暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

その男ヴァン・ダム JCVD

2016年06月21日 22時17分32秒 | 洋画>★★★
2008年/ベルギー・ルクセンブルク・仏/マグルク・エル・メクリ監督/ジャン=クロード・ヴァン・ダム フランソワ・ダミアン ジネディーヌ・スアレム カリム・ベルカドラ ジャン=フランソワ・ウォルフ
2016年6月11日 テレ東サタ☆シネ

【あらすじ】
ジャン=クロード・ヴァン・ダム47歳。かつてのアクションスターも今はB級の常連、何度目かの離婚調停で親権争いの真っ最中である。
そんなヴァン・ダムが、故郷ブリュッセルに帰ってきた。そして郵便局で…強盗をやらかす!
実はたまたま入ったところが強盗襲撃の真っ最中だったのでした。強盗たちも、突然のヴァン・ダム参戦に興奮するやら困惑するやら。とりあえずヴァン・ダムが強盗だと勘違いされてるのをいいことに、彼を警察との交渉に使用した。ヴァン・ダムも、リアリティを持たせる演出だとかうまいこと言って、身代金として自身の弁護士費用を支払わせたりしたりして…。
果たしてヴァン・ダムvs強盗、そして事件の行方は。リアルと虚構の間で、ヴァン・ダムが愚痴る…!!!


これ実は、劇場で観たかったやつなんだよねー。銀幕を彩ったアクションスターたちが歳とって落ちぶれていく中、「エクスペンダブルズ」「RED」のように<若いモンにゃ負けん>という意地を見せず、敢えて「ジャン=クロード・ヴァン・ダムすっからかん」な自虐を描いた秀逸な作品。
今作をもって、とっつぁんアクションスターの中ではヴァン・ダムが頭ひとつ出た印象も。1回こっきりの自虐パロ、よくぞやってくれた!
コメント