4歳前後の★ちゃん、☆ちゃんのレッスンです。
ふたりは、2歳ごろから虹色教室に月1回通っている子で、
想像力豊かな工作が大好きさんです。
いつも「●●が作りたい~」が口癖です。
「ハートキャッチプリキュアの長い長い髪が作りたいの。
それから眠れる森の美女の長い長いこーんなに長いドレスと……」
「お弁当箱が作りたいの、蓋がついているやつ。
お野菜やハンバーグを入れて、ちゃんとしまるようにして、音がでるのもつけたいの」
と口々に作りたいものを主張します。
材料を出してあげると、自分たちでどんどん作っていきます。できないところだけ、「ここをぎゅっと結んでほしいの。カッターでくり抜いてちょうだい」といってきます。
プリキュアになりきり、長いドレスをまとって上機嫌のふたり、
次には「ガラスの靴を作りたいの。ここのところにキラキラするのが付いているやつよ」とつま先を指差します。
そこで、紙を床に置いて、足を乗せて、足のまわりをえんぴつで囲んで、
足型を作りました。
すると、自分で切り抜き、☆ちゃんは色紙を細く切って、
サンダルのように足が入る部分を自分でこしらえました。
☆ちゃんは、できがり図をイメージして、無からすべて自分で作り出す能力がすごいのです。
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 1
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 2
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 3
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 4
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 5
☆ちゃんは、この春から年少さん。
幼稚園に慣れなくて、園で毎日、泣いているそうです。
以前は、嫌なことがあっても、うまく気持ちを表現するのが苦手だったので、これでも少し進歩です。
「あのね、奈緒美先生。私だけ、幼稚園で泣いているのよ。虹色では、お母さんにバイバイしても泣かないけど、幼稚園ではちょっと泣いちゃうの」
「☆ちゃん、幼稚園に怖いおばけがいるの?」とたずねると、
「ううん」
「なら、ガブッてする怖い犬がいるの?」
「ううん~怖いのはいないよ」とニコニコ笑って答えます。
「お母さんがいなくなるから、寂しかったのよ」と言います。
「そう、なら、おいしいお弁当の時間がたくさん来て、
幼稚園のプールが始まったら、泣かなくなるかもしれないね」と言うと、
少し考えて、決意したように、
「うん。プールで遊んだら楽しいもん。泣かなくなる」と言いました。
「先生、プール作って!」と横で聞いていた★ちゃんが催促しました。
すると、ふたりで、「プール作ろ!プール作って!」の大合唱がはじまりました。
「★ちゃん、プールはどうやって作ろう?」と相談すると、
教室の床を指して、
「ここに、どんどんふか~い穴を掘ったらいいのよ。どんどん掘って、水をいれたらたまるから」★ちゃん。
★ちゃんは、とにかく考えることのスケールが大きな子です
「いい考えね。掘るにはシャベルがいるね」
「うん、先生、シャベルを2本持ってきて!」
「残念、シャベルはないわ。1本も」
「だったらね。作ればいいんだよね~」
「ね~」とふたりは、顔を見合わせてうなずきあいます。
長くなったので、プール作りの話は次回に続きます。
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ふたりは、2歳ごろから虹色教室に月1回通っている子で、
想像力豊かな工作が大好きさんです。
いつも「●●が作りたい~」が口癖です。
「ハートキャッチプリキュアの長い長い髪が作りたいの。
それから眠れる森の美女の長い長いこーんなに長いドレスと……」
「お弁当箱が作りたいの、蓋がついているやつ。
お野菜やハンバーグを入れて、ちゃんとしまるようにして、音がでるのもつけたいの」
と口々に作りたいものを主張します。
材料を出してあげると、自分たちでどんどん作っていきます。できないところだけ、「ここをぎゅっと結んでほしいの。カッターでくり抜いてちょうだい」といってきます。
プリキュアになりきり、長いドレスをまとって上機嫌のふたり、
次には「ガラスの靴を作りたいの。ここのところにキラキラするのが付いているやつよ」とつま先を指差します。
そこで、紙を床に置いて、足を乗せて、足のまわりをえんぴつで囲んで、
足型を作りました。
すると、自分で切り抜き、☆ちゃんは色紙を細く切って、
サンダルのように足が入る部分を自分でこしらえました。
☆ちゃんは、できがり図をイメージして、無からすべて自分で作り出す能力がすごいのです。
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 1
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 2
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 3
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 4
3歳8ヶ月の☆ちゃん♪ 回転する動きを研究中 5
☆ちゃんは、この春から年少さん。
幼稚園に慣れなくて、園で毎日、泣いているそうです。
以前は、嫌なことがあっても、うまく気持ちを表現するのが苦手だったので、これでも少し進歩です。
「あのね、奈緒美先生。私だけ、幼稚園で泣いているのよ。虹色では、お母さんにバイバイしても泣かないけど、幼稚園ではちょっと泣いちゃうの」
「☆ちゃん、幼稚園に怖いおばけがいるの?」とたずねると、
「ううん」
「なら、ガブッてする怖い犬がいるの?」
「ううん~怖いのはいないよ」とニコニコ笑って答えます。
「お母さんがいなくなるから、寂しかったのよ」と言います。
「そう、なら、おいしいお弁当の時間がたくさん来て、
幼稚園のプールが始まったら、泣かなくなるかもしれないね」と言うと、
少し考えて、決意したように、
「うん。プールで遊んだら楽しいもん。泣かなくなる」と言いました。
「先生、プール作って!」と横で聞いていた★ちゃんが催促しました。
すると、ふたりで、「プール作ろ!プール作って!」の大合唱がはじまりました。
「★ちゃん、プールはどうやって作ろう?」と相談すると、
教室の床を指して、
「ここに、どんどんふか~い穴を掘ったらいいのよ。どんどん掘って、水をいれたらたまるから」★ちゃん。
★ちゃんは、とにかく考えることのスケールが大きな子です
「いい考えね。掘るにはシャベルがいるね」
「うん、先生、シャベルを2本持ってきて!」
「残念、シャベルはないわ。1本も」
「だったらね。作ればいいんだよね~」
「ね~」とふたりは、顔を見合わせてうなずきあいます。
長くなったので、プール作りの話は次回に続きます。
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