初くじら

ハワイ島沖で、今シーズン最初のクジラが観測された、とニュースで言っていた。




子育てのためにアラスカからやってくるクジラ。
通常、ハワイの海にいるのは、だいたい１１月から５月くらい。
今年はいつもより、早めにやってきたようです。


こないだ「クジラさん、さようなら―！」って言ったばかりなのにねぇ。
時がめぐるのは早い。

まだまだ本格的なホエールウォッチングのシーズンではないけれど、
また、マカプウトレイルに行く楽しみが増えました。

マカプウトレイルからは、クジラがよく見えます。







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久々シナボン

シナボン。

お客様からの差し入れ。

久し振りに食べるなあ。
だってこれ、ひとつで７００カロリー以上という、超高カロリー食なんです。
アイシング？フロスティング？あの白いのが、いかにもカロリー高そう！

自分で買うのはご法度だけど、お客様から頂いたのだもの、もちろん美味しくいただきますよ。
って、自分に言い訳して(^_^;)食べちゃった！


疲れたときはこんな甘いものがいいよね。
シナボンの甘さに負けないようにコーヒーも濃い目に入れて。

うーん、おいしい！


でもさすがに、いっこ丸ごと食べるのはキケン。



kenjiと半分こしました。







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月下美人の群生

夜に咲く大輪の花。

月下美人。




マカプウでは群生。


マカプウライトハウスのトレイルにはよく行く。
月下美人の葉？というのか、サボテンのような肉厚な葉がトレイル沿いに群生しているのは知っていたが、花が咲いているのを見たことがない。

いつ咲くのかずっと不思議に思っていたら、遭遇。






マカプウから見る海はいつも綺麗。

心が洗われる。






展望台から海を見る。
汗ばんだ肌に吹く風が心地いい。
太陽の光が身体のずーっと中の方まで染みこんでいく。

身体の中に、大気のエネルギーが染みこんでいく。




天日干ししたお布団みたいに、ハートがほっこりと柔軟性を取り戻す。

いい気分。





月下美人は夜咲いて、昼にはしぼんでしまう。
夜、来てみようか。

夜のマカプウはどんな顔を見せてくれるんだろうか？






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ネオビストロな日。

久々に、クッキングのクラスに行ってきた。
仕事が忙しい９月でも、気分転換は必要だもの。自分のための時間もちゃんと確保。




今回のテーマは「ネオビストロ風に」ということで、こんなおしゃれなメニュー。




ハチミツポークローストは、塊のままＢＢＱグリルで焼けば簡単！
普通はオーブンを使うのだけれど、部屋の中が暑くなるので、暑いの苦手な先生は外でクック。
フルーツとカスタードのデザートは、カスタードが口の中でサラっと溶ける軽い仕上がり。上にのせたミントのジュレは、すぐに真似したい、見た目もステキなアイディア。

テーブルにさりげなく飾られた花は、自己主張しすぎない白。




仕事の時間がまちまちで、オーブン料理などの時間のかかるものはなかなか作れない、と思っていたけれど、大きなポークの塊肉でも、あらかじめお肉を冷蔵庫から出して常温に置いておけば、４０分ほどで中までしっかり火が通るのだそうだ。

こういったことを逆算して準備しておけば、オーブン料理は手のかからない料理。焼いている時間を他のことに使える。

聡明な女性は料理が上手、とはこういうことか。

これからはわたしも、オーブンをもっと使ってみよう。





この日、朝からのこのクラスの後、偶然キャンセル待ちでとれたヘアサロンで、ヘアカラーとパーマをして、そのままワイキキで仕事。

朝９時半にうちを出て、うちに帰ったのは夜１１時。
長い一日。

でも自分のことがいろいろできて充実！な一日だった。









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２日目は「まずい」らしい。。。

朝起きたら、なぜか甘いモノが食べたかった。
買い置きは何も無い。

「うーん」

キッチンをガサガワ。


小麦粉と、チョコチップと、くるみ。
無塩バターと砂糖とたまご。

「よし。」


唐突にクッキー作り。

チョコチップクッキーはちょっと子どもっぽいので、もうすこし大人な感じにしたくて、わたしの好きな、オレンジフレーバーの紅茶「レディグレィ」を入れて二種類作った。


クッキーはあっという間に出来る。
とくに型抜きもしない、丸めて手のひらで伸ばすだけのシンプルクッキー。


オーブンから甘い香りが漂う。
手作りの醍醐味は作ってる最中の香り。

久々に作ったので、kenjiもなんだか興奮していた。



「おいしいねえ！」

わたしも、久々に食べて、「おいしい！」

食べたい時にさっとなにか作れるって、「よく出来た奥さん」みたいでいいんじゃない？ってちょっといい気分。












２日目、

「おいしくない。」


と、クッキーを食べながらkenjiが言った。


ガーン！


２日目ともなると、感動はなくなって、真実が見えてくるらしい。




今回のクッキー、実は材料さえちゃんと入ってないし、作り方もめちゃくちゃなのだ。


まず、バニラエッセンスが入っていない。

しばらく前、バニラエッセンスのボトルが棚の中で横倒しになっていて、中身が全部漏れていたのに気づいた。どうりでキッチンが幸せな香り漂っていたわけだ。
なので、バニラエッセンスはなし。

