気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。
諸般の事情で絶賛引きこもり中。

やっぱり・・。

2008-05-01 09:47:18 | その他

今回も、政治の話。
と言っても、自己流の解釈による勝手な意見なんだけど、今回まで我慢してね・・。


やはりというか、なんと言うべきか・・。
自民党のゴリ押しによって、暫定税率が復活してしまった。

つまり、彼らは国民生活や、立法時の趣旨より、自分たちの既得権益を優先させた訳だ。
福田首相は、色々と言い訳をしていたが、ハッキリ言って全て大嘘。
金持ちの政治家の息子として生まれ、何不自由なく暮らしてきた、今も物価上昇やガソリン代の上昇とは無縁の生活をしている彼らに、一般市民の生活の若労が分かるはずもない。

又、「苦渋の判断・・」とは、ただの言い訳iしか聞こえない。
苦労しているのは、党内の道路族の大物議員を、一般財源化に向けてどう押さえていくか、と言う事だろう。
いざとなれば、首相を辞め、知らぬ顔を決め込みつつ、裏から権力を振るえばいいのだから。
今までの首相経験者がそうであったように・・。

「無駄の排除に向けて、云々。」との言葉も聞き飽きた。
無駄遣いが発覚するたびに同じ言葉を言い続けているが、その後も次々と発覚する無駄遣い。
つまり、根本的な対策を何もやっていないと言う事だ。

(地方住民にとっての) 本当に必要な道路建設の為の財源確保は、無駄遣いを完全に無くせば確保できると思うし、もしそれでも本当に足りないと言うなら、そのときは税の新設も納得しよう。
ただし、無駄遣いを完全に無くす制度の確立と、その確認の為の情報の完全な開示が前提条件となるのは、当然の話である。

今回の暫定税率の復活で喜んでいるのは、関連官庁の役人共と道路族議員、建設業者ぐらいの物であろう。
それも、途中 (丸投げ等) で利益を抜かれ、地方に落ちる金は微々たる物ではないのかな。

一般財源化にしてもその実態は、贅沢をしている道路族議員や関係官庁、そこに密着している一部業者を見て、他の官庁、族議員とその周りの業者が「こちらにも回せ!」とほざいたからに過ぎない。
予算配分の公正化とその監視の為の根本対策を実施した後で無ければ、又無駄遣いの温床になるだけであろう。

そもそも、暫定税率の期限切れの混乱は、昔から (その在り方についても) 問題になっていたのに、数に物を言わせた自民党が、はじめから税率の維持ありき (取り易いから) で、議論をしようともしなかった事にその原因がある。
今回は、参議院で過半数を取れなかった為、上手く誤魔化せなくなっただけなのである。
今まで誤魔化し続けて根本的な議論 (ガソリン税にも消費税がかかっていると言う二重課税の問題も含めて) を放り出しておいて、切羽詰まった所で問題が表面化したら「参議院できちんと議論してくれ無いから期限切れを迎え、税収が不足し、国民生活に悪影響が出る。」との言い種は、責任転嫁も甚だしい。
根本的な税制の議論を今まで放り出し、 (無駄遣いの温床と化している) 暫定税率維持前提の議論しかしようとしなかったくせに、である。


参議院の否決 (見なし否決を含む) を待って、衆議院での優位 (某"パフォーマンス"<国民に痛みだけを押しつけただけの>総理大臣の置きみやげ) を利用しての再議決を繰り返す自民党のやり方を見ていると、参議院って何の為に有るの?と思うのは、俺だけだろうか。

そのうち、 (選挙前までに) 総理の首をすげ替えてほとぼりを冷まし、前政権に責任をなすりつけ、「新たに自民党を作り直します!」とか何とか言って逃げるんだろうなぁ。
もし、選挙で負けたら、民主党の一部議員を切り崩し、懐柔して自民党に引き戻し、優位を確保しようとするのだろう。
いや、民主党との連立を目論む可能性の方が高いかな。
公明党は、バックの組織が有るから、大きくは変動しないだろうし。

自民党は、大敗しなければならないと思うけど、かと言って民主党が大勝しても良くないような気がする。
自民党 (+公明党) と、民主等の議席が拮抗したら、それはそれで"大連立構想"がまたぞろ復活しそうな気がするしね。
または、公明党が民主党と連立を組もうと画策するのかな。
悩ましい所ではある・・。
って、俺が一人で気に病んでも、どうこう成る話では無いんだが。


P.S.

先日の自民党へのメールの返事。
思いっきりひねくれて意訳したつもりだったのだが、ひょっとして"当たらずとも遠からず"だったのか?

コメント
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