水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

11月の詩(葉桜)

2016年10月29日 09時08分24秒 | 夏の俳句

  明けの川辺に咲く鶏頭花    

 焼き上がる小鮎の香り小屋に満つ   惟之

 朝焼や黒き鳥来て枝ゆるる

 蜘蛛の囲の繕ひの跡うつすらと

 葉桜の木漏れ日浴びて艇かつぐ

 みんみんと蝉を呼びをる幼かな」

 瞑想の木蔭のベンチ落し文   洋子

 落し文探し当てたる夫の留守  秀子

 落し文洒落たる名前貰ひけり  捨弘

 雨上がり庭で見付けし落し文  アイ子

 かやぶきの美山に拾ふ落し文  惟之

 落し文開く一人を囲みをり   美枝

 磴髙し一つ見つけし落し文   初枝

 

 

 

 

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