学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

自粛解除…大丈夫?

2020-05-15 15:53:58 | 日記
世間では緊急事態宣言の解除に向かって徐々に動き始めているようだ。大阪でも店の休業解除も見えてきた。早く元の日常を取り戻したいのは誰しも同じ、社会活動を取り戻すために本当に用心しながら前を向いていきたいと思う。用心を強調する理由は、ほんのちょっとした気の緩みが大事に至ることを何度も目にし耳にし、そして自分自身も経験してきたからだ。事故が起きるのは気の緩みが原因だとよく言われる。子供の水泳の練習や自転車乗り、久しぶりの公共交通機関の利用での通学や通勤、いずれも慣れ始めた時や急な習慣の変化で事故が起きる。
またこんな話も。昨日のテレビではクリーニング店が急に忙しくなってきたという。季節的な衣替えの意味もあるのだろうが、久しぶりに出勤という人がワイシャツなどをクリーニングに出しているのだと思う。ただ、ボケットから出し忘れたハンカチ、マスク、つま楊枝にお店は困惑気味であるという。それらには新型コロナウイルス付着の疑念が拭えないというのだ。自粛解除とともに今まで気にもしなかったことがやたら気になるようなことが起こってくるだろう。
さて、対面重視の社会活動の中で生きてきた僕たちの時代が3蜜を避けての生活へ変わってしばらく続いてきた。また元の対面を大切にする働き方にどの程度戻れるのだろうか。3蜜ならず “「3会」を避ける”と言う言葉が「ビジネス界」での新しい働き方の方向であるなどと聞いた。つまり「3会」とは、会話、会議、会食、を自粛したり避けたりすることを意味するらしい(無駄な “会” も多いことを指摘しているようにも思える)いずれにしろ、新型コロナと自粛の運動はいろんな新しい言葉を生み、人々の行動パターンの変化を生み出した。とにかく人と人の距離が気になるようになったため、人間関係が疎になることに慣れ過ぎてしまっているような気もする。ハイタッチや握手ができなくなっているのだ。僕は付き合いが悪いので…などと言っていた友人はきっと「コロナ禍で つきあい下手が 長所となり」などと微笑んでいるのでは。