mamo style 楽園ハワイの地味暮らし

楽園ハワイで地味ーに暮らす日々

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文字をもたない、ということ

2008-07-31 | 日々


文字を持たない文明がある。
記録がないので、どんな文化があったかは不明だ。
インディアン(ネイティブ・アメリカン)や、ハワイアン、アイヌなど、
文字による記録に頼らなかった文明では、物語や歌やダンスや絵で大切なことを伝えてきた。

文字による記録が、どれほど重要なのだろう。
今、わたしが書いているブログのなかで、
未来に残さなければいけない重要なものがどれほどあるのか。

何もない。

ブログだけでなく、わたしの一生のうち、未来に伝えなければいけないことなど、何もない。

本当に、伝えなければいけないことは、ほんの少し。
文字は、いたづらに情報量を増やし、それをジャマする。

インディアンたちは、それを知っていたのだろう。
彼らの残した、物語の、歌の、ダンスの、絵の、なんと力強く、美しいことか。
それらは、本当に伝えたいこと、のエッセンス。
だからこそ、美しいのだ。

彼らは、文字を持たないことを、「選んだ」のかもしれない。







「言葉」すら、いらないのかもね。

ありがとね

2008-07-28 | 日々


この履き古して汚い靴は、マッサージの仕事用。

かかとがないので脱ぎ履きしやすくて、でも前から見たらちゃんと靴になってるからお客様にも失礼じゃなくて、ってことで愛用していたもの。

留めるとこがベルクロ(面ファスナー)になってるんだけど、、ひもがだんだん伸びて、びろびろになって、ベルクロもだんだん効かなくなって。。。
それでも接着剤でくっつけて使ってた。

ついにこないだ、右足の小指のとこが破れて、履けなくなった。

最近、靴が破れるまで履く人って、いる?

それくらい、愛用してたってこと。

こうして写真を見てみると左右微妙に形が違う。
わたしは左足が軸足なので、靴の左の足先が膨れ上がっている。重心がかかってるのだ。そして、右足で小刻みにバランスをとるので、右が横にぶれて、小指が破れた。
ちゃんと、わたしのスタイルが靴に現れてるんだなあ。

駐車場の横のゴミ箱に捨てようかと持っていったけど、すぐに捨てるには愛着がありすぎて、結局車に持ち込んで、1週間ほど。

わたしの一番大変な時を支えてくれた靴だもの。

でもいつまでも持ってるわけにはいかない。
お別れしなきゃね。
ロミロミのおしえにもある、「捨てる」こと。
次に進む為の大事なステップ。

お別れに、綺麗に拭いて、写真を撮って。
「ありがとね」と心の中で言ってから、さよならしました。

ふわふわ、モンキーポッドの花

2008-07-25 | 花とか木とか鳥とか
ニコと散歩の途中、モンキーポッドの花が落ちていた。
あまり落ちてない花だから、いつも高いところに咲いている花だから、
こうして見られるのは、まれ。

拾ってうちに持ち帰って、観察。

「ニコも良く見ておきなさい。」


モンキーポッド、アメリカネムノキ。
日立の樹で有名な樹です。
日立のは、空港の近く、モアナルア・ガーデンパークにあります。

あんなに立派じゃないけど、モンキーポッドはハワイ中で見られます。



ふわふわと、タンポポの綿毛みたい。
手触りはもうすこししっかりしてて、お化粧で使う仕上げのブラシみたい。

木についているときは、この花が風にふわふわとゆれて、やさしい色合いがぼわーんとにじんで。。。
見てるだけでとても優しい気持ちになります。

ニコはちょっとクンクンして、興味ない!って感じで顔をそむけましたけど。

品質管理はやっぱ日本?

2008-07-22 | 日々
先ほどの、マグネットフック落下事件は忘れて、
気を取り直して、今日のおやつ。



「きのこの山」じゃなくって、チョコボーイなの。



チョコの帽子を被った男の子なの。
いや、どう見ても、きのこ。。。

まあいいや。

日本のと比べると、
チョコはちょっとやわらかめ。
軸のとこも、やわらかめ。

そして、全部チョコと軸がナナメってる。

これは、韓国製。

ハワイではいろんな国のものを目にする機会がありますが、
韓国製は、品質的にぜんぜんいいほうです。

こんなオチで、ごめんねー

2008-07-22 | 日々
今日はお仕事がお休み。
特に予定も入れてないこんな日は、一日うちでのんびり。
もともと、インドア派。2.3日の引きこもりならぜんぜん平気。
あっ、ニコの散歩は行きますけどね。