バターもほんとは常温にもどして白くなるまでホイップするのだが、常温に戻す時間が惜しくて、電子レンジでチンしたら、液体になるまで溶けちゃった。
でも強引に砂糖とあわせてかき混ぜた。

小麦粉も、新しいほうがおいしいのだけれど、随分前に買ったもの。







ばれたか。



感動が無くなる前に、一日で食べ切っちゃえばよかった。










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ぴったり寄り添う

ソファでくつろいでいたら、ニコがやってきた。



ぴったり、寄り添う。




前から見たらこんな感じ。
カメラ自分撮り。




自分撮りって難しい！
液晶が見られないから、勘で撮ると、こんなアングル。

ニコがカメラ目線なのが珍しい。



犬ってさ、身体のどこかを誰かにくっつけてるのが好きなんだよね。
集団で生きる動物の本能なのか。

こんなふうに、本能で行動して、生きていけたら楽ちんなのかな。



おかあさん（わたし）もニコとくっついてるのが好きだよ。






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ケバブとかいろいろ。＠９月のなべ会

９月のなべ会。

朝からマリネして仕込んだケバブ、
ケイジャンパウダーがおいしいシュリンプ、
ルクルーゼのお鍋で炊いたキャロットピラフ、
オーガニックのサラダ、
お庭でとれたアボカド、
レッドポテトのポテトサラダ、
ヨーグルトフルーツ添え。

Ｈ子さん、仕込み、ありがとう！




またしても、おいしい物がいっぱいのなべ会。
食欲の秋到来？









満月のこの日、お月見よりもお食事の勝ち！

食に目を奪われて、月を見たのはもっと遅い時間になってから。
月は空の高いところに、小さく上がっていました。





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911だった。

アメリカ同時多発テロから、１０年が過ぎた。
１０年。
もう、１０年だ。


あの時、わたしは日本に住んでいた。
夜、kenjiはもう寝ていたが、わたしはテレビを見ていた。
突然のブレイキングニュースで、映画のような映像が飛び込んできた。
飛行機が高層ビルに突っ込んでいた。
最初は、事件か事故かわからなかった。
状況がやっと飲み込めて、思わず寝ているkenjiを起こした。



その数年前、kenjiとわたしは、この場所を訪れていたのだった。
テキサスの田舎に駐在していた頃、せっかくアメリカにいるのだし、と、
ニューヨーク見物に出かけた。
自由の女神などをフェリーで見て周り、その時、このビルも目に入っていたはずだ。


そのビルに飛行機が突っ込むシーンや、「テロ」という言葉に、テレビ画面を見つめながら、世界はどうなってしまうのか、とても不安に思った。

あれは２００１年の出来事だった。
わたしたちがハワイに住むことを決めたのは、２００４年。
テロから３年。
いつもどこかと戦争をしているアメリカに住むということに、不安はあった。

それでも私たちは、アメリカに移住した。

住んでみれば、危機感は忘れた。
民間のレベルでは、戦争ははるか遠い場所での出来事だからだ。

アメリカは、自国が戦場になっていない。
軍に関係のない民間人が被害をうけることはない。
民間人の住居への誤爆は、戦争なら当たり前のように済まされる。


９１１の１０年目、ということで、わたしの中では、不安があった。
どこかでまたテロが起きないか不安だった。
この日、kenjiがお客様を空港に迎えに行く仕事があって、わたしはとても心配だった。
テロの舞台は飛行機が多い。


争いは争いを生む。
不安な気持ちは不安を増殖させる。

感情は連鎖していく。



今年の３月１１日は、東北大地震があった。
ちょうど半年。

天災は防ぎきれないけれど、人災（戦争）はわたしたちの行動次第で、なんとかなるはずだ。
争いの、不安の連鎖を、どこかで断ち切るためにはどうすればいいのか、わたしにはわからない。
すでに起こっていることを断ち切る力はわたしにはない。

