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ウォンテッド Wanted

2014年10月04日 21時39分09秒 | 洋画>★★
2008年/米/ティムール・ベクマンベトフ監督/ジェームズ・マカヴォイ アンジェリーナ・ジョリー モーガン・フリーマン テレンス・スタンプ トーマス・クレッチマン
2014年8月23日 フジ土曜プレミアム

【あらすじ】
ウェスリー・ギブソン(マカヴォイ)は、冴えないサラリーマンであった。ところがある日フォックスと名乗るお姐さん(ジョリー)が現れ、暗殺者として父譲りの素質を持ってるからとスカウトされた。組織の名は<フラタニティ>。ハタオリ職人を起源とし、1000年の歴史を持つという。世にはびこる危険人物を抹殺し、世界の秩序を守ることが使命なんだそうな。<運命の織機>と呼ばれる不思議なハタオリ機で織られた布に暗号の形で出された名前を、組織のボススローン(フリーマン)が読み取り標的は決定されていた。
ウェスリーは幼児期に父と生き別れていたが、なんと父がこの組織に所属する優秀な暗殺者で、つい先日クロス(クレッチマン)という元メンバーの裏切りに遭い殺されたのだとか。
父の不幸を知ったウェスリーは、がぜんやる気になった。打倒クロスを旗印に、厳しい特訓を受け暗殺テクを身につけていった。そして遂に、クロスの手掛かりを得る。罠と知りつつ、懐へ飛び込むウェスリー。しかし織機によるフォックスの次の暗殺指令には、ウェスリーの名前が…!?


これまた中二な作品。フリーメイソンがモデルと思われる組織が必殺仕事人で、選ばれし血統を持つことを知った主人公が<実は父親>という敵と対決するとか。スローを多用のスタイリッシュアクションで、「リベリオン」の<ガン=カタ>を超える必殺技<曲がる弾道>を発明したりとか。
もうほんと内容は無きに等しくて、ただアクションを笑って楽しむだけの映画かと。モーガン・フリーマ~ン!
ちなみに続編の企画もあったらしく、というか今作は<フラタニティ>と<曲がる弾道>の紹介編みたいなもんだろうと素人目にも想像できるしな。ところが死んだはずの役を再度打診されたアンジェリーナさんが、「続編も前作と全く同じことをすることになるだろうから、役に興味がわかない」と出演を拒んだ(ウィキペディア様より引用)という冷静な判断の末企画がボツったそうな。
そりゃそうだよ!
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