Kenjiが、仕事のタイミングで、お昼ご飯を食べにうちに帰ってくるって言うので、午前中はおだいどこ仕事。

ちょっと前、シリコンのミトンと、それを吊るすためのマグネットのフックを買っておいた。
まずは、冷蔵庫のドアに、マグネットフックをくっつけて、と。

さあ、ミトンを吊り下げよう。
シリコンって、耐熱性なんだよね。熱に溶けちゃいそうに見えるけど。

うん、赤がかわいい。

新しいキッチン小物が増えたので、ちょっとうれしい気分で作業を進める。

さて、コスコで大量に買っておいたお野菜を、洗って。。。と。

「ぱたん!」



振り返ると、フックが落ちてる!
「あれ? やっぱマグネットだと弱いのかなあ。」
買うとき悩んだもの。
でも、ミトンくらいの重さなら大丈夫だよなあ、って思ったの。
「やっぱだめ?」

もう一回つけてみようとフックをひろって冷蔵庫のドアを見たら。。。



マグネットは冷蔵庫にくっついたまま。

マグネットとフックをくっつけてる粘着テープが弱かったのねん。。。

なんか、意外性をつかれて、ウケた。
こんなオチで、ごめんなさい!! って感じだわ。

これはあとで接着剤でべとべとにくっつける事にしよう。
接着剤もアメリカ産だからくっつくかわかんないけど。。。



ぴかぴか

2008-07-19 | ニコとわたし
この首輪、ふつうの首輪に見えるでしょ。


じゃーん!

光るのだ!
これで夜、真っ黒なニコが暗闇にさらわれてもあんしーん。

平たいボタンがついてて、ON/OFFするタイプ。
ニコだけで留守番させてうちに帰ると、このランプがついてることがある。
昨夜からつけっぱなしか?いいや、寝る時に部屋を真っ暗にしたら気づかないはずがない。
ニコがじぶんでスイッチを入れた?
すごい!

どうやるのか推測してみた。

ニコは寝起きなんかに、ソファーのふちに首をぐぐぐぐーってこすりつけながら歩く変な癖があって、その時に自然にボタンが押された、と。

ということは、わたしが帰ったとき、ランプが付いてなくても、いったん付いてまた消した、という可能性もあるってことだ。

電池寿命、短し!




スパム命!?

2008-07-15 | 「おいしい!」もの
久しぶりにマッカリーSCのセブンイレブンにいったら、こんなものが。。。


スパムラヴァーズ、だって。



ふつうのスパムの倍の厚さで「スパムむすび」、つくってみましたー、ってこと?
左が普通のスパムむすび。
右がラヴァーズ。
お値段は普通のスパムむすびより50セント高い、1ドル79セントでした。


スパムって結構塩っ辛いので、この厚さだと私にはきついなあ。
やっぱスパムむすびは普通のサイズのでいいかな。
わたしはスパムラヴァーほどじゃない、ふつうのスパム好きってことですね。

いつもは自分で作るので、お店で買うと、高いなあって思っちゃってあまり買わないんだけど。

スパムむすびの型もちゃんと持ってる。
一缶あけると、スパム切り器(こんなんもある!)で9等分出来るので、
スパムむすびを作る時はごはんもいっぱい炊いて、9個分一気に作ります。
冷凍しておけば後は食べたいときに、チンするだけ。

仕事先に持って行ったりする時に便利です。

スパムラヴァーズを見つけたときに、ブログに載せたくて、じゃあふつうのスパムむすびを知らない人はワケわかんないよね、って思って、ふつうのスパムむすびも買ったので(なんてサービス精神!)、この日のお昼は、ひとりスパムフェスティバルでした。血圧あがるぞ!

またもや、とうさつ?

2008-07-15 | ニコ日記
こんちわ!にこでーす。にっき、かきまーす。


「ZZZ・・・」



「!!はっ!」



「またねがお、かくしどりしてるー!」





まったくもー、あのひとはどうしていつもいつもにこのこと、
つけまわしてんのかしらねー、ぷんぷん。

こういうひとのこと、「ぱぱらっち」っていうんでしょ。
どこのごしっぷしに、このしゃしんうるのかしら。
たかくうれたら、「ぶたのかわ」か「うしのひずめ」くらい、
わたしにぷれぜんとしてほしいもんだわー。まったくー。

今までも、これからも、

2008-07-10 | 日々
朝早く、鳥の声で目が覚めた。
さわやかな、めざめ。。。ではなく。

その日の朝、中庭から聞こえてくる鳥の声は、朝を告げる声でなく、
何かを探しているような、訴えるような声だった。

「ピッ、ピッ、ピッ」と途切れ途切れに鳴いている。
あの声の大きさから言ったら、マイナーバードだろうか?
いつもと違う鳴き声。
うるさいなあ、と寝返りを打ちながら、
「あっ!」と気づいた。

昨日の散歩。
歩道の枯れ葉の中に埋もれて、鳥が一羽死んでいた。
低空飛行で車にぶつかったのか、出血はしていないようだった。
ニコより先に私が見つけたので、ニコが突っつかないよう遠回りをして行き過ぎた。
思えば、今、鳥が鳴いている先が、その場所だ。

あの鳥のパートナーかな?
きっと昨日から見当たらない連れ合いを探しているんだ。

突然パートナーがいなくなる不安。
自分に置き換えたら、胸が苦しくなった。
足元で寝ているニコをきゅっと抱きしめて、「一緒にいようね。」と念を押した。

えっ?Kenjiじゃないのって?

