虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

「どうしても作りたい気持ち」と「自己流展開図」

2017-10-01 14:51:08 | 工作 ワークショップ

ペットボトルに紙を巻いて、紙の先に切り込みを入れて作る

シンプルなスペースシャトル。重心を取って帽子用のゴムを

取り付けると、空中をくるくる旋回します。(カウボーイの投げ縄を

扱うようにゴムを手にくるくるとスペースシャトルを回します)

 

年中のAくんは基本の作り方を習って作ってから、

見本にしている紙製の模型ののスペースシャトルを真似て、

機体の見本のスペースシャトルの柄を書き込むうちに、

模型と自分の作品の違いが気になりだしました。

 

機体の後部にある直方体のふくらみがどうしても必要だ、と

言い続け、しまいに、直方体の各面にあたる紙を切り貼りして、

自己流の展開図を作って組み立てていました。

苦労の末、できあがったスペースシャトルです。Aくんの思いがぎっしり詰まった出来栄えです。

算数の時間に、いただきものの数字の重りで遊べるてんびんを使って。

足し算をしました。

1+5=1+2+3

釣り合うとうれしいです。

10個のお菓子を兄と妹で分ける時、

兄の方がふたつ多くなるように分けると

いくつずつになるのか、といった課題を中心に

いくつかの問題にチャレンジしました。


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