暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

そして父になる

2015年02月14日 21時49分11秒 | 邦画>★★
2013年/邦/是枝裕和監督/福山雅治 尾野真千子 二宮慶多 リリー・フランキー 真木よう子 黄升 中村ゆり 田中哲司 樹木希林 夏八木勲 風吹ジュン
2015年2月7日 フジ土曜プレミアム

【あらすじ】
大手ゼネコンネクタイエリートの野々宮良太(福山)には、愛妻みどり(オノマチ)との間に6歳になる愛息慶多(二宮)がいる。
が、青天の霹靂。なんと慶多は実の子ではないという。病院から取り違え事故があったとの連絡があったのでした。本当の子は、群馬の地方都市で家電商店を営む斉木家の長男として育てられていた。
不器用ながらもお行儀良く育てた慶多と、リリー・フランキーのもとでガサツに育った子を交換せねばならない。みどりも「親なら気付くだろ」といった陰口に耐え、仕事に逃げる夫に不満を募らせながら<子の交換>というやるせない問題に頭を悩ませる。
果たしてこの二組の家族は、いかなる術を持ってどう落ち着くのか。親子のあり方、家族を考える。


実話に基づき、現代版にアレンジして創作された脚本。カンヌ映画祭に出品され、審査員賞を受賞したそうな。審査員のスピルバーグさんは子どもが好きだから…あ、リメイクもしてもらえるらしい。
私は子どもがいないので、きっとこの作品の半分も意義を理解できていない。だからこう思う。
改めて交換なんかしないで、そのままお互い養子にでもなればいいじゃん。大きくなればまた心境も変わるんじゃない?
そういうもんじゃないんだろうな。私には「ふたり鷹」くらいでいいか。
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