新聞を読むことから1日が始まるというのが僕の日課ではあるが、最近はどうも新聞のページをめくる作業にワクワク感がなくなった。戦争記事、外国で次々と名乗りをあげる強権主義のリーダー達、国内に目を転じてみると政治にまつわる裏金問題。テレビも然り、ニュースも能登地震の復興に向けて励む人々の姿以外には、耳を疑う悲惨な幼児や児童虐待の話など気が滅入る話のオンパレードだ。僕のバイオリズムに少なからず影響を与えるのでテレビを消す時間が増えてきた。
そうそうもう一つ、書き忘れていたことがある。僕自身が帯状疱疹でここ数日苦しんでいるのだ。どこでどのように感染したのか定かではないが、とにかく身体の右半分の背中にかなり重傷を思わせる疱疹が広がっている。とにかく痛い。病院で処方された薬の中にカロナール錠という鎮痛剤があるが、指示通り服用していても特に夜はかなりの痛みに苦しめられている。眠れないのだ。(徐々に笑いが消えた僕のバイオリズム低下の主たる原因かも知れない)
アメリカで文学の授業を受けていた時に僕が留学を果たした数年前に亡くなったアメリカの詩人、エドワード・E・カミングス(1894~1962) の話がノートに記録されている。ちょっと変わった人だったらしいが名言「笑いのない日ほど無駄な1日はない」を残している。周りの否定的な出来事に負けてはいけない。人生には笑いが必要。笑いや喜びがあるからこそ充実した人生を送ることができる。分かってはいるけれど否定的な周りに影響されてしまうのは情けない。(”分かっちゃいるけどやめられない”…古ツ!、植木等をご存知の人は笑って下さい)