ニコは明らかに、私より先に逝く。
ミニピンの寿命、私が知ってる範囲では、18歳くらいまで生きる子がいるらしい。
ニコは、9歳。目いっぱい生きて、あと9年。
犬を飼うと決めた時から、これは覚悟をしておくべきこと。

犬を飼い始めてから本屋さんで偶然見かけた絵本。



「ぼく」の飼っている犬が、年をとって死んでしまう話。
家族はみんな悲しんだけど、「ぼく」も当然悲しいけれど、
生きているうちに、いっぱいいっぱい、愛してあげたから、悔いはない。
充分愛してあげたし、それを犬もわかってくれている。
だから、ずーっと、ずっと大好き。今までも、これからも。
この本の原題は、「I'll always love you」
「Will」なのだ。
好きだったよ、ではなく、これからも、なのだ。
後悔のない愛し方をしてあげれば、それを失ってからも愛は消えない。


いつ、大事なものとの別れが来るかわからないから、
いつもいつも、愛してあげよう、と思う。
あとで、「もっと愛してるって言ってあげればよかった。」って後悔しないように。
なくしてからも「今までと同じように愛してる。」って、胸を張って言える様に。


そんなわけで、ニコもKenjiも「ずーっとずっと、だいすきですよ」

スカイウォーク

2008-07-03 | 日々
ベガス旅行中、グランドキャニオンの西側、スカイウォークという所に行ってみた。

インディアン(って、言っちゃいけないのかな?)ネイティブアメリカンの居留区。

ベガスから、フーバーダムをこえて、ジョシュアツリーが群生する平原をひたすら車で走る。


ジョシュアツリーはツリーとはいっても、ユリ科の植物だ。木ではないらしい。
砂漠に生えているだけに、葉は近づいて触ってみると、とげとげで硬い。



途中の道路から、大きな鷲の姿をした岩が現れる。
自然が作る芸術。
神が創った?

鷲はインディアンの人にとってはとても神聖な生き物だ。

スカイウォークは岩だらけの自然の中に鉄とガラスで作られた、展望台。
床がガラス張りで、がけから飛び出す形に作られているので、そこを歩くと足元は何もない。まるで宙に浮いているかのようで、それでスカイウォーク。

カメラは持って行っちゃいけない。入り口で荷物はロッカーに入れさせられる。
写真が欲しい人は、インディアンの人たちが撮る写真を買う。

そんなわけで、写真はない。

商魂たくましい。

産業がないなら、観光。
これも、ありかな。
ハワイも似たようなものだから。

スカイウォークのそばには、いくつかのティピーやスゥエットロッジなどが建てられている。

子供の頃から、ティピーみたいなテントで暮らすのが夢だったので、初にお目にかかってすごくうれしかった。


ティピーの中からみた空は、薄いターコイズブルー。



屋外ステージでは、一人のインディアンが、輪をいくつも使ったダンスをしていた。
地面に置かれたフラフープのような輪を、足で蹴り上げて、体に通したりしていろいろな形を作る。
ひとつ、ふたつ、みっつ、音楽にあわせて、ばらばらの輪がまるで繋がっているかのようになり、蝶々になったり、鷲の羽根になったり。
最後は立体の球体。

インディアンの世界観は、「サークル」
すべてのものは、繋がっている。
私たち人間も、自然も、すべての物事も、繋がっている。


スカイウォークの先は、すこし昔、化粧品などの原料となるコウモリのフン!!を採掘した場所。
このとんがった小山のむこうは断崖絶壁。この崖にコウモリが巣を作っているのだそうだ。




私の好きな、赤い岩。
なんとなく、気になる、というか、しっくりくるというか。
以前、こんなところで生活していたような気がする。

インディアンにも、いろいろな部族がいて、それぞれに住居の形態や、特有のデザインがあるのだけれど、私はどうやら、ナバホではないようだ。

有名な部族だから、インディアンジュエリーなども見ることが多いのだけれど、イマイチ、ピンとこない。

アメリカの大陸に散らばっている、いろんな部族の居留地を訪ねる旅もおもしろいな。
いつか、過去の自分が暮らした土地にたどり着けるかもしれない。

Kenjiの老後の楽しみは、キャンピングカーでアメリカ縦断することらしいから、どうやらこの夢もかないそう。