13日、ライブビューイングで咲ちゃんのサヨナラショーと卒業挨拶を観てきました。
土日祝に観劇が集中して、観た順にアップしなくてスミマセン。
m(__)m
実はもう1作あり。後日アップします。
先ずは約2ヶ月ぶりのベルばら。
千秋楽かつ咲ちゃんのラストフェルゼンだけあって、失神夫人と悶絶夫人のアドリブが愛に溢れていて楽しませてもらいました。
その後に続くオスカルアーサがどう切り替えようか、アドリブを入れるべきか迷ったのが伝わってきた。ため息で切り替えてましたが…。
カメラがちゃんと咲ちゃんが喜んでいる表情を捉えていましたね。
正直に書くと、カメラワークが非常に残念だった。引きで撮るとこ、アップで撮るとこ、ターンするタイミングとか、酷かった。
タダで観てるなら文句言えないけど、5000円以上も払ってるんだよ!
マジNHKを見倣って欲しいと何度も思ってしまったよ。
客席からなら自分目線で見たい所を観れるからいいけど、映像はカメラマンや指示する人の目線になるから、
大劇場2階席で観た2回目の、そこでウルウルする??の感動がなかったのが本当に残念だった。
だけども、
カセキョー(華世京くん)が大劇場の時よりも更に良くなってた!!
ラストの“カぺー未亡人!!”胸熱やった!そこだけウルっときた。
はっきり書いて申し訳ないけど、カメラワークのせいで、あやちゃんの名シーンが台無しだった。断頭台は引きで撮って欲しかった。
サヨナラショー以降は、カメラワークに関しては全く文句なかったけどね…。
っていうか、パレードの客席からの登場は、東宝は、大劇場と違って真後ろの扉から出てくるんやね。1階席で観たことないから知らなかった。
それは良しとして、
咲ちゃんのラストフェルゼンは、大劇場の時から文句なし。完成されたフェルゼン像だった。
逆に、カメラのアップが多かったせいか、あやちゃんのアントワネットの大芝居が悪目立ちした感は否めない。やはり、あのあやちゃんの大(お)芝居は、広い劇場で観てこそ生きてくる。
オスカルアーサが、大劇場の時よりも更にリアルオスカルになっていたのも良かった。
脚本に関しては、私はなーちゃんの花組や過去作、原作で補完されているから最初から違和感はなかったが、世間ではフェルゼンの手紙からの今宵一夜シーンが唐突過ぎると評判が悪かったようであるが、千秋楽は違和感を感じなかったはず。
縣アンドレは、カメラワークのせいで存在感が薄まった感があるが、バスティーユは縣君独占やったね。その後は、当たり前だが、アーサが独占だったけど…。
やはり、ひまりちゃんのロザリーと
ゆうちゃんさんのメルシー伯爵が劇画の世界観を膨らませる素晴らしい担い手だった。
今まで、メルシー伯爵は、アントワネットとハプスブルク帝国の名誉しか考えていない人物だと思っていたが、
いやいやいやいや、今日のメルシー伯爵は、めちゃフェルゼンの主張を受け入れてたように感じた。
今までは、フェルゼンの主張も、お前も自分勝手やんけ!と詰ってる感が強かったが、
フェルゼンの言わんとするとこも分かった上で、真実の愛を貫くために身を引いて欲しいという優しさが垣間見えるメルシー伯爵像だった。
今までもずっとそうだったのかも知れないが、私は、フェルゼンもメルシー伯爵も身勝手な人間やな〜と思ってた。
なので、ゆうちゃんさんのメルシー伯爵の助言を素直に受け入れたフェルゼンの帰国の決断も自然に感じた。
フェルゼンも嫌嫌帰国するんじゃなく、王妃の名誉を尊重する決断に思えた。今までは、俺が帰国すればいいんやろ!的な納得いかなさを感じてた。
今回は全くの皆無だった。
やはり、お芝居が上手いと想像や解釈が膨らむ!
サヨナラショーは、まるで、サヨナラショーをもってベルばらが完結するかのような演出になっていて、バラのタンゴ、黒燕尾。マジ素晴らしい演出だった!
咲ちゃんとアーサの「蒼穹の昴」の台詞&デュエットがウルっときた。
咲ちゃんの口から、次のトップコンビのアーサとあやちゃんを推す言葉とか、雪組愛とかマジ最高だった。
咲ちゃんは、雪組の御曹司と言われながらも、苦労も多かったと思うんよね。
私が言うのもなんですが、人一倍苦労した分、とっても頼もしいトップだった思うよ。
今思えば、新公のフェルゼン、バウのパルムの僧院、炎のボレロ、ヴェネツィアの紋章&ル・ポァゾンを生の舞台で観れたのは、神様のお導きやね!どれも本当に良かった!
なんてたって、蒼穹の昴とフェルゼンは、マジ最高傑作!!
咲ちゃん、本当に本当にお疲れ様でした!!
咲ちゃん、そして、共に卒業される、ひまりちゃん、希良々うみちゃん、有栖妃華ちゃん、聖海由侑君、第二の人生も素晴らしきことを祈ってます!