水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

第59回響高槻句会

2009年03月20日 18時20分42秒 | 句会・吟行
   「ドックウィズスポット」シルクスクリーン ANNORA SPENCE
英国の若手女流作家のアノラ・スペンスの来日絵画展3月24日まで京都大丸にて

日時:平成21年3月19日(木)13:30~17:30
場所:総合市民交流センター

暖かい春の午後、高槻の市民交流センター(遊の工房)で第59回響高槻句会が開かれました。参加は8名(久子さん、哲雄さんはお休み)で、いつものように楽しい句会でした。席題は洋子さんのぶらんこ。今日の成績は、洋子さんの二句が4名の特選を獲得して高得点、また、響句誌の作品集も素晴らしく好調そのもののでした。2点句以上を示します。

13点句 犬の仔の耳柔らかく春の風 洋子
 6点句 春の月ビルの谷間を上りけり 捨ひろ
 5点句 ぶらんこの母子がゆれる昼下がり 洋子
 2点句 老いてなを口に嬉しき雛あられ 心太
     春泥を来て景ひらく畝傍山 ひろよし
     眼鏡にもゴビの砂塵や霾ぐもり よう子
     惜春やブルートレインラストラン よう子
     ぶらんこにもう一回とおさなかな 照子
     ぶらんこに揺られ大人の待ち合わせ 敬子

お気に入り 転がりて児の手の中に雛あられ  久子   
     
      
 
 
コメント (4)
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