暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

刑事物語2/りんごの詩

2013年04月06日 21時35分26秒 | 邦画>★★
1982年/邦/杉村六郎/武田鉄矢 園みどり 酒井和歌子 玉野叔史
2013年3月25日 テレ東午後のロードショー〔春休みSP・刑事物語2~5一挙放送!!〕

【あらすじ】
片山元(武田)は、青森県弘前中央署に赴任していた。札幌での一億円強奪事件の手掛かりとなるリンゴの種を鑑定すべく、片山は市内にあるりんご試験場のお世話になる退屈な係に任命された。しかしそこで片山は、そこの研究員忍さん(園)に一目惚れし、そこそこイイ仲になりました。
ところが試験場は、謎の黒ずくめ3人組に襲撃された。片山のりんごを死守しようとした忍さんは、犯人のバイクに引き回されて死んでしまう。
なんだかんだで謹慎処分となった片山は、苛められっこ少年タケシ(玉野)と肉体鍛錬に励むようになった。タケシは母一人子一人の母子家庭で、片山を父のように慕う。おうちにお呼ばれした片山は、彼の母澄江(酒井)が一億円強奪事件の犯人一味だったことを明かされる。そして彼女以外の犯人が、忍さんを殺した黒ずくめ3人組で、澄江の命をも狙っていることを悟る。澄江とタケシを助けるべく、そして忍さんの仇を討つべく、一味をおびき寄せてハンガーヌンチャクで大暴れ!


午後ローは今週、刑事物語一挙放送ウィーク。とはいっても第1作は放送されない。確か地獄のサーキットを始めた当初にも同様の企画があって、その時もやっぱり第1作が放送されなかった。<聾唖のトルコ嬢>なんていうキワモノがマドンナだったためか。もっとも、版権の所持会社も別なようだけど。かつては、規制を入れつつちゃんと地上波で放送していたということだから、思い切って放送しようぜ。午後ローなら大丈夫だって!それにしても、何故<春休み>が刑事物語なのだろうか…?
武田鉄矢のカンフー(風)アクションというのがかなりハズカシイ作品なのだが、何故こんなオファーが鉄矢に?…と思いきや、原作を書いたのが鉄矢自身、つまりやる気満々のセルフプロデュースなのだった。アクションしてなかったら、若い分それなりに可愛らしく見られたのに。
タケシ少年の半ズボンはパンツが見えそうなくらいのパツパツハイカットで、ショタへのサービスが伺える。あんなお色気半ズボンだから、苛められるんだよ…。
当時鉄矢が、森田一義アワーの友達の輪に登場した際、ハンガーヌンチャクをこれ見よがしに(というか打ち合わせ通りに)披露してくれやがったのを、いやが上にも思い出す。そういえばタモリ一義(クレジットママ)も出演していたはずなのだが、どれなのか分からなかった。惜しい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雲霧仁左衛門 | トップ | 刑事物語/くろしおの詩 »

コメントを投稿

邦画>★★」カテゴリの最新記事