暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

シェルタリング・スカイ The Sheltering Sky

2015年02月22日 22時46分00秒 | 洋画>★★
1990年/英/ベルナルド・ベルトルッチ監督/デブラ・ウィンガー ジョン・マルコヴィッチ キャンベル・スコット ティモシー・スポール ジル・ベネット &ポール・ボウルズ
2015年2月9日 日テレ映画天国

【あらすじ】
第二次大戦直後、モロッコあたりへやってきた3人の旅行者。作曲家のポート(マルコヴィッチ)と作家のキット(ウィンガー)は結婚生活10年になる夫婦で、友人のタナー(スコット)は二人の友人でありビジネスマンである。夫婦は滞在期間を特に決めておらず、気ままに北アフリカを周遊しようというもやっとした予定。カフェで白人青年エリック(スポール)とその母(ベネット)が白ベンツで参戦、移動の友となったりならなかったり。
旅先で大胆になっちゃったキットはハンサムなタナーとなんか怪しい雰囲気、一方ポートは娼婦の客引きがスリの組織だわ妻との旅のはずが白豚&ババア相手だわ、挙句パスポートを紛失して疫病に罹ってなんとキットの看病虚しく客死してしまう…!?


まあベルトリッチの偉大さなぞ知りもしないわけで、とりあえず「ラストエンペラー」の監督程度の認識である。もっとも、それ以外の監督作を観ていないのだからしょうがない。今作も、「ラスト」に引き続き坂本龍一が音楽を担当している。
ジョン・マルコヴィッチは<寄り目のハゲ>という認識であったが、この頃はまだ髪の毛があった。なかなかハンサムである。「マルコヴィッチの穴」で<セクシー>と言われていたのが、ようやく納得できた。
キャストに<&>で区切って書いた<ポール・ボウルズ>という人物だが、今作の原作者である。カフェにいるおじいさんで、ナレーションもしている。この映画における神様みたいな人なので、一応書いておきました。ぱっと見、「ボールズ・ボールズ」みたいである。
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