ううっ、つい魔が差して買っちゃったよ・・・。
いや、正確には落としちゃったと言った方か良いのか。
前々から手に入れたかった Nikon のレンズ、AI Nikkor 45mm F2.8P (シルバー) 。
綺麗な状態の物が割と安くヤクオフに出てたんで、ついついポチっちゃった・・・。
正直に言うと、あの値段で落ちるとは思ってなかったんだ。
他に出ていた同じ物は大体4万円ほどの値付けになっていたんだけど、これは "極上品" とのうたい文句で即決価格は5万円だった。
それが35500円で落ちちゃったんだ。
で、すぐに決裁手続きをして到着を待ってたんだけど、それが本日届いたのだ。
モノはうたい文句通り、外観もレンズもとても綺麗な状態。
まあ、レンズの状態は写真で確認出来てたし、出品者が "良い評価100%" の方だったんで、余り心配はしてなかったんだけどね。
早速 D7500 に付けてみたところ。
これは通称 "パンケーキ" レンズと呼ばれる物で、この状態だと余り薄くは感じないんだけど、NCフィルターとレンスフードが付いている為で、この二つを外すと大体今の 2/3 程度の厚さになるんだ。
この厚みなのでフォーカスは当然マニュアル。
でも、CPU搭載の Ai レンズなので、絞りのコントロールはカメラ側から出来るし、AEもしっかり動作する。
なので、マニュアル操作なのはピント合わせだけ。
で、早速試し撮り。
部屋にあった素焼きの加湿器を撮ってみた。
f2.8 1/15秒 絞り優先AE。
画像が小さいんで分かり難いが、絞り開放でこのシャープさ。
色のノリも良くボケも中々綺麗で、何より抜けが良い!
3群4枚構成で、レンズ枚数が少ないのが原因なのかな?
フォーカスがマニュアルなのでサクサク撮るとは行かないが、フォーカスエイドが効くのでピントは合わせやすい。
単焦点レンズなので収差も気にならないし、周辺光量落ちも見られない。
と言っても、D7500 は DXフォーマットだしこれは判らないか・・・。
(DXフォーマットはフルサイズのFXフォーマットと比べてセンサーが一回り小さい為、レンズの中央部しか使わなくなるので、周辺の画像の荒れが出にくいのだ。)
と言う訳で、D850で撮ってみた。
f2.8 1/8秒 絞り優先AE。
ありゃ、蛍光灯の下で撮ったんで緑被りしてる・・・。
慌ててホワイトバランスを再調整。
なるべく撮影条件はそろえたんだけど、写っているにゃんこの大きさが違っているのはDXフォーマットとFXフォーマットの違いが原因。
DXフォーマットはFXフォーマットに対して画角が1.5倍になる。
まあ乱暴に言うとDXフォーマットの方が被写体が1.5倍大きく写るんだ。
うん、やっぱり良い写りだなぁ。
収差による像の歪みも判らないし、周辺光量落ちは・・・、この構図じゃ判らんか ww
こうやって撮り比べてみると、D7500の方が記憶色に近い色合いの画像を吐いてくれるのが判る。
D850 のホワイトバランスを再調整したモノの方が実際の色合いには近いんだけどね。
何はともあれこのレンズ、既に絶版になって久しいんだけど、発売当時は色々あって買えなかったんだよね。
それからず~っと欲しかったんだけど、念願叶って今回こうして状態の良い物を手にすることが出来た。
これもきっと何かの縁なんだろうね。
これが良い縁になると良いなぁ。