急に冷え込みが強まった。それでも昼間は柔らかい太陽とともに絶好の街歩き日和となって、ブラリ、江崎グリコの“江崎記念館”に足を向けてみた。創意工夫の鬼、グリコの創業者の江崎利一の足跡をたどってみようと思った。この種の資料館を訪れると、必ず日頃気づかない発見や感動を味わうことができる。成功者の影の努力には倒れても、倒れても起き上がるという執念を感じることができる。
もう一人、この種の話しをする時には忘れられないアメリカ人がいる。以前に書いたことがある Michael Jordann(マイケル・ジョーダン)である。この人の名言を集めていた時があった。いつまでも忘れないのが Practice, practice, practice!(練習、練習、練習!)というものだ。
I have failed over and over and over again in my life. And that's precisely why I succeed.
(自分の人生、何度も何度も何度も失敗を繰り返してきた。そしてまさにその精で自分は成功を手にしたのだ。)
江崎利一は工夫を重ねることから、おまけつきのグリコを生んだ。そしてご存知、ビスコやポッキーとお菓子の大当たりにつなげいく。ジョーダンは試合を決めるシュートを9,000回ミスしたと言い放つ。諦めずに次のシュートへの工夫が、成功に向けて一歩、一歩近づけてくれるのだ。
この日は兵庫県の高校生の団体が江崎記念館での社会見学の実習に訪れていた。三三五五グループを作り、ノートを片手に一生懸命レポート作りに励んでいる様子は遠い昔、自分の若かりし日を思い出させてくれた。「そう言えば、グリコのおまけのおもちゃを集めていた時があったなぁー」
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