いやー、めちゃくちゃ退屈な映画…、途中で目を瞑って寝落ちしてもいいか…と思って観ていたら、
めちゃくちゃスピリチュアルメッセージ映画だった!!
ということで、「シックス・センス」で超有名なナイト・シャマラン監督の最新作を観てきました。
病気発言しまくりなので関わりたくない方は読まれないことをオススメします。
実はワタクシ、ナイト・シャマラン監督作品お初でございます。
実は「シックス・センス」観たことありません。オチだけは知ってました。ニコールの「アザーズ」を観た時に、「シックス・センス」と同じオチだということを感想レビューで散々目にしたからであります。
実は、「アザーズ」のオチ、映画を観た時は分かっていなかった…(汗)
最近、何故か「シックス・センス」を観てみたい病が強くなってしまい、ネットで観られないか検索しましたが、何千円もする販売はヒットしましたが、安いレンタルがヒットしなかったため、たまたまナイト・シャマラン監督作品が上映されるということで観てきたわけであります。
ナイト・シャマラン監督✕同性カップルの物語ということでどんな物語が繰り広げられるのか非常に興味津々で見始めたら、
ぶっちゃけ書いて申し訳ないが、それがまー、つまらなかった。
サスペンスホラー?サスペンスミステリー?を作りたかったのか、もうスキだらけ。
謎の人物たちの正体を明かさない理由があんのんかいなー(関西弁で「あるんかー」の意味)??
同性カップルである必要性があんのんかいなー???
と思いながら観ていたので本当に退屈で仕方なかった。
設定も意味不明だったため、これが世界のナイト・シャマラン作品なのかー、つまらないなーと思いながら見てた。
同性カップルに自己犠牲を強いておいた謎な人物たちが次次仲間を殺していく。その一人一人の死が招く地球災害の数々が映像で流れる度に、何を描きたいん?これ、映像化して大丈夫なん?的な映像がニュースとして流れるんですよ。
なんでこの人たち死ななあかんの?なんで災害が起こるの??あんたら自己犠牲を強いてるのになんで自分ら先に死ぬの??とマジ意味不明な展開。
何がしたいのか疑心暗鬼MAXになったところで種(謎)明かし…の展開。
これは、最初から最後までスピリチュアルメッセージであったことに驚き。
ぶっちゃけ、精神を病んだことがない方が観たら最後まで退屈極まりなかったと思う。
でもね、精神の淵を彷徨ったことがある人が観たら、間違いなく意味深な内容であることに気づくはず。
これはあくまでワタクシの解釈でありますが、
この作品のテーマはズバリ、“ヴィジョン” と“愛”。
神様のお告げであったり、高次元からのメッセージであったりするんです。いわゆるインスピレーションとか閃きとは違う、神様からの啓示と言った方が近いかな。ジャンヌ・ダルクと同じやね。
ヴィジョンなので動画ではなく映像。写真みたいなものが、ふと目の前、というか脳で見えるんですよ。その映像から意味を解釈していくんです。いわばタロットカードやオラクルカードの働きと同じ。具体的な絵なのか脳内で見る絵なのかの違いなだけ。
謎な人物たちが見た映像は、ズバリ未来予知夢。このままでは世界が滅ぶという映像を見たわけですよ。世界滅亡を防ぐために選ばれたのが同性カップル。そのカップルの内どちらかの自己犠牲(死)によって世界は平和になるというヴィジョンが告げられたわけですよ。
と書くと、ウルトラマンと同じで、地球の平和を守るのがなんで小国日本のウルトラマンやねん!?アメコミヒーローやねん!?「すずめの戸締まり」の鈴芽やねん!?と言いたくなるのですが、
ハッキリ書くと「すずめの戸締まり」の鈴芽と同じで、鈴芽が選ばれる理由があったように同性カップルにも理由があった。
彼らが特別な存在じゃなくて我々人類の代表に過ぎないわけなんですよ。ぶっちゃけ、あなたでも私でもいいんですよ。
映画としては登場人物のバッググラウンドが必要なのでたまたま取り上げられたのが同性カップルであったり鈴芽であったわけですよ。これはあくまで映画制作として。脚本としてね。
世界平和のために何故自己犠牲をしなくてはいけないのか???
