学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

うそー、小学生のブランチ?

2023-12-12 16:33:19 | 日記
 先日の土曜日の夕刻の出来事だ。「ブランチ11時やで~」「ファミマやろ」と大声の二人の少女(小学5、6年生ぐらいの年恰好)。自転車の二人が我が家のそばの四つ角で別れた。小学生が”ブランチ?”、あの朝を抜いて昼食兼用の食事のことだろう?そんなことが小学生の間で流行っているのだろうか、と興味を覚え翌日曜日、時間を見計らって自転車で出発した。近所のファミマは自転車で5分程度のところに一店舗あるだけだ。間違いはないと一目散にその店に向かった。いい天気で気温も自転車で散策するにはもってこいの日和である。(僕も物好きなものだ)
 予測が当たった。5人の女子小学生が店の前のバナー広告のそばに座り込んでそれぞれ買ったものを食べながらのパーティだ。カップヌードルを食べながらポシェットの上におにぎりを置いている子が一番手前でよく見えた。僕はといえば、素知らぬ顔で自転車にまたがってスマホを操作している振りをしながらしばし彼らを観察してみた。カップ麺の“回し食べ”のようなことを楽しんでいるようだ。これで彼らの一体感が生まれるのだろうか。分からないではないが彼らの家庭はどうなっているのだろうか。店の前に座り込む姿は好感の持てるものではない。「こんな所でたむろしないほうがいいよ」と声をかけたい衝動を抑えた。この状況をどのように捉えればいいのか答えが見つからないままその場を立ち去った。退職した高齢者仲間がブランチと称してお酒の昼飲み会を楽しむというグループがあることは知っているが、社会から忘れ去られるのを避けようともがく彼らの集まりとは全く別物だ。何をしても許される時代(?)がやってきた。

日本の忘年会は今でも男文化の象徴?

2023-12-08 16:22:14 | 日記
 先日の日曜日、僕の住む地域では町内清掃と銘打って、近所の人達がどこからともなく集まってくる。ゴミをピックアップする火箸やゴミ袋を持っている人、箒にちりとりを持つ人など、話しながら近所のポイ捨てゴミや軽く雑草を抜いたり、落ち葉を集めて拾ったりして近所の清掃をする日である。女性ばかりが目立つこの日、僕からみれば近所の主婦の井戸端会議の日と言っても良いかもしれないなどとよからぬことを考えている。そこで耳に挟んだのが年末に予定されている「忘年会」への出席をどうするかの話である。子供会の忘年会か、PTA,それともバイト先の会社の忘年会かは定かではない。そこまで耳をそばだてる気もない。大半の意見が出席しないということで落ち着いた。多分どこかの会社の会合なのだろう。「忘年会は男の人のため」「お酒をつぎに回る役目などごめん被る」「私は家で一人忘年会」などと大笑いで話は落ち着いた。
 僕も現役の頃はいろんな忘年会に参加した。若い時は夜の深夜まで飲み明かすなどといったこともした。深夜の不思議な時間帯に気の合う数人と飲みまくるなどという暴挙も経験した。歳をとった現在は忘年会や新年会は絶対断るだけでなく、夜遅くまで飲むなどとんでもない。昼間に弟や気の合う数人との「昼のみ」以外は全く興味がなくなった。女性の半数以上が忘年会など喜んでいないこと、たとえ参加しても夜の9時までなどと時間制限を設けているらしい。終わろうとしている「その年のゴタゴタを忘れて来年の新しい明日に向かって」などという理想を忘年会で感じたことがない。ただ酔いつぶれているだけだ。忘年会のあり方もだんだん変化するのだろう。

親と子供の一体感とは

2023-12-05 16:20:59 | 日記
 昨日の月曜日、午前中の10時前後から自転車で走り回る小学生グループの姿が数回我が家の前を通り過ぎた。平日の月曜日、子供達は学校にいるはずだ。賑やかな子供の会話に何事かと思ったら、日曜日は親の「日曜授業参観」で月曜日の昨日は学校が振替休日であることを知った。僕は教育の世界で人生の大半を過ごしたので、授業参観の大切さは理解しているつもりである(教育は親と子供の共同作業、親の関わりが重要な役割を占めている)それにしても通常では耳にしない子供達の叫び声が住宅地に響き渡る光景に違和感を感じることとなった。
 近所には大人は老人以外誰もいないと言っても過言ではないこの時間、多くの子育て家庭では子供に留守を任せて親が仕事で家には不在であると言う昨今の社会状況に気づかされたのである。子供だけが数人で彼らの家の留守番をしているのだ。子供の年齢、学年にもよるだろうがある意味危険な状況である。先日来、社会で議論されていた子供だけを家に残して留守にすることは虐待か否かの問題が頭をよぎったのである。親と子の家庭での一体感がなければそれこそ本当に虐待と非難されても弁解の余地がない。留守という言葉を分析してみると、「留」は’留める’
という意味で何かが動かないように固定すること、そしてもちろん「守」は何かを守ること。何もせずに家にいて親が留守の家を守ることは大変な責任を負うことを意味する。考えてみれば留守中に知らない人からのピンポン(♪)があるかもしれない。ペットの世話や勉強は?教育を始めとして親と子の共同作業には家族間の一体感が欠かせない。

「おにぎり」バンザ~イ!

2023-12-01 16:10:25 | 日記
 ついに発見!おにぎりを食べながら登校する中学生男子の二人連れ。一人がおにぎりのラップを開くやそのまま道路に捨てたのを目撃した。あとは頬張りながら角を曲がって学校の方向に消えていった。(道路はゴミ箱か!怒!)
 おにぎりが新しいブームを起こしていると言う。僕に言わせれば何を今さらと言う感じなのだが。そう言えば最近はおにぎりを食べる人を見かけることが多くなったような気がする。なんと言ってもあの手軽さと昔母親が握ってくれたと言うある種の郷愁が蘇るもの、そして何よりもいろんな具材とお米のバランスである。とは言っても、“歩きながら食べてはいけません”と教えられた時代を生きた僕らの世代、今でも歩きおにぎりはしたいともおもはないしできない。
 ちょっと待て。そう言えばアメリカでは屋外のパーティなどでは周りの皆と会話を楽しみながら立ち食いを楽しんだものだ。アメリカでは昼食はといえばほとんど手軽なバーガーやホットドックにポテト、そしてコーラと言う組み合わせである。ちゃんとしたレストランに入っても少し手が込んでいるとはいえ、やっぱり同じようなもの。特にアメリカ旅行中レンタカーで訪れる大小の町々、どこに行ってもバーガーの店ばかりが目に入る。よくもこんなに毎日バーガーばかり食べていて飽きないものだと何度も思った。日本のおにぎりに相当するのはアメリカではホットドッグとハンバーガーだと言う人もいるが、日本のおにぎりは具のバラエティや味付けの複雑さを考えると格段上、手軽な食べ物としての実力は比較にもならない。