水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

牛松山ハイキング

2013年02月13日 18時40分24秒 | 低山ハイキング

                      丹波七福神 大布袋尊像(養仙寺)

 牛松山は、丹波富士ともよばれ、標高636mながらなだらか美しい裾野を広げた山。山頂のへの金毘羅神社には、18の丁石を数えながら参道を登る。休憩所の天井には舟が吊られている。ジグザグな急な坂を下り、愛宕神社のムササビの棲む大杉を見る。そして、七福神の養仙寺に寄って、亀岡駅へ帰る。徒歩約5時間コース。

  亀岡駅9:20ー保津橋9:30ー北保津9:40ー福性寺10:00ー登山口10:05ー金毘羅神社12:30

  テレビ中継アンテナ13:30ー愛宕神社14:00ー養仙寺(ほてい寺)14:08ー亀岡駅15:20

        保津川や山並かすむ峠かな   惟之

        頬白の鳴く山道や十八丁

        雪解道 子犬と交わす笑顔かな

        天井に吊られし舟に春日射す

     舟板の奉納墨跡 春彼岸

     軒つらら日に照らされて煌めけり

     アライグマ噛み付きますと掲示あり

     焚火跡 語りし会話しのばるる    

        ほてい様お腹を出すも風邪ひかず

         布袋尊の大きな福耳 春隣

        むささびの棲む千年の神の杉

保津川下りの乗船場を左に見て保津橋を渡る。前方が牛松山。右奥の山は愛宕山。

登山口近くの福性寺境内には蝋梅が咲いていて甘い香りが漂う。

参道途中からの亀岡市内の眺め。中央あたりに保津橋が見える。見晴は参道

の一部しかなく、昼食は日当たりのよい参道の途中でとる。

14丁当たりの参道。時折、ホオジロの鳴き声が聞こえる。参道は赤味がかった色。 

目指した十八丁目の丁石と鳥居。この階段をのぼれば金毘羅神社だ。

金毘羅宮と休憩所(右)。境内はうっすらと雪景色。最高点は境内の奥にある。

 

金毘羅宮は水運の守り神が祀られており、水運に携わる人の信仰を集めている。

休憩所の天井に舟が吊り下げられ、奉納された保津川企業組合の名と年月の

墨跡があった。

売り

休憩所の軒には氷柱が下がっていて、土間には焚火跡が見られた。

雪道を国分へ向かう。 途中のジグザグな急坂が意外にきつい。

 

下山の途中で子犬を連れた参拝者と会い、思わず 顔がほころぶ。ワンちゃんもポーズを取ってくれた。 

愛宕神社は、火の守護神として有名。ここは全国の本宮で神殿は鎌倉時代の建物といわれる。

  

ムササビが棲んでるといわれるご神木の千年杉。高さ29m、胸高幹周5m。

養仙寺(ほてい寺)門前の布袋尊。大きいお腹と福袋を担ぎほほえみ一杯の

布袋さんは七福神の中で唯一実在した中国の高僧。福徳円満、家内安全

特に子供の守り福の仏、福の神として、広く親しまれている。国内外から納め

られた布袋像は600体余りとか。

沢山の布袋様をみせてもらい、多くの福をいただいたリッチな気分で

帰路に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

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