けれど、新たに始めないことは誓える。争いを自分から起こすことはしない。

争わなくても分かり合える。
争わなくても分け合える。
争わなくても、わたしたちは満たされてるのだから。



１０年目の今年、とくに目立ったことは起きなかった。
kenjiも普段通り、お客様を空港でピックアップして、仕事を終えて家に戻ってきた。
わたしもいつもどおり、ワイキキでマッサージをした。
いつもと同じ、青空に白い雲。さわやかな風が吹いていた。








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コスコ依存症？

今日のお昼ごはん。

サーモンバーグと、サラダ。




スープはトマトカレー味。



我が家の食材は、ほとんどコスコ（会員制卸売スーパー）とファーマーズマーケットで調達している。

たとえば今日のメニューはほとんどがコスコ。

ハンバーグならぬ、サーモンバーグ、と言えば聞こえはいいけれど、単にサーモンパテ（コスコ）を焼いただけ。（これウマイです！おすすめ！！）
サラダのローメインレタスもコスコ。
ごはんは、いつもは普通のスーパーでカリフォルニア産の日本米を買うのだけれど、今回は、スーパーに買いに行く暇がなく、コスコにて。

トマトカレースープの具、ベイビーキャロット、セロリ、レッドポテト、あらびきウインナーも全部コスコ。玉ねぎはファーマーズマーケット。
あっ、トマトペーストの缶詰もコスコ。
スープのブイヨンもコスコだった。
書きだしてみて、改めてビックリした。
ここまでコスコのものばかりだとは思わなかった！

我が家から近いこともあって（車で３分！）コスコには週に１・２回は行っている。
ファーマーズマーケットも、ご近所（歩いて５分！）で週２回ある。

ココマリーナセンターのフードランド（ローカル系スーパー）が撤退してから、スーパーマーケットに行くことは殆どなくなった。

コスコの手前のモールにアメリカ本土系のスーパー・セーフウェイはあるのだけれど、
フードランドがなくなってから客が増え、いつも満車の駐車場がますます停めにくくなって、なおさら行く気がなくなった。

その点、コスコの駐車場は広くて停めやすい。

日本の業務用問屋スーパーみたいなものだから、肉や野菜など、パックされている量はとんでもなく多い。お肉などは、４パウンド（約２キロ）は当たり前。
今回買ったベイビーキャロットは５パウンド（2.3キロくらい）あった。

しかしやはり、安い。普通のスーパーで、小袋を買うのとあまり変わらない値段なら、やはり買ってしまう。


食べきれるのか、という不安はあるものの、だいたい、食べきれる！！！
夫婦２人のくせに。
なんて、大食い。

野菜は、持て余してくると、だいたい今日のようなスープやポトフになる。
お鍋いっぱいに作っておくと、わたしがいない時でも、kenjiはごはんが食べられる。
単品でも気にならない人なので、こんなものでも大丈夫らしい。


肉は冷凍できるから、大量買いしても問題ない。
最近はコスコも日本人を意識してか？しゃぶしゃぶ用の牛肉の薄切りを置くようになった。
これで一気に日本食のメニューが作れるようになった。牛丼とか肉じゃがとか。
あと豚肉の薄切りを置いてくれれば最高なんだけどな。
日系のスーパー以外では、こちらのスーパーにはいまだ、日本で見るような薄切り肉はないのだ。

コスコの買い物が日常になると、あの量が普通に見えてくる。
日系スーパーのニジヤで、お肉のパック（日本の普通のスーパーに置いてあるサイズ）を見て、「なんでこんなチョッピリ？」と思えるのが、ヤバイ。

我が家のエンゲル係数（生活費の中の食費の占める割合）は、コスコのおかげで、たぶん他の日本人カップルの家庭に比べて低いと思う。
食べている量は、多いんだけど。

今日のメニューを見ただけでも、我が家の食糧事情はコスコに依存している部分が大きい。
依存症、ってわけではないが、かなり、頼っていることには違いない。










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ぷるん！「金魚すくい」

朝の木漏れ日が爽やかなこんな日は、



こんな和菓子が似合う。

金魚すくい、と名付けられたレモン味がさわやかなゼリー。

中に透けているのは金魚。




ぷるん！
と揺れるゼリーの中から出てきたのは、
黒の出目金と、赤い金魚。

日本のお菓子って、かわいい！　おいしい！



kenjiがお客様から頂いたもの。
去年もすてきな和菓子を頂いたのでした。


今回のは、この金魚のゼリーの他にも、自分で詰めるもなかとか（これも皮がサクサクで美味しかった！）たくさんの種類が少しずつ詰め合わせになっていました。
箱を開けたときに出てきた金魚のシルエットに、「きゃー」って声をあげちゃったくらい可愛かった。

目と舌で、堪能させて頂きました。
ごちそうさま。ありがとうございました！





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