにひもを下の部分にはさんだブロックの扉を
ブロックで作った枠に取り付け、ひもを上部に引っかけてから
ブロックでとめるのです。
子どもがとても喜ぶ仕掛けです。
★くんはできあがった船に大満足、「佐賀港を出発して大分経由で神戸港に着く」
というストーリーで、
船の検査をしたり、車や乗客を乗り降りさせたりして遊んでいました。
遊ぶうちに、半分泣きそうになって、
「家でもこんな船が作りたい!おんなじのが作りたい!
家でもこれで遊びたい!」と言いました。
★くんの話では、デュプロは家にもたっぷりあるけれど、
お家にはブロックの基礎板があまりないということでした。
そこで、家でも大型フェリーが作れるように
色画用紙を船の床部分のサイズに切ってあげました。
画用紙を床にした船作りは☆くんが手伝ってくれました。
でも★くんは船を作るだけでなく
動かして遊びたかったようなのです。
そこで、画用紙に輪ゴムを貼って、船の形の枠に装着できるようにしました。
これなら、自由に動かして遊べます。
とはいえ、基礎板で作るより難しい上、作る時も遊ぶ時も心地よさが
少し劣りはします。
★くんは少し不服そうにしていましたが、
何とか納得して色画用紙の船の床を持って帰りました。
算数タイムの両替遊びの様子です。
黄色1枚と赤2枚が交換できます。
赤1枚と青2枚が交換できます。
黄色を3枚ずつもらって、よりたくさんの青を手に入れる遊びです。
この遊びに初めてチャレンジする★くん、☆くん。
最初はルールがよく飲みこめない様子で、
黄色いコインを差し出して、「赤いコインを3枚ください」
などと、自分の好きな要求を出していました。
が、失敗を重ねるうちに、両替の意味がきちんとわかってきました。
だんだん面白くてたまらない気持ちになってきたようです。
溜めこんだ青を数えるふたり。
全て青に交換できてうれしくてたまらない様子の★くんと☆くんは、
「次は緑や白のコインも入れて遊びたい」と言いました。
そこで、少しややこしいルール。
赤1枚と黄色3枚を交換。
黄色1枚と白2枚を交換。
白1枚と緑3枚を交換。
交換してもらうには、交換したいコインを差し出して、
必ず欲しいコインの色と枚数を言わなくてはなりません。
赤いコインを3枚ずつもって、できるだけ多くの緑のコインを手に入れます。
せっせと溜めた大量の緑のコイン。
ふたりともがんばって数を数えていましたが、途中で疲れてしまった★くんが、
あー疲れちゃったというリアクションをしてから、
「ぼくは数えるのはやめるよ。数えないよ」と☆くんとわたしに宣言しました。
「じゃあ、★くんはゼロ枚ね。
数えないと数がわからないから、ゼロ枚取ったことにするね」
と言うと、
すると★くんは大慌てで、「1,2,3,4……と数え始めました。」
がんばって最後まで数えて、大満足。
もう帰る時間が来たというのに、★くんも☆くんも満面の笑みを浮かべて、
「もう1回やりたい」と言っていました。