自己犠牲しろ!死んだら平和になる!といった生贄を復活させろ!と言いたいのではなく、
君らちゃんと愛あるんか?ちゃんと人を愛せてるんか?傲慢になってへんか?と問いただしてるんですよ。これがスピリチュアルメッセージの核なんですよ。
日本の文化では昔から地鎮祭、お祭り、奉納演奏、奉納舞、神楽などなど…その土地土地の氏神様や家を建てる時など神様に祈りや感謝を捧げてきたのと同じで、
このまま愛を見失ったら、地震や津波、コロナのようなエピデミック、9.11の自爆テロ、日本人も犠牲になったイスラム過激派の殺害同様、自目に見えない力が自然殺害を起こしたり人を狂わせたりするという警告をスピリチュアルメッセージとして伝えているんですよ。
ぶっちゃけ、今だから言えることですが、私自身精神を病んだ時、ヴィジョン見えまくっていましたからね。それを良いメッセージとして周りに伝えたら診療内科に連れて行かれ安定剤と睡眠薬を貰いました。あの頃は、3日間不眠でも車を運転するくらい脳が覚醒してた。無事故で宝塚まで運転してた。自分は病気だとは思っていなくても、周りがそう思ったら病気なんですよ。
最近、統合失調症で入院経験がある方のYou Tubeを拝見すると私も一歩手前だったことに気付かさせられた。症状が一緒。このままヴィジョンに従って行動したら強制入院させられていたかもしれない。
今だから書きますが、それこそ脳内でパラレルワールドが繰り広げられ、テレビから聞こえる声(特にドラマの台詞)をもメッセージとして解釈してしまう。現実と脳内の境い目が分からなくなってくる。自分は美輪さんや江原さんみたいに霊能力者になったんだ!と思い込んだから、ヴィジョンに従って見知らぬ人に声かけたり、公園に行ったり、めちゃくちゃ泣きまくったりもしてた。
今思えば、全くの赤の他人様によって病院連行されなくて良かったよ。
あの頃は完全に低級霊に取り憑かれたと思うね。自分で言うのもなんですが、お芝居の時は、私も憑依型なので(笑)映像で自分の演技を見たらめちゃくちゃ下手やったけどね。何が憑依型や!(汗)
私は統合失調症の診断名はもらいませんでしたが、今思えば本当に一歩手前だったと気付かさせられる。
こんなこと書いたら統合失調症の方に対して差別発言になってしまいますが、両親健在でお金持ちなら働かずに神様の啓示に従ってたと思う。病気だと思ってないから。
でも私の場合、両親二人ともいない、貧乏人。兄弟親戚に迷惑かけたくない気持ちだけは人一倍なので、生活費の援助は受けたくなかった。だから働かないといけない。働くためには自分は病気であることを認めて、世間に自分の病気が治ってきたことを提示していかないと働くことができないんですよ。生活ができない。若い頃は能動的かつ計画的引きこもりをシていたのに、まさか受動的に強制引きこもりをさせられるとは思ってなかったよ。私の休職期間は2ヶ月が限度だった。職場に仕事復帰を願い出た。
今だから書くけど、自分は病気だとは本心では思ってなかった。でも、社会復帰のためにはパラレルワールドと現実を完全に分けて生活しないといけなかった。それこそヴィジョンに従ったら大変なことになる。
本心では病気だとは思ってなくても、働くためには病気だと認めないといけない時もある。それが社会という現実。スピリチュアルの世界ならぶっちゃけ働く必要はない。ま、どうやって飯食うねん!?という問題が出てくるが…。自給自足でも労働は必要だしね…。
歴史において人間が勝手に資本主義経済や社会主義経済を作りあげてきた。そこで生活することが社会の一員とみなされている、ということが現実社会だからお金なくして生きて行くことは難しい。結局のところ、スピリチュアルな世界でもルールは必要だから今と変わらなくなる。
そんな現実社会だからこそ、完全にスピリチュアルな世界や生活には移行できないからこそ、愛や慈悲、そして自分の芯を失ってはいけないことをメッセージと伝えてるんよね。
謎な4人の登場人物をヨハネの黙示録の四騎士に喩えているのも興味深かった。地球を守るために大事な4つ。
ナイト・シャマラン監督も相当スピリチュアリストやね。原作があるといえ、シャマラン監督のオリジナル要素がふんだんに散りばめられていると思った。
それにしても、まさか、私がヴィジョンについて語る日が来るとは思ってなかったよ。意味不明発言でごめんなさいm(__)m
またくり返しますが、
今は、あの頃は完全に病気だったと言えますが、ただこのブログに書いてる内容はその時感じたヴィジョンで書いています。決して神の啓示のヴィジョンではなくあくまで私の直感のヴィジョンです。紛らわしいね。
決して数日たって冷静になって思い返して書くのではなく、特に観劇ではその時感じたことをありのまま書くようにしています。ま、宝塚のショーみたいに全く言葉も閃きも降りてこないこともあるが…(汗)