ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

アウトランダー シーズン4

2019-01-30 14:31:07 | 映画


(ブログのテンプレートとタイトルを変えてみました。まだもう少し変えるかもしれません。
タイトル文字が小さいので何とかしたいのですが・・)


現在(2019年1月現在)、Huluで「アウトランダー」のシーズン4が配信中です。
これについては以前「旧ないない島通信(当ブログ)」でも書きました。

「アウトランダー 2016/6/19の記事」
「アウトランダー シーズン2 2016/7/17の記事」

それ以来、ずっとハマっています。もちろん、シーズン3も見終えて、今はシーズン4というわけ。

物語は1945年、第二次世界大戦直後のスコットランドから始まります。
主人公のクレアは夫と旅行に来ていたスコットランドで、クレイグ・ナデューンの丘にあるストーンサークルから、突然200年前にタイムスリップします。そして、スコットランドとイングランドの対立に巻き込まれ、スコットランドの戦士ジェイミーと出会い結婚することになります。現代に残してきた夫フランクとジェイミーの間で揺れ動くクレア。しかし、クレアは次第にジェイミーに惹かれていき・・

これ、ものすごく壮大な物語で、文庫本にして現在23巻まで出版されていますが、まだ翻訳されていない巻もあり、スピンオフ作品もあります。

ハマると大変なドラマ(及び小説)なので、見るなら時間のあるときに見始めることをお勧めします。

もうね、私の大好きなテーマがギュッと詰まったストーリーなんです。

タイムトラベル、ラブロマンス、ミステリー、冒険ファンタジー、そして、
イギリスとスコットランドの歴史、アメリカの近代史までも含む壮大な物語というわけ。

もちろんフィクションなのでどこまでが史実なのかは不明ですが(シーズン4ではジョージ・ワシントンなんかも登場)動乱の歴史に翻弄される男女の愛を描いています。

「高い城の男」(2017/6/21の記事)では、一人の女性ジュリアナを中心として、世界のあり様がもしかすると違っていたかもしれない、別の世界もあり得たかもしれないという設定で歴史を語っていて、こちらもすごく面白いのですが、原作がフィリップ・K・ディックということもあって骨太。
「アウトランダー」の方がラブロマンスに重点を置いた女性好みの物語といえるでしょう。

エミー賞、ゴールデングローブ賞も受賞しています。

さて、シーズン4も半ば過ぎまできました。あいかわらず波乱万丈の展開。
今回はクレアとジェイミーだけでなく、クレアの次の世代のブリアナとロジャーも騒動に巻き込まれていきます。
シーズン3くらいまでは原作を読んでいましたが、このシーズンは原作を読んでいないので、先が見えない。
先が見えないとやはりワクワクしますね。

原作を読んでから見るか、ドラマを見てから原作を読むか。
これって、ニワトリが先か、卵が先か、みたいな話ですが、
原作、もちろんいいのだけど、とにかく長い。長いけど、先が気になってついつい読んでしまうので寝不足になる。

でも、ドラマも同じで先が見えないので気になって仕方ない。
どっちが先かなんて決められない。

この「気になって仕方ない」という物語、
英語で「page-turner」と言いますが、こんな物語が書けたらどんなにいいだろう。

ただ、残念なことに、日本では早川書房がヴィレッジブックスから出版権を買い取ったにも関わらず、最初の3編(「時の旅人クレア」)のみで、続編が出版されていないため、ヴィレッジブックスの続編がものすごく高騰しています。

「アウトランダー」のファンを増やして何とかして早川書房に続編を出してもらいたいものです。

ちなみに、スピンオフのロード・ジョン・グレイを主人公にした小説も読みたいのだけど、こちらも手に入りにくいようです。

ロード・ジョン・グレイがまたいいのよねえ。
どんなにいいかはぜひドラマを見てみてくださいね。

コメント
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